聖地巡礼のバイク旅

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バイク女子2名と平日ツーリング ~石窯ピザランチ~

今日もご訪問ありがとうございます。

ライク号とすれ違いながら気付かずに通り過ぎてしまっていたという衝撃の事実が判明したその翌日、傷心の僕は二人のバイク女子(肝付町ライダーズメンバー)とツーリングに出かけてきました。

  • 仕事の調整次第で平日休みを比較的取りやすい僕
  • 5月までに有給休暇を消化しないといけないH嬢

そして

  • こんな二人に柔軟に予定を合わせてくれるM嬢

この3名が繰り広げた、いつもの珍道中が今回のブログテーマです。

 

 

 

行き先が決まらない

ことの発端は「有給休暇を消化したいので、平日ツーに付き合ってくれる人を募集します」というH嬢の発言から。

この誘いに真っ先に乗ったのは僕でした。

そして、M嬢にもお誘いの手が伸びて3人での平日プチツーが決定です。

天気予報を見ながらいずれかの日にすべく、結局は4月19日(火)に決行することとなりました。

 

このツーリングで絶対に外せないのはは、H嬢のリクエストで “中西ピーナッツ”というお店(奈良県天理市)へ行くこと。

しかし、それ以外の

  1. どの方面を走るのか
  2. どこでランチを摂るのか
  3. そもそも何時にどこに集合するのか

などはギリギリまで決まりませんでした。この3人で行くツーリングは、これで3度目ですが、実はこのパターンは毎回同じです(爆)

 

 

行先は山奥のカフェ

前述の“中西ピーナッツ”が軸になるので、帰りにそこに寄ることが大前提となります。

そして「朝はゆっくり」という暗黙の了解もあり、この日のランチ場所は、大阪泉州エリア・和歌山北部エリア・京都南部エリア(和束あたり)で候補地をいくつかノミネートすることとなりました。

 

しかし、火曜日定休のお店ってかなり多いのですね。いいな~って思った店が悉く火曜日は定休日でした。

こんな事情もあって、ツーリング前夜まで行先が決まらないというありえない事態になったわけですが、とりあえずは美原(堺市東部)のコンビニに午前10時集合ということだけを決め、最終の行き場所決定は集合してからにしようということになりました。

とは言いながらも、優しいH嬢は、「テラスなど屋外で食事できる感じがいい」という僕のリクエストに応える形で、和歌山県橋本市にある山奥のカフェをチェックしてくれていました。

そのお店が「木間暮(きまぐれ)」という秘境にあるお店らしく、なんでもピザがとても美味しいという評判らしいのです。

ならば、そこへ行こうということで、当日の午前10時10分にようやく行き先が決定です。

 

 

スタートは順調でした

集合した美原から、R309そしてR371を順調に下って行きます。

やはり平日なのでトラックが多いのですが、R371に入ると交通量は少なく快適に走って行くことができました。

 

 

お決まり珍道中

ただ、そうすんなり行かないのがこの3人のツーリング。

以前にも「花を見に行ったのに花が咲いていない」など色々とありましたが、今回も目的地のすぐ傍まで来たのに、道に迷うというお決まりの珍道中が始まりました。

 

山奥と言っても、地図(グーグルマップ)上は高野山へ上る街道・紀ノ川フルーツラインから、少し奥に入ったところにあるお店です。

ただ、その紀ノ川フルーツラインからそのお店に通じる道(曲がり角)が分からなかったのです。

結局、今回はグーグル先生のシビアな経路選択に惑わされたというより、単に曲がるところを一つ間違えただけ(笑)なのですが、その間違いにより酷道を彷徨うことになり、狭い坂道で幾度もUターンをすることに。

 

こちらは、いざとなれば助けてあげられるように態勢を整えていましたが、十分に笑わせてもらいました(笑)

 

 

苦難を乗り越えて

この木間暮さんの南側には高野山が聳えているので、これもお大師さんが与えてくれた試練か?というのは冗談ですが、そういった苦行も乗り越えて、ようやく正しい道に入ることができました。

ただ、正しいアクセス路と言っても軽自動車一台がやっと通れるくらいの狭い山道を進んでいくので、ホントにこの道で合ってるのかは到着するまでは半信半疑。

のちに、お店の方からマイクロバスでも通れる道だと言われましたが、絶対に対向車が来ないことが大前提だと思います。

 

いずれにせよ、紀ノ川フルーツラインからの曲がり角には看板が欲しいですね。

オーナーさんは、最初は道中の「不安」から始まるけど、来て頂いたら「ファン」になってもらう店を目指していると仰っていて、これには「上手い!」とは思ったものの、悪路を走り慣れていないライダーには不安たっぷりの道だと思います。

といういくつかの苦難(大げさ!)を乗り越え、この日の目的地「石窯と囲炉裏とオープンカフェ/木間暮(きまぐれ)」さんに到着です。

www.konomise.com

 

 

最高のロケーション

行ってから分かったことなのですが、オーナーさんのお父さんと息子さんのお二人で経営されているこのお店は知る人ぞ知る人気店でした。

「平日なので混んでるはずがない。絶対に大丈夫」と高を括っていた我々ですが、この日も囲炉裏がある店内のお席は予約で一杯でした。

 

それでも、予約なしで行った我々には「屋外席ならご用意できますよ」ってことで準備をして下さいました。

もとよりアウトドアでの食事を希望していた僕にとっては願ったり叶ったりです。

そして、こんな感じで席をセットしてもらいました。

小鳥のさえずり、新緑のいい香りと爽やかな気候、そして他の誰にも邪魔されない隠れ家的ロケーション…もう最高です。

この店を探してくれたH嬢にはホントに感謝ですね。

 

 

本格石窯で焼くピザ

さて、我々が注文したのは、「木間暮ピザランチ」というセットメニュー。

スープ・サラダ・ピザ(3種類から選択)・デザート・コーヒーが付いて1,700円(税込み)でした。

まずは濃厚なジャガイモスープと、ドライさつま芋のトッピングのサラダに感動。やはり最初の「掴み」って大事ですね。

これはナチュール(高島市)でも感じたことですが、「美味しい店はアペタイザーを軽視しない」ってことですね。

 

というわけで、次に出てくるメインのピザに大きな期待が膨らむわけですが、そのメインのピザは、女子二人はミックス、僕はマルゲリータをチョイス。

僕らのテーブルのすぐ後ろに石窯があり、その隣でオーナーさん(お父さん)が解説しながらピザを調理してくれます。

さらにピザを焼いている石窯の中の様子も撮影させてくれました。しかも、「カメラ(携帯)をギリギリまで近づけろ」という撮影指導付きで(笑)

初めて見る石窯の中ですが、これはめっちゃ迫力がありました。(その分、めっちゃ熱かったけど、笑)
これを見せてもらって、これから食べるピザへの期待感はマックスです。

このオーナーさんのお人柄がとても素敵で、前菜やピザの美味しさに加え、このトークのサービスが美味しさに輪をかけてくれました。

 

そしてこれが出来上がりたてのピザ。

”カリっ&フワっ”で、当然の熱々。とても美味しいピザでしたよ。

食後のデザートも、フルーツ、アイスクリーム、抹茶のケーキが程よいサイズで並んで美味しかったし、オーガニックのコーヒーも美味でした。

 

 

次回は秋ですね

僕らがバイクを止めた場所の真上に桜の木があり、1週間前は満開だったそうです。

そして秋には紅葉が美しいそうなので、もう絶対に再訪は決定です。

もう道に迷うことは無いでしょうし、次回も平日に、屋内の囲炉裏の席を予約したいな~

 

さて、存分に満足をして、お店を退出したのは午後1時半を過ぎた頃。なんと2時間近くこのお店でゆっくりさせて頂きました。

来た時は気付かなかったのですが、お店を出た後に山の小道の両サイドに突き出た瓦の中を通って行くのですが、その風景にまた情緒があって、さらに遠くには紀ノ川や九度山(昔、真田幸村が隠棲した場所)が見えます。

来た時も、滞在中も、帰る時も素晴らしいロケーションでした。

そして、楽しい話と美味しい食事をありがとうございました。

 

 

ブログ後記

この後は、最初から決まっていた“中西ピーナッツ(天理市)”さんへと向かいました。

橋本から天理までは、京奈和自動車道の無料区間を走っていけばいいものを、なぜか下道に拘るH嬢の先導で紀ノ川沿いのR24を走っていきました。

 

というわけで、この日はもう初夏を感じさせる暖かな日差しのおかげで快適に走ることが出来ましたし、何といっても「木間暮」という素敵なカフェに行けたことが何よりでした。

 

朝、集合するまで行先が決まっていないというテキトーな企画ではありましたが、とてもとても楽しい平日を過ごすことができました。

二人のバイク女子に感謝・感謝です!


(おわり)

 

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