爽やかな3連休の初日。何事もない(することがない)穏やか過ぎる朝のことでした。
近くの喫茶店でコーヒーでも飲もうかと思いつつ、ふとケータイに目をやるとこんなポスト(ツイート)が目に入りました。
宮崎県 都城市、三股町と鹿児島県 曽於市、志布志市による定住自立圏をPRするべくATCにて特産品や乗船券の当たるガラポンイベントを14時頃まで開催中🔥
— バイク情報番組Like a wind 11月26日ライクアウインドGP (@likeawindTV) November 3, 2023
場所はさんふらわ第1ターミナルの向かいだよ〜😄
お時間のある方は覗きに来てください〜🙇♂️#今日のたはらさん#定住自立圏 pic.twitter.com/StdIWt75Ja
この宮崎県 都城市・三股町、鹿児島県 曽於市・志布志市による定住自立圏と言えば、僕は今年の2月にモニターライダーとしてご当地を走らせて頂いた想い出深いエリア。
この写真を見る限り、そのPRイベントにはしげっちやかすみんは勿論のこと、ご当地のご担当者もいらっしゃるようなので、その節のお礼も申し上げたいと思い、先約(妻とのランチの約束)をキャンセルして南港ATCに向かうことにしました。
ちなみに妻との約束キャンセルは倍返しで手打ちが完了しています(笑)
定住自立圏について
本題に入る前に「定住自立圏」について簡単にご紹介しておきますね。
定住自立圏構想とは
全国の各地域で、人口が4万人以上などの要件を満たしている中心市と、近隣の市町村が、医療、教育、産業振興、地域交通などで連携し、日常生活に必要な機能を確保して、人口の定住を促進することを目指す地域政策のこと。
簡単に言うと、市町村単独でやるには難しいことも近隣自治体が手を取り合うことで、質が高く行き届いた行政サービスを連携して実施しようというものです。
都城広域定住自立圏とは
九州南部では、人口15万人超の宮崎県都城市が中心市となり、ここに宮崎県三股町(約2万6千人)・鹿児島県曽於市(約3万3千人)・鹿児島県志布志市(約3万人)が加わって定住自立圏を形成するというものです。
これは、県という枠組みを超えた隣接地域による地域安定化・活性化の新しいコラボレーションであり、ある意味、画期的な取り組みですね。
今年2月のモニターツーリング
2022年10月から2023年2月まで、大隅半島を中心とした5つのモニターツーリング企画が実施され、僕はその内の3回に参加させて頂きました。
その5回目、つまりラストが「都城広域定住自立圏モニターツーリング」でした。
現地までの往復は、さんふらわあを利用させて頂き、現地で2日(1泊)滞在して23ヶ所のスポットを訪問させて頂きました。
志布志市や曽於市と言えば大隅半島に属するエリア。
したがって、これら両市を身近に感じていたし、これまでに何度も走ったことがあるので、比較的よく知っているエリアですが、宮崎県 都城市や三股町は未踏の地でした。
しかし、その未踏の地である都城市や三股町にも魅力的なツーリングスポットが多く、これまでに一度も都城市や三股町を走ったことが無かったことを悔いたというのがツーリングを終えた時の感想でした。
その2月の「都城広域定住自立圏モニターツーリング」を終えた後にブログを書いていますので、お時間がありましたらぜひ読んでみてください。
なお、以下は全8話のブログを1話にまとめ直したもので、超長編になっておりますので、よろしくお願いいたします。
今回の企画は・・・
これはもう純粋に「都城定住自立圏」の認知度アップを図る広報活動のようで、宮崎県 都城市・三股町、鹿児島県 曽於市・志布志市から行政のご担当者が来られていました。
そして、そのイベントをサポートしていたのが、Like a wind(しげっちとかすみん)でした。また、商船三井さんふらわあのご担当者さまも同様にサポートされていました。
なお、来られていた都城市の職員の方は、僕がこの2月に志布志港でお目にかかってご挨拶した方で、僕のことを覚えていて下さっていて、僕のブログも読んで下さったということで大感激でした。
さてイベント会場は、南港ATC内にある「さんふらわあ広場」。
さんふらわあのチケットカウンター前にあるイベントスペースで、これまでにも数々の地域フェアなんかも行われている場所です。
ここを通りがかった方にガラポンを餌に(笑)フライヤーを手渡したり、説明したりして「定住自立圏」の認知度アップ活動が行われていました。
傍らで見物させてもらいましたが、やはり「定住自立圏」について詳しく知っている方は少なく、そういう意味ではこの広報活動も一定の効果があったのではないでしょうか。
さて、この広報イベントは午後2時で終了し、この後は会場を船内(さんふらわあ さつま)に移して、乗船されるお客様を相手に同様の広報活動を行うとのことです。
実際、南港ATC内よりは、さんふらわあに乗って志布志へと向かう人たちがメインのターゲットになるのでしょうね。
定住自立圏が広く認知されることを願う
正直な感想を申し上げて恐縮ですが、僕にはこの「定住自立圏」という用語は少しお堅く見えてしまいます・・・(ゴメンナサイ)
公共職業安定所に、ハローワークという愛称を付けたように柔軟で分かりやい言葉ってないのでしょうか(笑)
それはともかく「定住自立圏」が正しい用語なので、これが広く認知されることは、モニターライダーとしての願いです。
大切なことなので、もう一度言います。
「定住自立圏」です(笑)
あらためて、この定住自立圏とは、「都道府県の枠組みを超えて地域行政が連携することで、いつまでも快適に住み続けることができる街づくりを進める」というものなので、既存住民にとって大きなメリットがあるばかりでなく、当該エリアを居住地として考えている方々の背中を押すポジティブな施策でもあります。
より多くの方に「都城定住自立圏構想」が認知され、その延長上に地域の皆さんに大きな恩恵がもたらされることを願ってやみません。
都城定住自立圏へGO!
改めて申し上げると、都城定住自立圏ツーリングはとても楽しいものでした。
グルメも、景色も、ツーリングルートも十二分に満足できると思います。
関西から都城定住自立圏へは、さんふらわあの旅が便利です。
▶ 【公式】関西↔九州 商船三井さんふらわあ (ferry-sunflower.co.jp)
大阪南港~志布志港までは、約15時間の旅。
船内は快適だし、レストランの食事は美味しいし、寝ている間に現地に到着できます。
上記のフライヤーなどを参考にして頂き、さんふらわあの弾丸フェリープランで行ってみるのってどうでしょうか。
個人的には、三股町の「とらや商店」のばくだん(揚げたての厚揚げ)がおススメです!
ブログ後記
今朝、パジャマから着替えようと何気なく手に取ったTシャツがこれでした。
これは、今年2月に「都城広域定住自立圏モニターツーリング」に参加させて頂くにあたって作ったTシャツです。
この時これを3枚作ったのですが、うち2枚はしげっちとかすみんに船内着として使ってもらおうとプレゼントしたのでした。
僕は、このTシャツも長い間来ていなかったので久しぶりに着てみようとふと思いたったのですが、まさしくこのイベントが開催される日にこれを着てみようと思ったことは、単なる偶然なのか神様から与え給うた縁なのか、とにかく不思議な思いでした。
そして、南港に到着して驚いたのは、しげっちとかすみんが、このTシャツを着てくれていたことです。
今日このTシャツを着ようと二人で申し合わせてくれたこと、そして実際に着てくれたことがホントに嬉しかったし、こんな素敵な気配りをしてくれる二人のことがまた大好きになりました。
(おわり)