お盆の期間は自宅でおとなしく
お盆の時期に入ると我が家は仏壇への供え物で朝から夜まで、
妻は大忙しになる。
我が家の古くからの習慣で、家に帰ってこられたご先祖様に、
朝・昼・夜のご飯に加え、3時にはおやつもお供えするのだが、
なのでこのお盆の期間は「休み」という概念は全く当てはまらない。
私は何もできないので、妻に任せっきりで、この点に対しては頭が上がらない。
言葉に出しては言わないけど、いつも感謝している。
そんな中、さすがにツーリングには行けないし、行っても道路渋滞が予想される。
そこで思いついたのが、「法案寺の弁財天さん」詣で。
弁財天さんと言えば、七福神の一神で「財宝」や「才能」を司る神様として有名だけど、
この法案寺の弁財天さんは、「大阪七福神」の一神に数えられる。
この話はまた後で。
アクションカメラのテストも兼ねて大阪市内を走行
バイクで行く先々の風景や瞬間をカメラに収めることも、ツーリングの楽しみの一つだと思う。
また静止画だけではなく、走行の動画も収めて後で楽しみたい。
それと、ドライブレコーダーとしての機能としても活用したい。
こんな自分の欲張りな気持ちを満足させてくれそうなカメラが発売された。
それがソニーのアクションカメラ「AS300」。
早速購入して、マジェスティに装着してみた。
今回の法案寺の弁財天さんへの道中をそのテスト撮影の機会にしてみた。
これがなかなか面白い。
そして、意外とうまく映っている。ブレに対する機能がしっかりしていることは驚き。
一方、問題点もいくつかあって、まずバッテリーが1時間半程度しか持たない。
防滴という機能の為に充電しながらというのは現実的ではないので予備バッテリーが必要になる。
その他、細かいことを言えばキリがなが、全体的には満足できる範囲。
ということで、今回の法案寺までの約30分の道のりを5分程度に編集してみた。
ソフトはソニーの無料版のAction Cam Movie Creater。
そして編集の腕は全くの素人だけど、見よう見まねでやってみた。
今回、BGMには敬愛する歌手のサザキヒロシさんの代表曲である「花火」のインストゥルメンタル。
歌が入っていないので著作権の問題はクリアできていると勝手に判断しているのだけど、問題があればすぐに削除します。
法案寺に到着、そして参拝
速、境内に入り、本堂、弁天堂の順にお参りをさせていただいた。
▼左手奥に本堂、中央に弁天堂、右手に見える鳥居は弁財天神社
元々のご本尊は薬師如来ですが、現在は仮本堂に聖観音と歓喜天が祀られている。
この歓喜天は「日本橋の聖天さん」と呼ばれて多くの方々の信仰を集めているそうだ。
さて、今回のお参りの目的は弁財天さん。
元々弁財天はヒンズー教の神様だが、日本に伝来し仏教、そして神仏習合にて神様としても祀られるようになったの。
よって、仏教としての弁財天、神道における弁財天が各地の社寺にてお祀りされている。
この法案寺では、本堂の横にお堂があり、ここには仏教における弁財天さんが祀られ、さらにその隣には弁財天を祀る社がある。
つまり、仏教における弁財天と、神道における弁財天とが祀られている、とても貴重な寺社と言える。
▼弁財天さんのお堂
▼弁財天神社
大阪七福神の弁財天
この法案寺は、大阪の有名繁華街である「宗右衛門町」からすぐの場所にある。
そして本堂の喜天は「日本橋の聖天さん」と呼ばれて多くの方々の信仰を集めていることは前述のとおり。
この法案寺が有名なのはもう一つの理由がある。
それは大阪七福神の一としての弁財天を祀る寺社であるという事。
・大国さんは大国主神社(浪速区敷津西)
・戎さん(えべっさん)は今宮戎神社(浪速区恵美須西)
・布袋さんは四天王寺(天王寺区四天王寺)
・寿老人さんは三光神社(天王寺区玉造本町)
・福禄寿さんは長久寺(中央区谷町)
・毘沙門天さんは大乗坊(浪速区日本橋)
そして
・弁財天さんはこの法案寺(中央区島之内)
▲ このポスターは三光神社の公式HPから引用させていただいた
このようにバイクなら半日(歩いても一日で十分)で回れる範囲にこの大阪七福神を祀る社寺がある。
私は一昨年に大阪七福神を参拝し、7か所の御朱印を色紙に頂いて額に入れ玄関に飾っている。
近くに住んでおられる皆さんなら、思い立ったらすぐに回れますよ。
このあと、同じく大阪七福神の一である寿老人を祀る「三光神社」に向かった。
この三光神社は、今年のNHK大河ドラマ「真田丸」の主人公・真田信繁(真田幸村)に深い縁がある神社だが、その話はまた後日にしたいと思います。
今回も最後まで読んで頂き有難うございました。