このブログのタイトルに用いている聖地巡礼とは、バイク情報番組「Like a wind」で紹介されたツーリングスポットをバイクで巡る旅のこと。
なので、映画やアニメの舞台となった場所のことではありません。
2017年初夏にこの番組で紹介された九州のスポットを巡るツーリングを敢行して以来、Like a wind聖地巡礼に憑りつかれ、僕のバイク乗りとしてのライフワークとするようになりました。
▶ Like a wind 聖地巡礼ツーリングの記録
関西ローカルのTV局・サンテレビで、毎週日曜日 24時15分からOAされている「バイク情報番組」です
ツーリングスポットの紹介を中心に、様々なバイクイベントを企画・運営したり、レース(ライクアウインドGP)の開催やオリジナルグッズの販売なども行っています。
オンエアの翌日にはYouTubeでも同じ番組を配信しています。
詳しくは以下のリンクからどうぞ。
では、以下に僕とLike a windとの出会い、そしてLike a wind聖地巡礼をするようになった由来などについて説明します。
想い出話のようなものですがご覧いただけると嬉しいです。
番組との出会い
僕とこの番組との出会いは偶然の賜物でした。
2014年の春先のとある日曜の深夜、テレビの電源を入れたところ、そのチャンネルはたまたまサンテレビ(関西のローカルTV局)であり、放送されていたのが「Like a wind」でした。
後に僕が大ファンとなるサザキヒロシさんと番組スタッフとの掛け合いが面白かったことや、15分番組という手軽さから、これ以降、日曜日の夜のこの番組を毎週楽しみに視聴するようになりました。
この時をきっかけにLike a windを視聴し始めてから10年目になります。
これまでほぼ毎週欠かさずに、日曜深夜の24:15からオンタイム(#ライクなう)で500本近くのオンエアを観てきました(2023年10月現在)。
フェリー旅への憧れ
高校1年生の時に自動二輪(中型)免許を取得し、以降も断続的にはバイクに乗っていたもの、結婚を機にバイクからは遠ざかっていました。
しかし、この番組を観たことで「またバイクに乗りたいな~」と思うようになったものの、バイクにリターンすることってそんな簡単なものではありませんでした。
そして、お金の問題はともかく、妻にどのように言い訳をするか、その妙案が思いつかないまま月日が流れていきました。
しかし、2015年の初夏、僕の人生に大きな影響を与えるオンエアに出会うことになります。
それは「サザキヒロシ&峰のりえ 九州ぐるっとツーリングの旅」というタイトルで5週に亘ってオンエアされた「フェリーさんふらわあで行く九州を縦断するツーリング特集」でした。
ライクアウインドでは、それまでも定期的に九州へさんふらわあで行くツーリング特集は何度かオンエアしていたのですが、これほどに強烈に印象に残った回はありませんでした。
特に、このシリーズの最終回のラストのカットでナレーターさんが言った「今度は皆さんが出かけませんか?」という言葉がとても印象的で、「出かけてみたい」「僕もこんな旅がしてみたい」と強く思うようになりました。
バイクにリターン
それからちょうど1年が経過した2016年の春、もう堪えきれなくなった僕は勇気を出して妻に「バイクを買いたい」と申し出てみました。
すると意外にあっさりと許可が出ました。
この思い悩んだ長い年月は何だったのかと思うほどのあっさりとしたものでしたが、それは約20年ぶりのバイクへのリターンが叶った瞬間でした。
そして2017年6月には、2年越しの念願だった九州ツーリングを敢行。
もちろん、行きと帰りはフェリーさんふらわあに乗船しました。
この時に企画したのが、リターンへの大きなきっかけとなった「サザキヒロシ&峰のりえ 九州ぐるっとツーリングの旅」で紹介されたツーリングスポットを訪ねる旅でした。
それまでは、ロングツーリングはおろか、フェリーに乗ってツーリングに行くなど思いもよらなかった僕なので、その時の楽しさと感動は筆舌にし難いものがありました。
これが僕の「Like a wind 聖地巡礼の最初」でした。
肝付町ツーリング
この年の7月、さらに僕のバイク乗りとしての人生を大きく変える出来事がありました。
それは、「Like a wind」×「フェリーさんふらわあ」×「鹿児島県肝付町」によるコラボ企画の「サザキ&アヤセンと行く肝付町ツーリング」というものでした。
関西の一般ライダー25名をサザキヒロシさんとアヤセンの二人が先導し、その集団で大隅半島をツーリングして、ご当地の魅力を全国に伝えるというものでしたが、僕は幸運にもその25名に加わることができたのです。
この時の模様は、2週にわたってLike a windでオンエアされました。
運命の出会い
この旅の往路のさんふらわあ さつまの中で、運命の出会いがありました。
その相手は、Like a windの企画および制作の主要スタッフにして、たまに出演もする「重岡達也氏(通称:しげっち)」でした。
詳しい経緯は割愛しますが、しげっちが僕のブログを読んでくれていて、僕がLike a windを参考にした九州ツーリングに行ったこともブログを通じて知ってくれていたことも分かりました。
しげっちは番組スタッフとして、僕が番組を参考にしてツーリング企画をしたことを嬉しく思ってくれたようですが、どう考えても嬉しいのはそんなことを知ってくれていた僕の方でした。
憧れだった番組の企画に参加でき、そして、しげっちや他の番組スタッフさん達ともいいい交流が出来たことは僕のLike a wind愛をさらに深めることにもなりました。
そして、しげっちを始め、名曽野来太プロデューサー、下埜ディレクター(シモD)、カメラの井上氏(イノッチ)、音声の木村氏(ガクちゃん)などとも懇意にして頂くことになり今に至っています。
この時「Like a windで紹介されたスポットを巡っていくこと」を強烈に意識し始め、それ以来、このことを自分のバイク乗りとしてのライフワークにしようと考えたわけです。
命名:聖地巡礼
この翌年(2018年)の大阪モーターサイクルショーでは、Like a windのブースが出展されており、ご挨拶に行ったところ、そこでは前年の肝付町ツーリングの模様がモニターで映し出されていました。
そして、そこにはラストのカットでインタビューに答えている僕の姿がありました。
そのモニターに映った自分の姿を見て「あ!オレや」と思わず呟いた僕を見たLike a windの女性スタッフさんが僕に「もしかして聖地巡礼のライダーさんですか?」って言ってくれたのです。
彼女も僕が番組を参考にして九州ツーリングに行ったことや、肝付町ツーリングに参加させてもらったことを知ってくれてたようです。
ホントに嬉しかったし、有難かったし、Like a windに出会えて良かったと心からそう思いました。
そして、その時以来「聖地巡礼ライダー」のネーミングを使わせてもらうことし、ブログタイトルも「聖地巡礼のバイク旅」と変更しました。
聖地巡礼のバイク旅は永遠に
僕は2014年以降に同番組で紹介されたスポット(Like a wind聖地)をエクセルでデータベース管理しており、2023年10月現在でDB登録している聖地は550ヶ所以上となっています。そして、これまでに200ヶ所以上を聖地巡礼してきました。
DB数に追いつけることは無いと思いますが、これからも日本全国のLike a wind聖地を巡る旅を続け、そのレポートをこのブログでしていきます。
今後とも「聖地巡礼のバイク旅」をどうぞよろしくお願いいたします。
(おわり)