聖地巡礼のバイク旅

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初秋の淡路島一周ツーリング (前編)

 
こんにちは。今日もお越しいただきありがとうございます。
やる時はやる!って感じで、2日連続のブログ更新です。
 
さて昨日のブログでも触れたのですが、
バイク情報番組Like a Windの企画(鹿児島県肝付町ツーリング)で一緒に走ったメンバーと
9月30日(土)に淡路島を一周してきました。
 
そのことを2回にわたって書いてみようと思います。
 
 

■ 再集結した肝付町ライダーズ

7月末に行ったあの鹿児島県肝付町ツーリング。
 
一緒に走ったメンバー達(全員ではありませんが)とはLINEを通じてほぼ毎日、
何らかの話題で盛り上がっています。
 
その一部のメンバーで企画を行い、今回のツーリングが実現しました。
 
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既に8月には、8名で伊賀上野青山高原ツーリングに出掛けてきました。
つい最近も女子ライダー達だけで南丹京都府)~篠山(兵庫県)あたりをツーリングしてきたそうです。
 
あれから2か月が経過した今でも繋がっていられることは本当に素晴らしいことだと思います。
 
そして、メンバーの中では年配(最年長ではありません!)の僕と付き合ってくれるみんなにお礼を申し上げたいと思います。
 
 
 
■ 今回の参加者は10名(8台)
 
日程だけは先に決めて、行先は色々な意見を踏まえ、最終的に淡路島に決定。

ETCが無いと明石海峡大橋の通行料が高いとか、
場所が西に寄り過ぎていて京都以東のメンバーは参加しにくいとか、
色々な意見はあったものの何とか10名(8台)の参加を得て実現する運びとなりました。
 
本当はあと2名(2台)の参加を見込んでいたのですが直前の体調不良などがあり、
最終的には10名(8台)となりました。
 
心配していた天候(雨と風)も問題なく、むしろ絶好のツーリング日和。
予想以上の素晴らしいコンディションの中、いい思い出を作ることが出来ました。
 
 
 
■ AM9:30 垂水パーキングエリア
 
大阪府内や西宮方面からの参加者が多いので、集合場所は第二神明道路の垂水PA
 
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いっそのこと、淡路島の淡路SAでの待ち合わせでも良かったのですが、
みんなで明石海峡大橋を渡りたい(そのシーンを撮りたい)ということもあり、垂水に決定。
 
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加古川から来る"あきお君"(買ったばかりのWR250R)のみ淡路SA待ち合わせとなりましたが、
7台(9名)が垂水から一緒に走ることになりました。
 
 
 
 
明石海峡大橋デビュー
 
実は僕にとっては、バイクで渡る初めての明石海峡大橋

淡路島やその向こうの徳島に車で行ったことは数知れず。
しかし、バイクでは今回初めて渡るのです。
 
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天気さえよければ、絶景の中を走ることになるのでワクワクの世界最長のつり橋。
一方、風が吹くと超~怖い道路でもあります。
 
なので、前日の段階で明石付近に強風の予報があればこのツーリングは中止する予定でした。
ただ、この日は無風に近い微風。
 
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デビューの僕を温かく出迎えてくれているようでありました。
 

■時計回りに淡路島を一周
 
今回のルートは、淡路SAから淡路島を時計回りに一周し、
たこせんべいの里」(淡路市)~「諭鶴羽山」(南あわじ市)~
うずの丘(絶景レストラン)」~「道の駅・うずしお」~
慶野松原」を経て「淡路サンセットライン」を走り、
北淡にある「道の駅・あわじ」を目指すというもの。
 
これは、"yo-c"ハヤブサ)が作成してくれたCGが分かり易いので、こちらをどうぞ。
 

 

 
 
■今回の参加ライダーたち

プレゼンテーション1


■第一の目的地「たこせんべいの里」
 
北淡から海岸沿いに南下をしていきます。
その途中にかつては淡路島の大仏様として有名になった「平和観音寺(跡)」の前を通ります。
天気が良ければ大阪からも見える高さ100mの観音像。
 
巡礼ライダーとしては、今や廃墟と化したこの寺院跡と観音様を見るのは忍びないのです。
ただただザンネン…
 
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さて、まず目指す場所は「たこせんべいの里
 
営業時間 9:00~17:00 年中無休(但し大晦日は15:00まで)
所在地 兵庫県淡路市中田4155番1
 
企画段階で、淡路島ではどこに立ち寄るのか、どこでランチを摂るのかなど様々な意見が寄せられたのですが、M姐さんティー)が「ぜひ行ってみたい」とリクエストしてくれたのが、ここ。
 
津名港から山手に入ったところにあります。
 

 
タコは明石海峡の名産ですが、そのタコをせんべいに加工してうる直売所。
 
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なんと40種類ものたこせんがあるそうです。
店内ではすべてのたこせんの試食が可能です。
コーヒーの無料サービスなどもあってツーリングの立ち寄り先としては最適です。
 
 
 
 
■洲本の海岸線は快適だった
 
たこせんべいの里では、無料でたくさん試食させて頂き、無料のコーヒーまでご馳走になって大満足。
一応、申し訳程度にお土産を買いましたよ、念のため…
 
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さて、ここからはまた海岸線の方へと戻っていきます。
 
R28~K76を通り、色々な意味で淡路島の中心ともいえる洲本市を経由して南下していきます。
 
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途中、洲本温泉街や洲本城址の傍を通っていくのですが、
大浜海水浴場を過ぎたあたりから海の色が明らかに変わってきました。
 
海の神秘的な群青色と空の青とのコントラストは見事としか言いようがありません。
 
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■由良から山越えで南あわじ市
 
洲本市街からさらに南下していくと、由良の町があります。
ここは紀伊水道を挟んで和歌山と最も接近する場所で、紀淡海峡と言います。
 
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昔は、和歌山からここを経て淡路島全域や四国へと向かったそうです。
 
個人的には、この由良と和歌山に橋を架けるか、泉州のどこか(淡輪とか深日)をフェリーで結んでくれたらなあと…独り言です。
(構想はあるらしいのですが、コストと需要の関係で実現は程遠い様子)
 
ここまで南下を続けてきましたが、ここからは山越えで西に向かい、南あわじ市を目指します。
 
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途中、テレビ番組「探偵!ナイトスクープ」でも紹介された「謎のパラダイス」の横を通っていきます。
 
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このK76は楽しいワインディングロードでした。

 
■そして太平洋へ
 
ワインディングロードが終わると目の前に太平洋(紀伊水道)が広がります。
 
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ここから太平洋を見ると、地図上では右手に徳島県、左手には和歌山県があり、
この両県に挟まれるのが紀伊水道
 
でも実際に見てみると目の前は大海原です。絶景でした。
 
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太平洋の広大さを感じさせる素晴らしい景観の場所です。
ここで、ちょっと休憩&撮影タイムです。
 
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休憩と言ってもトイレもなく、自販機もありません。
でもバイクを海岸沿いに停めて潮風を感じるだけで、心が癒されます。
ホントに来て良かったと思える一瞬でありました。
 
▼いつもお茶目なM姐(スティード)
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■気持ちは肝付町アゲイン
 
ここまで8台で走ってきました。
 
スタートからずっと"yo-c"が先導を務めてくれて、以降は順番を変えながら千鳥走行。
この光景ってまさしく肝付町の再現のように感じましたね。
 
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欲を言えば、もっと台数が多ければその実感は強まったのかもしれませんが、
走行中もインカムで、"こみやん"(セロー)と話しながら「肝付町アゲインやんな~」って
二人で感動しながらのライディングとなりました。
 
他のメンバーもそのように感じていたと思います。
次回はもっと多くのみんなと走れればいいなあ~
 
 
■ 前半戦のクライマックスへ
 
このK76沿いの海岸線で暫し佇んだ後、前半のクライマックスとなった「諭鶴羽山」へと向かいます。
これは想像とは全く別の酷道でありました。
 
この肝付町ライダーズですが、
オフ車、アメリカン、ツアラー、SSなど様々なバイク乗りで構成されています。

なので、ゆったりツーリングすることが好きな人もいれば、峠を攻めることに夢中な人もいます。
林道好きもいますし、舗装された綺麗な道路しか嫌だという人もいます。
 
そんなメンバーたちがみんな満足できるように企画を進めていく中で、やっぱりちょっとしたクネクネ道もあっても面白いのではないかと思って見つけたのが、この諭鶴羽山への道。
 
地図で見るとこんな感じ。
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■めっちゃ酷道やったやん・・・
 
でも実際はこんな感じ。
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みんなゴメン、下調べが甘すぎました。
 
オフ車乗りはまあ良いとして、ハーレーで来る道じゃなかったし、
タンデムの2台も好き好んでくる道じゃなかったよね。
 
 
実は、この諭鶴羽山の山頂からは、壮大な景色(鳴門海峡とか、紀伊水道)を見ることが出来るという期待感があったのですが、それも山腹にある諭鶴羽神社前の駐車場から往復1時間以上の徒歩が必要とのこと。
 
結果として、その景色を見ることも諦めざるを得なくなって、ホントにみんなには迷惑をかけたことと思います。

改めてゴメンナサイ。
 
 
 

さて、前編はここまでとします。

もうこの時点で、午後1時半でみんなはお腹ペコペコ。
登ってきた酷道を降りて、ランチの予定地である「うずの丘レストラン」へ向かうのですが、
この話は後編に譲りたいと思います。
 
 
なお、このブログ(前編)とリンクするかたちで、モトブログをアップしていますので、
こちらもよろしければご覧ください。よろしくお願いします!

 

 

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
この記事の目次

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