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短編11「宝塚歌劇を観てきました!」

こんにちは。ご訪問ありがとうございます。

今回のブログは、「宝塚歌劇」の観劇レポートです。

 

2023年7月29日(土) 宝塚大劇場で花組の公演を観てきました。

 

「鴛鴦(おしどり)歌合戦」

原作 映画「鴛鴦歌合戦」(c)日活株式会社 監督/マキノ正博   

1939年公開の日本映画「鴛鴦歌合戦」は、プログラムピクチャーの名手、マキノ正博監督による、片岡千恵蔵主演のオペレッタ映画。

長屋住まいの貧乏浪人、浅井礼三郎(柚香光)と隣家の娘、お春(星風まどか)の恋の鞘当てに、骨董狂いの殿様、峰沢丹波守を巻き込んでの騒動を華やかなミュージカル作品としてオマージュされています。

 

「GRAND MIRAGE!」

カンツォーネの名曲で構成する場面や、柚香光を中心とした花組のダンスの魅力に迫るヴァイタリティ溢れる場面等が展開されています。

 

これまでタカラヅカには全くと言っていいほど興味がなかった僕ですが、なぜ観劇したのか、そして、そのことをなぜブログに書こうと思ったのかは、この後、一つずつお話ししていきたいと思いますので、最後までよろしくお願いします。

 

 

観劇の経緯

この公演は、株式会社明治さん(牛乳やお菓子などを製造している会社です)の貸し切り公演で、数万通の応募の中から約1300組(約2600名)が抽選で選ばれ観劇できるというもの。

www.meiji.co.jp

 

我が家では、タカラヅカファンの妻と娘が、必死になって明治製品を買って飲んで食べて、応募した結果、見事に今回の観劇チケットをゲットできました。

 

しかし、ここで問題が発生

当初は、娘(これがまた、大のタカラヅカファン)と妻が行くつもりでしたが、娘はこの日に東京での仕事が入ってしまい、どうしても外せないとのこと。

したがって、このままだとチケットが一枚余ってしまいます。

 

【POINT】タカラヅカファンには、「空席をつくってはいけない」という暗黙のルールがあるらしく、もし急な都合で行けなくなった時は、代わりに観劇する人を、自分が責任をもって探すことがヅカファンとしての不文律なのだそうです。

 

というわけで、白羽の矢が立ったのが僕。

自分が行けなくなり、母親のペアを探す必要に迫られた娘は「それなら運転手と母親の介添え役として父親を行かせればいい」と思ったのでしょう。

娘が「パパも後学のために一度は見ておいた方が良いんじゃない?」と言ってきました。

そもそも、体調を崩している妻なので、妻と娘を宝塚大劇場まで車で送って行き、僕はその間はどこかで時間をつぶし(あるいは一旦帰宅し)、観劇が終われば二人を自宅に連れ帰るというプランでしたから、別にそれでもかまいません。

「観たい!」積極的に思っていたわけでは決してありませんが、僕が観劇に至った経緯はこういうものでした。

 

 

宝塚大劇場へ

この日の公演時間は午後3時30分から。

娘はお昼過ぎのJALで東京へ行くというので、彼女を伊丹空港経由まで乗せていき、妻と僕はその流れで宝塚大劇場へ向かうこととしました。

そして、到着したのが午後1時前。昼食を宝塚で摂ろうということで早めに来たわけですが、宝塚大劇場のすぐ隣にある西駐車場は劇場入口まで徒歩0分の好立地。

腰を痛めていて歩くことが辛い妻には、もってこいの場所に止めることが出来ました。

さて、僕にとっては初めての宝塚大劇場。

何度か来たことがある妻にエスコートされるままに入場しました。

 

【ポイント】 入場してすぐに感じたことは「女性率の高さ」。当然と言えば当然なのですが。

男性率は1~2%と言ったところでしょうか。劇場内のトイレは男性用も設置されていますが、いずれも小×2と個室×1の作り。

しかし女性用のトイレは、ステージに一番近いところでは60以上の個室があるようです。いかに女性客が多いかが分かりますね。

 

建物に入ると、まず左側にショップ、そしてその向かいにはレストラン。さらに奥に進んで行くと、左右に小さなショップが並んでいます。

そして奥に進んで行くと、ポストが置いてあるのが目に入りました。

公演日には、ここに臨時の郵便局が開設されるようです。そして、ここで投函すると、ラインダンスのイラストを象った消印を押してくれるそうですよ。

 

 

チケットゲット

さて、気になるのは座席がどこか?ということ。

今回の公演に関しては、座席は事前に決まっておらず、当日の抽選で決まるシステムだそうです。

その座席抽選のため、ロビーには既に長い行列が出来ていますが、早く行ったからといっていい席がゲットできるとは限りません。

そのロビー奥には、招待客用の受付があり、そこに並べてある封筒を選び、そこに入ってあるチケットに我々が座る座席が記載されていました。

そして、満を持して妻が選んだ封筒に入っていたチケットがコレ。

1階と知って一瞬は喜んだ妻でしたが、座席表で確認してみると、その座席は1階の最後列。

妻にとっては残念だったようですが、ステージの全体を見ることが出来るし、娘が貸してくれたオペラグラスも持ってきています。

なんと言っても、体格のある僕は後ろを気にしなくていいので気楽です。

ところで、今回は明治さんの貸し切り公演ということで、招待客にはこんな記念品が配布されました。

西日本限定発売のカールうすあじを配布してくれるところはさすがやなあと思いました(笑)

 

 

入場そして観劇

チケットを提示して劇場内に入ると、いきなり大きな人だかりがありました。ちょっと覗いてみると、そこには「カールおじさん」がいました。

これって粋な計らいですよね(笑)

 

さて、僕等の座席はここ。ここが1階の最後列です。

この写真でもお分かりの通り、最前方から後方座席へは緩やかな傾斜なので前に背の高い人に座られると前が見にくいと思います。

そして最近の映画館と比較して、足元も左右も広くないので、僕のような大柄の男性(184cm×85kg)が前にいると後ろの小柄な女性は見づらいかもしれませんね。

 

【POINT】ご存じの方も多いと思いますが、ステージの最前方に大きな穴があり、そこにオーケストラが陣取っています。つまり、全て生演奏でミュージカルやショーを見せてくれます。その音の迫力は生演奏ならではです。

 

ということで、この座席から約1時間半のミュージカル「鴛鴦歌合戦」、そして約30分の幕間をはさんで、約1時間のレビュー「GRAND MIRAGE」を堪能させてもらいました。

芝居もダンスもすべてが繊細であり、かつ大迫力でした。やはりここで見るからこそ味わえるものですね。

(この写真は、館内にある「宝塚歌劇の殿堂」というプチ博物館に展示してある実際に使用された衣装です。ここは写真撮影可能です)

 

そして感動したのは、ミュージカルもショーも、寸分の狂いも無く全てが計算通り・時間通りに進行していくこと。しかし、これはやり直しができないライブなのです。

このためにどれだけの準備と練習を重ねて来たのかと思いますね。

100年以上の長きに亘り、宝塚歌劇がファンの心をつかんで離さないのはこういったところにあるのだろうと思います。

「またここで観たい」

これが観劇を終えた後の正直な感想でした。

 

さて、ショーが始まると当然撮影は禁止ですので、その写真も映像はお見せすることが出来ません。

しかし、YouTubeでダイジェスト映像がアップされているので、そのリンクをここに貼っておきます。ご興味があればぜひ。

youtu.be

 

花組トップの「柚香光(ゆずかれい)」さんはとってもカッコ良かったし、娘役トップの「星風まどか」さんはとってもキュートでしたよ。

https://kageki.hankyu.co.jp/star/yuzuka_rei.html

https://kageki.hankyu.co.jp/star/hoshikaze_madoka.html

 

 

ブログ後記

チケットに当選したと聞いた時から、妻の運転手役ということでこの日の予定は空けておいたわけですが、図らずも観劇ができて素晴らしい思い出が出来たことはラッキーでした。

観劇することが決まった時の正直な感想は「めんどくせーな」でしたし、実際に始まった時も寝てしまわないか心配でしたが、始まると息つく暇もなく常に惹き付けられ、計2時間半のステージはあっという間でした。

 

今回の観劇に際し予習が必要ということで、娘に借りた本も役立ちました。

 

最初に観た組(僕の場合は花組)のファンになるという話を聞いたことがありますが、こうなったら、花・月・雪・星・宙の各組の公演を見てみたいと思います。

そして、宝塚大劇場に足を運ばなくても、公演の千秋楽には、映画館でリアルタイムの配信もあるようです。

自宅でも、WOWWOWや娘が買ったDVDなどで観れるので、これからも何らかも形で観続けたいと思います。

あまりハマり過ぎないように気を付けながら・・・(笑)

 

(おわり)

 

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今回もありがとうございました!

 

 

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