今日もご訪問頂き有難うございます。
「Like a Wind 聖地巡礼シリーズ 城崎温泉から丹後半島ツーリング」 第2話です。
今回は、城崎温泉への道のりと現地での出来事について書きます。
まずは位置関係の確認から
今回、ツーリングの目的地とした丹後半島は近畿地方の最北部にある半島です。
第一の訪問地・城崎温泉は、丹後半島の西側の付け根あたりにあります。
ちなみに城崎温泉は兵庫県、丹後半島は京都府です。
この丹後半島を含む北近畿方面ってツーリング好適地がたくさんある地域なのですが、、やはり距離的にはそこそこ遠いし、寒冷地(かなりの降雪地)でもあるので、11月下旬から3月の下旬くらいまではツーリングには向きません。
なので、行く時は欲張って色々と回らないと勿体ない感じがします。
今回のツーリングの目的地は丹後半島ですが、有馬や湯村と並んで近畿地方が誇る温泉地・城崎にも足を運んで、少しでいいので温泉に浸かってみたいと思い、第一の目的地を城崎温泉としました。
城崎と言えば、温泉とカニ
話はツーリングから離れますが、近畿地方の北部・日本海側と言えば、カニが冬の風物詩。
城崎は、香住漁港にも近いため、新鮮なカニ(松葉ガニ)が食べられる地域として人気があります。
城崎は、香住漁港にも近いため、新鮮なカニ(松葉ガニ)が食べられる地域として人気があります。
ここ3年ほど行ってませんが、毎年2月頃に仲間と佐津(香住からやや東側)の民宿に泊まってカニ料理を堪能し、翌日の朝に城崎温泉へ移動して外湯巡りを楽しんで、最後は出石の皿そばを食べて帰路に付くという旅行に行ったものです。
▲城崎温泉の旅館HPからお借りした写真です。
冬の城崎温泉の風情は素敵そのものです。
雪化粧した街並みを浴衣を着てそぞろ歩きながら温泉を楽しんで、その合間に冷たいビール…
冬にバイクでは来れないけど、JR特急を使って来て、カニをたらふく食べて温泉を楽しむという贅沢旅行をまたやってみたいものです。
高速道路を乗り継いで一気に北近畿へ
昔は城崎へ行こうと思うと行程の大半は一般道だったのですが、今は道路がかなり整備されました。
今では、大阪市内から城崎の近くの豊岡まで高速道路が繋がったので、車での所要時間(休憩なしの場合)は2時間半程度に短縮されました。(昔は5時間近くかかった)
まず、阪神高速で池田市まで行って、ここから中国道・舞鶴道を使って兵庫県の春日町(丹波市)まで行きます。
ここまでは有料道路です。
さらに春日からは北近畿豊岡自動車道が繋がっていて、一気に豊岡まで行くことができます。
この道路、途中の遠阪トンネルだけが有料で、その他の区域は無料なんですね。
この道路、途中の遠阪トンネルだけが有料で、その他の区域は無料なんですね。
大阪を出てから豊岡に着くまでの途中の休憩は2回。
中国道の赤松PA、北近畿豊岡道の道の駅・但馬のまほろば。
但馬のまほろばの土産コーナーは相当充実していますね。
これらの休憩時間を含めて、所要時間は約3時間でした。
▲「道の駅・但馬のまほろば」(北近畿豊岡道)
桜が満開だった豊岡から城崎
今回のツーリングの楽しみは、ロードサイドの桜を見ること。
期待していた通り、円山川沿いの県道では綺麗に咲き誇った桜を楽しむことができました。
期待していた通り、円山川沿いの県道では綺麗に咲き誇った桜を楽しむことができました。
欲を言えば、北近畿豊岡道の遠坂トンネル手前の桜並木を楽しみにしていましたが、山間部はまだつぼみ程度でした。
▲北近畿豊岡道・遠阪トンネル手前(東側)・時期が合えば左側の桜並木が見事です
さて、午前11時半ごろに城崎温泉に到着。
▲左側がJR城崎温泉駅。特急こうのとりが停車していました
円山川の支流・大谿川(おおたわがわ)沿いに温泉街を形成しているこの街。
冬のシーズンを終えて桜の季節に入った直後だったので、人通りは思った以上に少なく、バイクで走りながら風情のある景色を楽しむことができました。
一の湯で城崎の温泉を満喫
この城崎には“外湯”と呼ばれる旅館外日帰り温泉が7つあります。
これを巡るのも城崎温泉を訪れる観光客の楽しみの一つとなっています。
この中でも「一の湯」は外湯の筆頭格として位置づけられているらしいので、今回はこの「一の湯」をターゲットとしてみました。
さすがに脱衣場や浴室で写真を撮ることは憚れます。
したがって、写真が無いのが残念なのですが、大きな岩の奥にある洞窟のような露天風呂は何とも風情があって素晴らしいところでした。
スケジュールの都合上、長居はできませんでしたが、疲れた体を十分に癒すことができました。
意外だったのは、お風呂は空いていて(ガラガラ)、壁越しの女風呂からは外国人女性の声しか聞こえなかったこと。
ここでもインバウンドパワーが轟いているのですね。
ここでもインバウンドパワーが轟いているのですね。
御礼(本当にありがとうございました)
この城崎温泉に来て困ったことは、バイクの駐車場がないこと。
車用のコインパーキングは見つかるのですが、バイクを置く場所がありません。
どうしようかと考えていたところ、地元の方がご自身のガレージを提供してくださいました。
▲I/H君と話をしているのがガレージを提供して下さった地元の方
ご自身もバイクに乗る方で、我々が困っているところを見過ごせなかったとのこと。
本当に助かりました。
この場を借りて、御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
さて、第2話はここまで。
次回はいよいよ丹後半島を走って、グルメと絶景を堪能した話を書きたいと思います。
引き続き、よろしくお願いします(^^)/
(つづく)