ちなみに、彼女が来阪した11月30日は、サザキさんのライブ(場所:江坂)でした。
この話は今回の次のブログで書こうと思ってます。
さて、僕は彼女をホテル玄関でお出迎えし、その日はそれで解散とする予定(僕は江坂まで行くので)でした。
しかし、到着した途端、彼女はゼッケンを貰いにコスモスクエア(南港)まで行くというので、途中までご一緒することにしました。
今回の話はここから始まります。
■ 目 次 ■
大阪天満宮を参拝
コスモスクエアに向かう地下鉄の車内で彼女は、「”完走祈願”の為に大阪天満宮に参拝したい」と言い出し、場所を教えて欲しいとの事。
まあええねんけど、天満宮は「完走祈願」というより、むしろ「合格祈願」の神社なんですが…
せっかく大阪まで来てくれたことですし、サザキさんのライブは午後7時開演なので時間にはまだ間に合います。
そこで、大阪天満宮をご案内することにしました。
神社仏閣は僕の専門領域なので(笑)
ここで爆笑の出来事が。
谷町線の南森町で降りて天神橋筋商店街を少し歩きだした時、彼女はここを「てんじん・はしきん・しょうてんがい」と読みました。
大阪に来て、ボケをかまそうと思ったのでしょうか?
笑いが止まらない僕を見て、彼女はどう思ったのでしょうね
笑いが止まらない僕を見て、彼女はどう思ったのでしょうね
この日の夜、つまりマラソンの前日は、食事も適度に制限して早めに就寝と勝手に思い込んでいました。
なので、彼女との食事の約束は、マラソンを走った後にしようと約束していました。
しかし彼女は
「お好み焼きの美味しい店を教えてほしい」
「それを食べてビールで一杯やりたい」
と言い出します。
「フルマラソンの前日にそんなんしててエエんかいな?」
と聞くと、全く問題ないとの事。
一方、「美味しい店」と言われても、行きつけのお好み焼き店となると、地元のおばちゃんがやってる店しか知りません。
そこで思いついたのが、「千房」でした。
お初天神通りへ
今や全国チェーンの大企業となった「千房」。
札幌にも千房の支店はあるそうです。
でも彼女は行ったことが無いとの事。
千房やったら、オーソドックスな大阪のお好み焼きを食べることができます。
もちろん、美味しいし。
ならばということで、大阪天満宮から最も近い千房の支店を探したら、一駅向こうの東梅田に曽根崎店がありました。
▲千房 曽根崎店(写真はネットからお借りました)
それと、千房に行くと決まった時、僕の脳裏を「裏メニュー」のことが過ぎりました。
話はこのあと、その「裏メニュー」と、それに関係する「伝説のラジオ番組」の話題に移ります。
その後にまたお好み焼きの話に戻ってくることにします。
高校から大学生の頃、日曜深夜のラジオ番組の大ファンでした。
その番組とは
「ぬかるみの世界」(ラジオ大阪)
パーソナリティは、まだ若かりし頃の笑福亭鶴瓶師匠と放送作家の新野新先生。
数々のぬかるみ語(オバン、びめこ、ゆきじょ等々)が生み出された伝説の番組です。
その後にまたお好み焼きの話に戻ってくることにします。
伝説のラジオ番組
高校から大学生の頃、日曜深夜のラジオ番組の大ファンでした。
その番組とは
「ぬかるみの世界」(ラジオ大阪)
パーソナリティは、まだ若かりし頃の笑福亭鶴瓶師匠と放送作家の新野新先生。
数々のぬかるみ語(オバン、びめこ、ゆきじょ等々)が生み出された伝説の番組です。
日曜の夜(月曜0:00)に始まり、概ね午前2時半ごろに終了する番組ですが、こんな時間のラジオ番組ってよほどのマニアじゃないと聴かないですよね。
この番組のリスナーは「ぬかる民」と呼ばれてました。
ちなみに、毎週必ず最後まで聴くリスナーを”どっぷりぬかる民”
たまに聴くとか、最後までは聴かないリスナーを”あっさりぬかる民”
と呼んでおりました。
僕はもちろん”どっぷり”でした。
番組が終わる午前2時半まで眠い目をこすりながら最後まで聴いてたことは、ホントに懐かしい思い出ですね。
それと、高校3年の夏、「ぬかるみツアー」という旅行企画に当選して、鶴瓶師匠、新野先生、そして”ぬかる民”約100名と一緒に串本へ行く機会に恵まれました。
ツアーでは、「おじん班」「おさせ班」などの班分けがあり、僕は「鬼畜班」でした。
同じ鬼畜班のメンバーやった、文蔵やゆき姐は今どうしてるんやろう?
そして、当時、通っていた高校の体育の先生(竹村先生)が鶴瓶師匠の同級生と言うこともあり、その話題で鶴瓶師匠と親しくお話ができたことは今でも大切な思い出です。
なんか…ふと思ったのですが、日曜深夜の番組とは昔から縁があるようです。
さて、ここから話は、「千房」と「お好み焼き」の話に戻ります。
ただ、「ぬかるみの世界」と「千房」とは切っても切れない関係にあります。
「ぬかるみの世界」をスポンサードしていたのが「千房」だったんです。
その千房で当時、話題になったのが「ぬかるみ焼き」です。
「ぬかるみ焼き」という名称ですが、これって実は、豚やイカなどの具材が入った普通のミックス焼きです。
簡単に言うと、これはぬかる民向けの裏メニュー。
当時の番組スポンサーだった千房が、普通のミックス焼きを「ぬかるみ焼き」として廉価で提供してくれたのです。
ただ、「ぬかるみの世界」と「千房」とは切っても切れない関係にあります。
「ぬかるみの世界」をスポンサードしていたのが「千房」だったんです。
ぬかるみ焼き
その千房で当時、話題になったのが「ぬかるみ焼き」です。
「ぬかるみ焼き」という名称ですが、これって実は、豚やイカなどの具材が入った普通のミックス焼きです。
簡単に言うと、これはぬかる民向けの裏メニュー。
当時の番組スポンサーだった千房が、普通のミックス焼きを「ぬかるみ焼き」として廉価で提供してくれたのです。
当時は千房に行けば必ず「ぬかるみ焼き」を注文したものです。
そんな経緯もあって、北海道ランナーの友人女性を千房に連れていく際に、僕はあの「ぬかるみ焼き」を注文しようと考えました。
お店(千房 曽根崎店)に入ったのが午後5時頃。
我々はカウンターに案内されました。
そんな経緯もあって、北海道ランナーの友人女性を千房に連れていく際に、僕はあの「ぬかるみ焼き」を注文しようと考えました。
なつかしくて落涙です
お店(千房 曽根崎店)に入ったのが午後5時頃。
我々はカウンターに案内されました。
同伴者もいることなので、「ぬかるみ焼き」つまり廉価の裏メニューを注文するのはちょっと恥ずかしかったですよ。
でも勇気をもって(大袈裟!)、店員さんに「今でも、ぬかるみ焼きってあるの?」って聞いたら、「はい、ありますよ」とあっさり即答。
「な~んや」ということで、僕は「ぬかるみ焼き」を注文。
これが「ぬかるみ焼き」です。
お互いに半分づつ分けて食べたのですが、まあ、ぬかるみ焼きも道頓堀焼きもよく似た味です。
中に入っている具材が少し違うだけで、中身はミックス焼きですからね。
しかし、道頓堀焼きは1590円(税抜)で、一方のぬかるみ焼きは850円で税込み。
未だに廉価にて提供しているのですね。
未だに廉価にて提供しているのですね。
”どっぷりぬかる民”の一人として、ホントに嬉しかったですよ。
そして、懐かしくて、涙が出そうになりながら、美味しく頂きました。
番組「ぬかるみの世界」はもう30年前も前に終了しました。
でも、千房は今でも「ぬかるみの世界」のスポンサーであり続けているのですね。
皆さんも千房に行く機会があったら、ぜひ「ぬかるみ焼き」を注文してみて下さい
このブログは、この後のサザキさんのライブへと続いていきます。
(つづく)