聖地巡礼のバイク旅

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「Like a wind 聖地巡礼」オリーブの島ツーリング(完結編)

こんにちは。今日もご訪問ありがとうございます。

「オリーブの島ツーリング」は今回が第3話で最終回となります。

 

エンジェルロード、ギリシャ風車(道の駅・小豆島オリーブ公園)を巡り、こまめ食堂でランチを終えたのが12時半ごろでした。ここまでのたった3時間ほどの滞在で、もうこの島が大好きになりました。

 

 

小豆島の北側へ

この日は坂手港を15時15分に出港する船に乗らないといけないので、僕に残された時間はあと2時間と少し

ジャンボフェリーは、平日の場合、15時15分発の次は20時30分まで便がありません。

そうなると帰宅が翌日になってしまうことから、やむなくこういうプランを立てたのですが、この15時15分の便に乗っても帰宅は21時前だったのです。

本当は寒霞渓や銚子渓などの山側や、小豆島南端の地藏埼灯台などにも行ってみたかったのですが、とても時間がありません。

そこで、友人女性から「岡山県側は海の色が違っていて、それもまた綺麗だよ」と教えてもらったこともあり、小豆島の北側の道路を走って坂手港へと向かうことにします。

これなら色んな景色も見れるだろうし、余裕を持って坂手港へ行くことが出来ます。

 

 

絶景だらけの島

エンジェルロードやギリシャ風車がある島の南側は、交通量が多く、信号も多く、大きなスーパーや家電量販店なんかもあったりして小豆島の商業の中心エリアなのかな?と思いますが(違ってたらゴメンナサイ)、北側はバイク乗りにとっては絶好のツーリングロードでした。

北側の海岸線(県道26号)、西側の海岸線(国道436号)の至るところに展望所があり、そのそれぞれから違った美しい風景を眺めることが出来ます。

小豆島のことを「絶景だらけの島」だと言っても、それは過言ではないと断言します。

 

屋形崎 夕陽の丘

ここは「屋形崎 夕陽の丘」というスポット。

ここから見える夕陽はとても美しいのだそうですが、こうやって昼間の景色も十分すぎるほど絶景ですね。(対岸は岡山県かな)



道の駅・大坂城残石記念公園

小豆島の主要産業の一つに花崗岩を主とする石材業がありますが、今から400年以上前に大坂城が築城された際、天守閣や堀の大きな石垣の多くは小豆島で切り出されて大坂へ船で運ばれたそうです。

大部港

日生港(岡山県)とのフェリーが行き来する港の近くで撮影。

彼女が「水の色が違う」といった意味が分かりました。

福田港

背景に見えるのは、姫路港(兵庫県)と福田港とを結ぶフェリー

▼ちょうどフェリーが出航していくところです。

希望の道

エンジェルロードのように、その先の島に繋がる砂浜が潮の満ち引きで現れたり、消えたりするのが希望の道です。

(今回は訪問時が満潮だったのと時間の関係でで丘の上からの写真だけです)

 

ラストの訪問地

今回のラストの訪問地が、「二十四の瞳」にゆかりのある地。

二十四の瞳と言えば、太平洋戦争の悲惨さと教師と生徒との絆を描いた壷井栄の小説で、映画化もされたあまりにも有名な物語ですが、その舞台がここ小豆島です。壷井栄さんは小豆島のご出身です)

その記念の映画村が坂手港の近くにあり、幸いにもフェリー出発前に時間が出来たのでその前まで来てみました。

大きな施設では無さそうだけど内容は充実しているようなので入ってみたかったですが、さすがにそれはムリ。次回はしっかりと時間を取ってここに入ってみたいと思っています。

 

 

小豆島ロス

このあと、二十四の瞳映画村の近くの入江近くで、静かな波の音を聞きながら数分間を過ごしました。

でもついにタイムリミット。帰りのフェリーが出る坂手港へと向かいます。

二十四の瞳映画村から坂手港までは10分ほどの距離で、港に着くと帰りのフェリーが到着する直前でした。

この時の正直な気持ちは「帰りたくない!」で、まだ小豆島を離れる前なのに既に小豆島ロスでした。本当に小豆島で過ごした5時間はあっという間でしたね。

滞在時間を短く設定したのは今回の最大の誤算ですが、それは小豆島の魅力が僕の想像を遥かに超えていたということに他なりません。

 

きっと、また来る

ただ、「それなら滞在時間を延ばせば良かったじゃないか」というそんな単純な話でもありません。

むしろ今回はこれでよく、小豆島の素晴らしさが分かったこと、久しぶりに彼女に会えたこと、そしてそのことで「絶対にまた来る」「何度でも来たいという思いを抱けたことに十分な価値があったと思っています。

坂手港を定刻に出港した船は、雲一つなく穏やかな波の播磨灘を、僕の名残惜しさを示すかのようにゆっくりと小豆島から遠ざかっていきます。

やがて、この日の充実感を象徴するような、こんな美しい瀬戸の夕陽を見ることが出来ました。

さよなら小豆島

ありがとう小豆島

きっと、また来ます!

 

(おわり)

 

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