法案寺から三光神社へ
8月13日、弁財天を祀る法案寺(大阪市中央区)に参拝した後、同じ中央区にある三光神社に向かいました。
この三光神社のご本殿には「天照大神」、「月読尊」、「素戔鳴尊」つまり姉弟三神が祀られていますが、七福神の一、寿老人(寿老神)を祀る神社であり、法案寺と共に大阪七福神に名を連ねる神社です。
▼ 階下から本殿を拝む
▼ 寿老人(寿老神)
真田信繁ゆかりの神社
この三光神社、今年は特に注目されていますが、その理由はNHK大河ドラマの「真田丸」ですね。
大坂の陣の際、真田信繁が築いた出城である真田丸。
三光神社が鎮座するちょうど西側は、真田丸があった場所とされています。最近の研究で真田丸の位置がほぼ特定されました。
現在でもこの付近は「真田山」という名称で呼ばれています。
三光神社が鎮座するちょうど西側は、真田丸があった場所とされています。最近の研究で真田丸の位置がほぼ特定されました。
現在でもこの付近は「真田山」という名称で呼ばれています。
伝説の「真田の抜け穴」
また、ここには伝説の名所があります。
それは「真田の抜け穴」。
三光神社のホームページには以下の説明が記されています。
「大坂城の出城のあった処で慶長元和の大阪合戦の頃真田幸村が此の地に偃月城(えんげつじょう)と名付ける塁を定め本城よりここに至るまで地下に暗道を設けたと言い伝えられ今なおその跡を三光宮鎮座の階下にあり。」
真偽については様々な説があるようですが、まさに戦国時代の謎の一つ。
大河ドラマ「真田丸」は、この時期(8月のお盆のころ)から徳川家康の天下統一に向けた活動が活発化し、これに伴い真田信繁との対立も深まっていくものと思います。
あの時代の雰囲気を感じさせるここ三光神社。
一度参拝に訪れてみてはいかがでしょうか。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。