聖地巡礼のバイク旅

-Leave the destination to the wind-

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アメリカの想い出「EP6:アメ車に乗りたい」

いきなり話は余談から入るのですが、ブログを始めたころの文章は「である調」でした。

それがいつからか今のような「です・ます調」にしたのですが、改めて昔のブログを読み返してみると「である調」もいいなあと思うようになりました。

 

というわけで、今回から「である調」に戻してみたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

(偉そうに見えてしまったならゴメンナサイ)

 

さて、今回のテーマは久しぶりの「アメリカの想い出」です。

渡米する前は現地で外車(アメ車)を乗り回すことを楽しみにしていた僕ですが、実際に乗っていたのはトヨタ・カローラでした。

そんな思い出話にしばしお付き合いください。

 

 

もう「英語を話せます」とは言わない

本題の前に、今年の10月にあった出来事から始めることとさせて頂く。

 

地元の秋祭りの際、アメリカ人のユーチューバー・アンドリュー(Andrew)と、そのガールフレンドのステファニー(Stephanie)がその取材に来ていた。

この両人、日本語はまったく話せないようだったので、まだ少しくらいは英語が話せる(つもりだった)僕が対応しようと意気込んでみたものの、適切な言葉が出てこずにかなり苦労した。

彼らの言葉はある程度分かるのだけど、何か教えてあげようと思っても言葉が出てこないので何度も言い直す羽目となってしまった。

 

アメリカに滞在していたのは既に20数年前のこと。

やはり使わないと廃れるものだ。

まだ道案内くらいはできると思うが、これを限りに「僕は英語を話せます」とは言わないと宣言することとする(笑)

 

 

アメ車を愛する日本人

この話の数日後の10月29日にオンエアされたLike a windでは、この時期恒例のイベント「赤とんぼ アメフェス(アメリカンフェスティバル)」の模様がレポートされていた。

今年のレポーターは、ライクアウインジャーからさおりん・ちよ・マリサの3人。

いや、途中からLike a windの重鎮・トモチンもなぜか加わっていた(笑)

 

アメフェスとは、兵庫県たつの市の河川敷で毎年開催されているアメ車乗りとハーレー乗りのミーティングイベント

Like a windは毎年このイベントを取材してオンエアしていて、恐ろしいくらいの金額をかけてカスタムしたアメ車やハーレーなどを紹介してくれている。

アメリカンなバイクにはほとんど興味のない僕だが、年に1度のこのオンエアは結構楽しみにしている。

そして、毎年このオンエアを観ていて思うのは、今やアメリカでも見かけないような半世紀以上も前のレトロなアメ車やハーレーを愛する日本人が多いということ。

このアメフェスを現地のアメリカ人が観たらどう思うのか、とても興味が湧いてくる。

youtu.be

 

 

アメリカで借りた車は「カローラ」

20数年前、アメリカでの生活を始めた時、とにかく車がないと話にならんってことで、ホストファミリーのケッタ母さんにレンタカー屋さんに連れて行ってもらうことになった。

僕は「せっかくアメリカに住むのだから、マスタング(みたいなスポーツカー)とか、ピックアップトラックに乗りたい」と思っていたのだが、

ケッタ母さんから、「トヨタかホンダにしときなさい。安いし、燃費もいいし、故障することもない」と強い推奨(ほとんど強制でした)があり、結局はハーツレンタカーで「トヨタ・カローラ」を借りる羽目となった。

 

事実、僕が最初に住んでいたニュージャージー州プリンストンには、片側4車線くらいあるROUTE-1(国道1号みたいなもんです)が通っていたが、キャデラックやGMの大きな車はほとんど見たことがなく、感覚的には三分の一以上は日本車だったのではないかと思う。

「世界経済をけん引する重厚長大な国」がアメリカに対するイメージだったので、アメリカ人が「壊れず・燃費のいいコンパクトな日本車を好む」ということは、かなりのイメージギャップだった。

 

ちなみにこの時代のアメリカのガソリン価格は、1ガロン(3.79リットル)で1ドル前後だったので、当時の日本のガソリン価格の1/3程度。

したがって、燃費なんてさほど気にする必要も無かったのだが、ともかく、ここから帰国するまでの間、僕はこのカローラと生活を共にすることとなった。

 

 

念願のマスタングだったけど・・・

その後、数か月が経ち11月に帰国することなり、その間際に約2週間の休暇が与えられた僕は、フロリダのディズニーワールドで1週間、ロサンゼルスで1週間を過ごすこととした。

 

そして、これが最後のチャンスとばかりに、フロリダでは念願だったフォードマスタングに乗る機会に恵まれた。

その直前までお世話になっていたCoca-Cola Northern New England社の社長秘書さんが、僕の念願を知っていてくれていて、オーランド空港でマスタングを借りれるように手配して下さっていたのだ。

というわけで、アメリカを代表するリゾート地をマスタングで疾走できてとても楽しかったのだけど、実は車内は狭いし、視野も悪く、意外と乗りにくかったというのが正直な感想。

やはり、ケッタ母さんは正しかったのだ。

 

そして、このあと、アメリカでの最後の1週間を過ごしたロサンゼルスでは、ハーツレンタカーで「カローラ」をリクエストした僕だった(笑)

 

(おわり)

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

というわけで「である調」で書いてみました。どんなもんでしょうか?

 

似合わないとか、違和感があるとか、偉そうだ等の批判的なコメントでもなんでも構いませんので良ければコメントかメールをください。

Mail to  junrei.return.rider@gmail.com

 

 

 

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