聖地巡礼のバイク旅

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「Like a wind 聖地巡礼」しまなみ海道ツーリング (4)

今日もありがとうございます。

ブログ「しまなみ海道ツーリング」は、ep4から本題にはいっていくのですが、その前に乗用車や自動二輪車ではなく、原付(自転車、あるいは徒歩も)でどのようにしまなみ海道を渡っていくのかということについて話をさせて頂きます。

既にご存知の方はともかく、ご存知なかった方のお役に立てれたら幸いです。

 

 

基本的なこと

しまなみ海道には大きく7つの橋が架かっていますが、原付バイクでその橋を渡った後は、必ず各島の一般道に降りなければなりません。そして、また次の橋を渡るという連続になります。

乗用車や125ccを超えるバイクでしまなみ海道(西瀬戸自動車道)を渡る場合、尾道市から今治市まで一度も島に降りずに走り切ることができますが、原付バイクはそのようにはできないわけです。

下の絵は自作なのでちょっと分かりにくいかもしれませんが、黄色のラインが西瀬戸自動車道で、赤の点線が原付が走るルートです。

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尾道から今治までの西瀬戸自動車道の総距離は約60kmだそうですが、これはいわば最短距離のルート。

前記のように、橋を渡り、島の一般道を走り、そしてまた橋を渡るということを続けていくので、この方法で尾道から今治まで行く場合、距離は60㎞をやや上回るものと思います。

また橋の上を走行する際の制限速度は30km/hですから、尾道~今治間の所要時間は自動車道だけを走るのと比較できないくらい増えることになります。

 

 

ナビは使えない

このように橋~島の一般道~橋を繰り返して瀬戸内海を渡っていくのですが、GoogleナビにしてもYahooカーナビにしても、ナビを利用する場合に案内してくれる橋への入り口は「西瀬戸自動車道」の入り口です。

しかし、原付バイク用の橋の入り口は自動車道の入り口とは異なり、全く別の場所にあります。

以下の写真のように、よく見ておかないと通り過ぎてしまうような「路地の入口」に近いような場所に「原付や自転車用の入り口」があり、ここから細い道を通り橋へとアプローチしていきます。

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なので、もしナビを使ってこの入り口を目指すときは、予め次の原付用の入り口を行先にセットしておかないとダメなのです。

それはめんどくさいし、実際にナビで原付用の入り口を探してみましたが、簡単に見つかりません。

 

 

ブルーのライン

しかし、このような場合のための便利な仕掛けが施されています。

それは、下の写真、ロードサイドにブルーのラインが引かれていることがお分かりいただけると思います。

これは原付バイクや自転車が確実に次の橋に向かえるように、そのガイドとして引かれたラインで、これに沿って進んでいくと原付用の入り口に辿り着けるようになっています。

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そして、前章で「橋への入り口はよく見ておかないと通り過ぎてしまう」と書きましたが、ブルーのラインに沿って走り、もし入り口を通り過ぎてしまった場合でも、そこでブルーのラインが途切れるので、行き過ぎたことが分かるようになっています。

また、今は尾道方面に向かっているか、今治方面に向かっているかの表示も所々にあるので、方角を間違うこともありません。もし間違ってもすぐに修正できるようになっています。

 

 

料金は手動投入式

このように原付や自転車専用の入り口を目指し、そこから橋の方へバイクを走らせることになります。

この導入路が結構長く、そして道幅も広くなく、そこには自転車も歩行者もいたりします。さらにこの狭い道をバイクや自転車が対向してきますから、気を付けてゆっくりと走っていく必要があります。

僕が行った時は、家族連れのサイクリストが多数で、小さな子も自転車を左右に揺らしながら導入路を走っているので特に留意が必要です。

 

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そして、橋を渡っていくのですが、橋梁の端っこに料金所があります。自転車や歩行者は無料ですが、バイクの場合、50円~200円の通行料金を支払う必要があります。

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尾道から今治まで総額で500円ですが、100円を3枚、50円を4枚用意しておく必要がありますよ。なぜなら、料金は箱に入れるでお釣り出ないからです。

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ゲートバーがあるわけでもないので、払わなくても通行できるのですが、一応は監視カメラで不正通行の取り締まりをしているらしいので、きちんと払って走りましょう。

ちなみに僕は、50円の橋なのに50円を持っておらず、100円払う羽目になりました(笑)

 

 

様々な表情の原付道

尾道から今治まで、大きく7つの橋(細かい定義によると10の橋)を渡るのですが、そのそれぞれに趣が異なります。

 

この写真は西瀬戸自動車道の下を走るケース。結構狭いです。

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自動車道と並行して走るケース。でも結構狭いです。

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そしてこんな感じの開放感たっぷりの道もあります。

ちょっとスピードを出し過ぎたかもしれません。

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このように橋ごとに表情が異なるので、次はどんな感じかな~とワクワク楽しみながらそれぞれの橋を渡ることができました。

 

そして、橋を渡り終えたら、また専用の導入路を下り、一般道へと降りていきます

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以上、こんな感じでしまなみ海道を走っていきます。今後、原付バイクでしまなみ海道を走る方の参考になれば幸いです。

もし何か質問などありましたらコメントください。分かる範囲でお答えいたします。

 

 

ブログ後記

ということで、しまなみ海道の島々を巡っていく話を書く前に、まずは原付バイクがしまなみ海道をどうやって走っていくのかを紹介させていただきました。

いよいよ次回(ep5)からは、Like a wind聖地巡礼の話を中心に、しまなみ海道の島々の美しい景色や美味しいグルメの紹介をさせて頂こうと思います。

引き続きよろしくお願いいたします。

 

(つづく)

 

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