昨夜(12月8日)、リーガロイヤルホテル(中之島の西端近く)から堺筋本町までの数キロをOSAKAのイルミネーションを観ながら歩いてみた。
ちなみに中之島とは堂島川と土佐堀川に挟まれた中洲(東西約3km)のことを指す。
すこし分かりづらいかもしれないが、下の地図の中央やや上の部分に薄い緑色で網掛をしたエリアが中之島である。
この日の気温はすこし高めで、コートも要らないくらいだった。
しかし、やはり季節は冬。澄んだ空気がイルミネーションに彩られたOSAKAの景色をより美しいものにしてくれていた。
中之島の北端を歩く
リーガロイヤルホテル
リッツカールトン、セントレジス、コンラッドなど、海外系の高級ホテルが相次いで進出してきているけど、昭和人の僕にとっては、大阪を代表する高級ホテルの代表格はと言えば、やはりここだと思う。
そして、ここで素晴らしい料理をご馳走になった。感謝。
中之島の夜景
下の写真はそのリーガロイヤルホテルの最上階から撮ったもので、中央に堂島川が流れ、その右側が中之島である。
こうやって見るとOSAKAも美しい街だと思うのだがどうだろうか。
年末ジャンボ宝くじが当たったら、このあたりのタワマンでも買ってみようかな(笑)
堂島川のほとり
そして、堂島川(中之島の北側を流れる川)に沿って整備された遊歩道を東に向かって歩いて行くと、自分の結婚式を挙げたANAホテルが見える。
あの北側あたりが大阪を代表する繁華街・北新地ということになる。
今はANAクラウンプラザだけど、当時はANAシェラトンで、今では格が下がった感も無きにしも非ずだが、当時は大阪でも有数の高級ホテルの一つだった。
来年は、妻と二人で食事でも行ってみようかな。(と心の中で密かに思うだけだが・・・)
淀屋橋から御堂筋を南下
大阪市役所
そして10分ほどで淀屋橋に到着した。
この辺りもオフィスが集中しているし、季節柄さすがに人が多い。
下の写真は大阪市役所だが、このイルミネーションはそんなにセンスがいいとは思えないけど、なぜかパシャリとしてしまう(笑)
土佐堀川沿い
大阪市役所は、中之島(という中洲)の上に建っている。その市役所の南側、つまり土佐堀川の北側はちょっとしたプロムナードになっている。
ここから東へ向かって北浜までのルートは良い散歩道なのだが、この夜はカップル以外は歩いちゃいけない雰囲気だった(笑)
御堂筋イルミネーション
淀屋橋からは、御堂筋を南へと下っていく。
毎年恒例となった御堂筋イルミネーションは、エリアによって電飾の色が変わるところが素敵だと思う。
でも、さすがに大阪駅から(淀屋橋からでも)難波までは歩けない(笑)
そして本町に到着
そして、目的地の本町まで来た。
今回の夜の散歩のゴールは本町と定めていたのだが、それは歩いて小腹を空かせて〆ラーを食べようと目論んでいた為だ。
ただ当初は、本町駅前にある「つけ麺みさわ」へ行くつもりだったが、ここ(下の写真)を通った時、ふと思い出したことがあった。
ちなみに、この写真を見てどこか分かる方は、相当なラ族だと思う(笑)
方針変更
そう、このビルは、ライクアウインドを制作するヴァンズ凸の事務所があるビルだ。
というわけで「Like a wind 聖地巡礼」の達成である!(笑)
もしかして、まだこの時間(午後9時45分頃)でも仕事をしてるんじゃないかと思ったりもしたのだが、さすがに電気は点いてなかった。(安心した)
ただ、やはりここまで来るとLike a wind 制作スタッフのしげっちやかすみんの顔が思い浮ぶ。
そしてさらに、この日の午後にしげっちがインスタグラム(ストーリー)に掲載していたラーメンのことを思い出した。
(この写真はしげっちから提供してもらいました)
というわけで、〆ラーの方針をすんなり変更して、このラーメンを食べに行くことにした。
このお店へはさらに一ここからひと駅分歩くことになるが、ここまで来たらもうおんなじだ。
名もなきラーメン
そのお店の名は「名もなきラーメン」という。
ただ、無名という訳ではなく、かなりの人気店だ。
この日は待たずに入れたのだが、それはとてもラッキーだったと思う。
さて、しげっちが食べていたのは「白>白」というこの店の看板メニュー。
これが食べたかったのだけど、この日は残念ながら既に売り切れだそうで断念せざるを得なかった。
このようなケースでは「売り切れは臨時休業に次ぐ悲劇」だが仕方ない。店に入れただけでも良しとしよう。
というわけで、オーダーしたのは「白」という名のラーメン。
少し柑橘(柚子?)を効かせたまろやかな醤油系スープが、ビールとワインで疲れた胃にとてもやさしい。
麺の量もやや少ない感じがしてとても美味しくいただけた。
このラーメン、飲んだ後の〆ラーには最強かもしれない。とても美味だった。
お金を支払う時は「白>白」を食べることが出来なかった分を差し引いて99%の満足度だったが、店を出た時には店頭は10人以上の待ち客だった。
それを見て、僕の満足度は一気に120%に達した(笑)
後記
普通なら、こんなこと(中之島から本町まで歩く)なんてことは絶対にしないことだが、クリスマスシーズンであるという不思議な高揚感に加え、歩くのは酔い覚ましにちょうどいいかなという思いで、約1時間の夜の都会の散歩と洒落込んでみた。
結果としては、帰宅した途端、腰が痛くて倒れ込みそうになったけど、これはこれでとても楽しい時間になった。
さて、時が経つのは本当にはやいもので、今年もあと3週間で終わりだ。
今年は満足にバイクに乗れなかったが、来年は今年も分もしっかり走りたいと思っているし、あわよくばバイクの乗り換えも・・・と思っているのだが、そのことはまだ内緒にしておく(笑)