今日もご訪問ありがとうございます。
今回のブログは、大学生が創るバイクレース「摂南杯」の観戦記です。
若い人たちが自らバイクレースを企画し、主催し、運営している姿はとても美しかったです。
摂南杯とは
摂南とは大阪にある摂南大学のことで、摂南杯とは同大学のモータースポーツ部が主催するバイクレースのこと。
摂南大学モータースポーツ部と言えば、関西でも本格的なレース活動をしている有数のクラブとして有名で、この摂南杯には学生だけではなく社会人(本格的にレース活動している人も)参加する本格的なバイクレースなのです。
この摂南杯は、パーツメーカー、カスタムショップ、バイク販売店などから多数の協賛を得ていて、かなりの盛り上がりを見せています。
草レースの域は遥かに超えていると思いました。
バイク情報番組・Like a windも後援をしているようで、毎年このレースのことは同番組内でオンエアされています。
@スポーツランド生駒
僕はこの摂南大学モータースポーツ部のOB君たちを知っていることからこれまでに何度か観戦に行ってますが、昨年はコロナ禍で一般の観戦はできませんでした。
また、今回はLike a windから「かすみん」(スタッフ兼出演者のたはらかすみさん)と「エリカ様」(プロトライアルライダーの小玉絵里加選手)がペアを組んで出場するというのでその応援も兼ねて観戦に行ってきました。
この摂南杯の開催場所は、スポーツランド生駒。
このサーキットは大阪府と奈良県との県境にあり、小型バイクやカート(KART)などのレースなどがよく行われている全長約600mのミニレースコースです。ライクアウインドGPもここで開催されていますね。
入場・興奮
僕が到着したのが午前10時過ぎ。ちょうど耐久レースが始まる直前でした。
実は、この1週間ほど前から花粉症の症状がきつくて、観戦に行くかどうかかなり迷ったのですが、大阪モータサイクルショーを1週間後に控え、自分の中で盛り上がるバイクシーズンへの気持ちを抑え切れませんでした(笑)
というわけで、入口で500円を支払って入場。
各チームがこれから始まるレースに備えて着々と準備を整えている中を奥へと進んで行くと、こちらも興奮してきますね。
この緊張した感じは、アマチュアの、しかも学生主催のレースとはとても思えません。
チームLike a wind
そして、チームLike a windのテントブースは一番奥にあり、まずは皆さんにご挨拶。
今回は、レースに出動するかすみん、エリカ様、そしてスタッフの井上さん(いのっち)と重岡さん(しげっち)が来ていました。
ところで、エリカ様(小玉絵里加選手)ですが、僕は数年前にヤエドラ(八戸ノ里ドライビングスクール)のイベントでエリカ様のデモンストレーションを見たことがあるのですが、お目にかかるのは今回が初めて。
そのキュートな容姿からは想像できない凄腕ライダー(確か全日本トライアル選手権第2位)なのです。
▼ヤエドライベント時のYouTube映像はコチラ▼
ということで、写真を撮らせてもらいましたが・・・
レーススタート前にありがちなピリピリした感じが全くしませんね(笑)。
コースインの時も和やかでした。
レースのルール
レースは、大きく「耐久」と「スプリント」に分かれていて、さらにそれぞれに「亀さんクラス」と「兎さんクラス」とに分かれています。
さらに学生さんのみが参加できる「学生スプリント」というクラスもあって、ライダーの実力に応じて参加できるクラスが選べるようになっています。
さらに耐久レースでは「超えてはいけないタイム」が決まっています。例えば亀さんクラスでは、1周37秒がその指定タイム。
一つのレースで3回以上、この限定タイム未満で走ってしまうと失格になるというルールが設けられています。
つまり、速すぎてもダメで、いかに37秒以上で、それに近いタイムで安定して速く走れるかが勝負のカギを握ることになります。
そうすることで、初心者など遅い人でも一定の頑張りをすれば上位入賞の可能性があるという面白いルールですね。
亀さんクラス60分耐久
さて、チームLike a wind(かすみん&エリカ様)は亀さんクラスの耐久レースに出場。スタートはルマン式というこことで、ここでも本格的です。
チームLike a windの第一ライダーはエリカ様です。
この時、スタッフの二人(いのっちとしげっち)は、Like a windとしての取材のためにコース内部で撮影に入っていたので、かすみん&エリカ様は、自分が走っていない時はサインボード係を務めなければなりません。
つまり、自分が走り終えた後に休憩するってことが出来ない状態で、しかもこの日の奈良市の気温は高く、もう半袖でも十分なくらいでしたから、水分補給もままならない中で、かなり過酷だったと思います。(この時のかすみんのこの表情がこの日の暑さを物語っていますね)
こんなことなら、何か手伝ってあげたかったのですが、レース素人の僕が下手に手伝うとエライことになりかねないので、ここは応援に徹しました。
ということで、二人のカッコいい姿をどうぞ。
かすみん
▼ホームストレートでのバトル
▼バックストレッチ(Like a wind看板下)
▼最終コーナー手前
エリカ様
▼ホームストレートを疾走
▼高速コーナー(18R)
▼最終コーナー立ち上がり
11位でチェッカー
というわけで、60分の耐久レースは、彼女たちがそれぞれ15分×2回走って、最後はかすみんがチェッカーを受けました。
チームLike a windは11位完走ということで、順位的には少し残念だったような気もしますが、たくさんの面白いバトルを見せてもらったし、何より二人ともカッコ良かったです。
かすみんはスプリントにも出場
このあと、スプリントレースも行われ、ここにはかすみんが単独で出場していました。
このレースでのグリッドは後ろの方でしたが、レースではかなり頑張って5位にまでランクアップ。
途中、最終コーナー付近で少しだけ動画を撮ったので、見てください。
集団の2番手で立ち上がってくるグリーンのバイクが、かすみんです。
ブログ後記
このかすみんのスプリントレースの結果を見届けて帰宅の途についたのですが、この日、スポーツランド生駒にいた人の中でおそらく、いや間違いなく僕は最年長(苦笑)
「若いっていいなあ~」とか、「オレも大学生の時にこんなことしてみたかったなあ~」と思いながら約2時間をここで楽しく過ごさせてもらいました。
今回の摂南杯が第6回ということですが、今後10回、20回と続けて欲しいな~と思います。僕も、また来年も観戦させて頂き、若さを吸収したいと思います。
帰宅してからくしゃみが止まらず、この次の日(日曜日)は自宅に籠る事態となってしまいましたが、それでも行って良かったと思った有意義な1日でした。
(おわり)
今回もありがとうございました!