今日もご訪問ありがとうございます。
過去5回にわたり書いてきた「大隅半島 女子旅」同行レポートは今回が完結編です。
正直なところ、このブログを終えることで、さらに大隅半島ロスが酷くなるのではないかと思うと躊躇してしまいそうですが、またこんなブログを書く時も来ると信じて最終話に入ります。
最後までよろしくお願いします。
こんなお洒落なカフェが!
佐多岬訪問を終え、次がこの旅の最後の訪問地。
来た道をそのまま戻り、道の駅 根占の少し手前あたりの国道269号沿いにそのお店があります。
そのお店の名前が「hello, brand new days」。
名前からしてお洒落ですよね。
僕は幾度となくこの前の道(国道269号)を通っていますが、今までこの看板は全くのノーチェックで、気付きもしなかったところでした。
ただ知る人ぞ知る有名なカフェなのだそうです。
2017年に南大隅町に移住してこられたご夫婦(普段はパイナップル農園を経営)が、2022年の春からこの場所でカフェをオープンしたのですが、店舗はすべて手作りでのリノベーションだそうで、とにかくロケーションが最高なのです。
こんなお洒落なカフェが南大隅町にあったことを知らないとはホントに迂闊でした。
女子旅には絶好すぎる
バイクはロードサイドの駐車場に止めて、そこから少し階段を降りたところに店舗建物があります。
この感じだけでもお洒落でしょ?
そして、入口を入ったらこんな感じで、右側にキッチン、その向かいには錦江湾に面したカウンター席があります。
さらに奥にはテーブル席があり、全席から錦江湾を眺めることが出来ます。
この日は天気が残念だったけど、晴れた日には錦江湾の向こうに開聞岳が見える絶好のロケーションです。
今回、我々に提供して下さったのは、フレンチトーストのコンボミール、クラムチャウダー、そしてホットドリンク(ドリンクはいくつかの選択肢があります)。
スタッフ5人は全員、パイナップル&ジンジャーのホットドリンクをオーダーしました。(もうこれが絶品!)
味はもちろん、見た目にお洒落なので、スタッフ全員写真撮影に必死ですね(笑)
もちろんまた来ます!
経営されているご夫婦がとってもいい感じで、丁寧におもてなし下さいましたし、料理も美味しく景色も抜群。
個人的には再訪決定です。絶対にまた行きます。
ただ、正直なところ、男性と一緒には行きたくないです(笑)
もっと言うと、このお店のことは自分だけが知っている隠れ家として置いておきたかった(ここに書きたくなかった=他人に教えたくなかった)ですが、これもサポートライダーとしての役割と思い、涙を呑んでここで紹介しています(笑)
それほどの充実度・満足度でして、とにかく大隅半島をツーリングする女子ライダーにはぜひ寄って頂きたいお店です。
帰りには、マフィンのお土産もいただきありがとうございました!
志布志港へラストラン
「hello, brand new days」が今回の大隅半島女子旅の最後の訪問地。この後は、志布志港へと向かっていきます。
ガクちゃんが撮ったこの写真、サイコーにいいでしょ?
個人的には時間さえ許せば東回りルート(肝付町の太平洋側・岸良~内之浦を通る絶景ルート)がいいなあと思っていましたが、それはさすがにかなりの遠回り。
なので最短距離で、走って楽しい「かすみん大好き・肝属グリーンロード」で肝付町を経由し、さらには東串良町、大崎町を通って志布志港へと向かっていきます。
ただ、今回の大隅半島の天気はなかなかの強者でした。
最後の最後、肝付町の市街地付近を通過するあたりでまた雨が降り出し、やがて本降りになり、志布志港に着いた時、僕のパンツはびしょ濡れになっていました。
女子旅モニターツアー終了〜🙌
— バイク情報番組Like a wind (ライクアウインド ) (@likeawindTV) January 15, 2023
参加者の皆様、雨の中お疲れ様でした〜💪 pic.twitter.com/Q1VD7DXi9k
でも、①檍神社、②茶音の蔵、③道の駅たるみず・湯っ足り館、④道の駅根占、⑤佐多岬、⑥hello, brand new daysという6か所の訪問地では見事に雨が上がってくれた奇跡のことを僕は一生忘れないと思います。
さあ帰ろう
帰りの船は「さんふらわあ きりしま」。
”さんふらわあ きりしま”は往路で利用させて頂いた”さんふらわあ さつま”の姉妹船、つまり同じ作りの両船なのですが、船内のデコレーションなんかはそれぞれに工夫が施してあります。
乗船のお客様に船の旅を楽しんでいただきたい!という乗務員さん達の気持ちが伝わってきますね。
最後まで安全かつ快適に我々を大阪に連れ帰って頂きありがとうございました。
Sさん、ありがとう
おおすみ観光未来会議のSさんとは志布志港でお別れしました。
昨年の11月以来、メールでのやり取りなどはさせて頂いていましたがお会いするのはこれが初めてでした。
今回、Sさんとお会いできて本当にうれしかったし、「次回は新村畜産(肝付町にある絶品焼き肉店)でご飯をご一緒しましょう」と約束したので、それが楽しみです。(この約束は必ず果たしてもらいますよ!笑)
Sさん、2日間、本当にありがとうございました。
いつか必ず一緒に大隅半島を走りましょね!
Forever 女子旅ライダーズ
皆さんびしょ濡れなので乗船後はとりあえずはお風呂タイム。
その後はレストランでさよなら夕食交流会です。
食事後に参加者の皆さんから感想を聞く機会がありました。
2日間の天候があのコンディションでしたから、不満足な部分もあるだろうと思って皆さんのお話を聞かせていただきましたが、この3日間、最高に満喫して頂けたことがわかる言葉を皆さんが次々に述べられたので本当に感動しました。
「このメンバーで走れたことが楽しかった」「マスツーは不安だったけど安心して走ることが出来た」「また必ず大隅半島に戻って来たい」ということに加え、スタッフへのねぎらいの言葉もいただけて本当に感無量です。
最後にしげっちがお礼の中で述べた「皆さんのこの笑顔が何よりの答え」という言葉はまさしく我々の気持ちの代弁でした。この天候の中でも楽しんでいただけて本当に良かったです。
「大隅半島女子旅ライダーズ」の結成が正式に決まったようなので、またこのメンバーで大隅半島を走って頂きたいと心から願っています。
僕は皆さんから「巡礼さ~ん」と呼んで頂けて本当にうれしかったし、微力ながらも皆さんの旅をサポートさせて頂くことが出来て幸せでした。
皆さんと一緒に走った大隅半島300kmの想い出は僕の心の中にいつまでも残り続けることでしょう。
Forever 女子旅ライダーズ!
大隅半島のススメ
今回、僕は同行スタッフ(サポートライダー)として携わらせて頂いた訳ですが、改めて大隅半島の魅力を知るに至った今回の旅でした。
まだ走ったことの無かった道を走り、お茶は食べても美味しいということに感激し、お洒落なカフェがあることも知りました。
- 冬でも温暖な大隅半島
- 海産系も畜産系もお茶もお酒も美味しい大隅半島
- お洒落なカフェがたくさんある大隅半島
- 走って楽しい大隅半島
- 絶景に巡り会える大隅半島
- そして、いつもおもてなしが温かい大隅半島
このブログを読んで下さった皆さんに少しでも大隅半島の魅力が伝わったら嬉しいな。
そして、どなたかお一人でも「フェリーさんふらわあに乗って大隅半島への旅に出かけてみよう!」と思って下さったのならこんな嬉しいことはありません。
ありがとう
6回に亘って書いてきたこのブログもそろそろ終わりにします。
読者の皆様には最後までお付き合いいただきありがとうございました。
最後の最後に4日間を共にした3人の仲間(と呼んでいい?)にお礼を申し上げます。
たはらかすみさんへ
今回の旅の主役は、間違いなく10名の女性ライダーでした。
でもその主演を支えたのも、間違いなくかすみんでした。
しげっちに聞くと、この企画の詳細立案や事前調整・交渉は、すべてかすみんが担当したとのこと。
そして、ツアーが始まった後も全体の引率とツーリングの先導など、一人で何役もこなしたのは並大抵の苦労ではなかったはず。
心からの”お疲れ様でした”を「大隅半島マイスター・かすみん」「止まらないオンナ・かすみん」に捧げたいと思います。
本当にありがとう。
木村岳さんへ
このブログではガクちゃんが撮った写真を何枚か(何枚も)使わせてもらっています。
ガクちゃんは最後尾のサポートライダーとして、そして公式カメラマンとしてツーリング途中には先回りして走行シーンを、また各訪問先でも数々の写真を撮ってくれていました。
おそらくその写真たちはこの旅の素晴らしい思い出として参加者の皆さんに共有されることと思います。
ガクちゃんとは以前からの知り合いではありましたが、この旅でさらに仲良くなれたことは僕の一つの財産です。
ガクちゃん、お疲れ様でした。そしてありがとう。
重岡達也さんへ
しげっちと始めて会ったのが2017年の夏。旧さんふらわあ さつまの船内でサザキさんが紹介してくれたのが最初です。
あれ以来、親しくお付き合いをさせて頂いていますが、これほど仕事ができる人だったのかと改めて感銘を受けました。
かすみんが頑張った姿の裏側にはしげっちのきめ細やかなサポートがあったことは事実。僕もしげっちの部下として働いてみたいな(笑)
そして、おおすみ観光未来会議様、フェリーさんふらわあ様との強固な信頼関係も、その背景にはしげっちの活躍があることを実感させてもらいました。
今回、僕に声をかけてくれて本当にありがとう。
また一つ、一生の思い出が出来ました。
というわけで、僕はまた今日から一人のLike a wind視聴者に戻ります。
でも、またこんな機会があれば嬉しいな(笑)
では、
「そう遠くない時期にまた大隅半島に帰る日が来ることを夢見て」
2023年1月21日
巡礼ライダー
(おわり)
今回もありがとうございました!