聖地巡礼のバイク旅

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播州赤穂へ! CRF250Rally ツーリングデビュー(1)

■ 初ツーリングは一番の親友と
 
新相棒・ラリーくんは新車なので、いわゆる慣らしが必要かどうかを販売店のメカニックさんに尋ねてみると、「必ずでは無い」ということでした。
 
一つだけ言われたのが、手首が折れるほどの急なアクセル全開は最初のうちだけ控えてほしいということだったので、やはりパワーのない250ccのバイクで山道を走るのは避けたい、と。
 
納車の次の日は土曜日だったので試運転を兼ねてツーリングに行きたいと考えていましたが、そんな時、親友のIWT君から連絡があり、バイクを買ったお祝いにツーリング行こうと誘ってくれました。
 
平坦な道を走ることをリクエストしたら、彼が提案したのが「播州赤穂」へのツーリング。
別に播州赤穂まででなくともいいのですが、大阪から西の方角か、京都方面は確かに平地なので有難い提案でした。

このIWT君ですが、お互いに幼稚園に入る前からの友達で、つまり50年の付き合いになります。
小学校~中学校までは学校も同じで、特に中学校3年の時は同じクラスだったこともあり、本当に長い期間付き合ってくれています。
 
親友と言える友達は何人かいますが、その中でも一番に位置付けたいのがこのIWT君で、RF250Rallyの初ツーが彼と一緒で本当に良かったと思っています。

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■ 播州赤穂は実は僕にとってゆかりの地なのです
 
多くの方がご存知の通り、播州赤穂忠臣蔵です。この赤穂は僕にとって縁が深い場所です。
そんな地をIWT君が選んで提案してくれたのは、これも何かの縁だったと思えてしまいます。
 
さてどんな縁かと言うと僕の祖母の祖母(つまり僕から見ると高祖母)は、兵庫県の龍野市の「岡野」という家から祖母の実家に嫁いだという縁です。
 
この岡野氏は、元々は播州赤穂の出であり、その先祖に「岡野金右衛門包秀」という人物がいます。
この金右衛門はあの赤穂浪士の一人で、吉良邸の地図を手に入れたと伝わる人物です。
(その話は創作のようですが)

金右衛門は24歳・独身で亡くなっているので、直系の子孫はおりませんが、親戚(赤穂浪士の小野寺十内、間瀬久太夫大高源五など)も多かったようで、おそらく血縁の誰かが家を継いだのだと思われます。
 
今から35年位前、祖母が亡くなった時に龍野の岡野さんが弔問に来て下さった時、そんな話を聞かされて、以来、忠臣蔵が身近な存在になりました。
そんな縁の地が播州赤穂なのです。
 
 

■ さて、ツーリングの話に戻ります
 
IWT君と朝の8時に待ち合わせして、晴天の下をひたすら西へ走りました。
 
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気温もそこそこ高く、夏用のライディングジャケット(RS Taichi!)でちょうどいい感じの気候。本当に快適でした。
 
ではツーリングシーンにお付き合いください。
前方を走る赤いジャケットがIWT君です。
 
 
阪神高速高井田インターからツーリング開始
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阪神高速東大阪線から環状線へ入る手前
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阪神高速・梅田のビル街を見ながら
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阪神高速・淀川を渡ります
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阪神高速を降りて、中国道
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▼この日は、フェラーリ、ランボ、マクラーレン、ポルシェなどたくさん見かけました
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▼宝塚のトンネル群。ここから上り坂が続きます。
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▼B+COMの調整を兼ねて、西宮名塩SAで小休憩。バイクがいっぱい
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中国道から山陽道へ(トラックの風が怖い)
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▼三木SAでコーヒー休憩
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▼最初の目的地・坂越(さこし)の「くいどうらく」へ到着
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■ ランチは瀬戸内海の海の幸を満喫
 
今回、わざわざ播州赤穂(片道約150km)まで来たのは、瀬戸内海の海の幸を楽しむという目的もあったからです。
 
ここからさらに西に行くと「日生(ひなせ)」という有名な漁港があり、ここは観光地として賑わっていますが、ここ「坂越(さこし)」は隠れた穴場というべきでしょう。
ここでも素晴らしい魚介類が味わえます。
 
特にここは牡蠣が有名で、これを目当てに多くの人がこの地を訪れます。
我々は…というと、何故か魚派でして、この「くいどうらく」の名物ランチを頂くことにしました。
 
グルメレポーターとしての才能は皆無なので、この美味しさをお伝えすることは適いませんが、そりゃあもう、めっちゃ美味い!わけです。
 
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そして、このお店ではご覧のような活魚なんかも売っていて、ランチ後に買って帰るお客さんも多いようですが、さすがにバイクツーリングの我々はクーラーボックスなど持っているわけもなく・・・
 
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さて、
このあと、赤穂城址、大石神社、花岳寺などを詣でて(つまり、一応の巡礼ツーリング!)帰阪の途に付いたのですが、その話は後編に譲ります。
 
今回も最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました。
 
 
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