ご訪問ありがとうございます。
今回のブログは、以前から一度ブログに書いてみたかった「フェリーさんふらわあでの船旅リポート」です。
少しでも「さんふらわあでの船旅の魅力」が伝わり、”さんふらわあライダー”が増えることを願っています。
なお、いつもながら話が長いので前編と後編に分けています。(後編もアップ済です)
さんふらわあでの旅の魅力
2022年はさんふらわあ就航50周年のメモリアルイヤーなんですね。
今、こんなCMが流れていますが、僕がこの歴史ある船に初めて乗ったのは2017年5月のこと。
自身で初めての九州ツーリングの際、その往復にフェリーさんふらわあを利用して以来、この太陽の船の魅力に憑りつかれています。
今年11月4日~7日の大隅半島への旅も、往復ともにフェリーさんふらわあに乗船させて頂き、今回の往復でさんふらわあの乗船歴は計14回となりました。
2018年に新造された「さんふらわあ さつま/きりしま」は就航から4年目となる今も船内はとても美しく、とても気品があり、とても快適でした。
今回のブログは、過去の写真も少し使いながら「大阪南港を出航してから、志布志港に到着するまで」を概ね時系列に書いていきますので、一緒に旅をしているような感じで読んでいただけたら嬉しいです。
さんふらわあターミナル
大阪南港・ATC(アジア太平洋トレードセンター)前には「さんふらわあターミナル」と名付けられた旅客ターミナルがあります。
ATCからは、
- 志布志港へ向かう「さんふらわあ さつま/きりしま」(写真奥)
- 別府港へ向かう「さんふらわあ こばると/あいぼり」(写真手前)
この2隻が並んでいる姿を見ることが出来ます。
僕はこの景色が大好きで、この景色を見るためだけにしょっちゅうATCへ来ます。
そのさんふらわあターミナルはATCの南西側にあり、ATC北の交差点からターミナルに向かって走っていくと、このブルーの看板が見えます。
乗用車やバイクの場合、志布志に行く場合も、別府に行くのもここが入口です。
その先には地上スタッフさんがいて、「別府ですか?、志布志ですか?」と行先を聞かれます。
別府行きのチェックインはATC内にカウンターがあるので、ここを左折して奥(ATCの方)へ進んでいきます。
志布志行きの場合は、この目の前にチェックインと待ち合いができる専用の建物があります。
なるべく早めの乗船がいい
出航の約1時間くらい前には乗船が始まります。その時間までにはチェックインを済ませてレーンに並んでおく必要があります。
乗船レーンは係員さんが番号で示してくれるので、その指示に従います。
今までの経験上、バイクが多い時は複数グループに分かれて乗船することがあり、後のグループになった場合、数十分待つこともあります。
したがって、時間の許す限り、早めにターミナルへ行ってチェックインを済ませ、乗船レーンに並んでおくことをおススメします。
その理由は「出航前がとって楽しい」の項で説明しますのでが、もう少し乗船の話に付き合ってください。
高揚感MAXの乗船の時
これはインスタの映像で観て頂きましょう。
これから始まる旅への期待で気持ちの高揚がMAXになる瞬間です。
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さんふらわあでは、車両甲板にてタイヤ止めに加えて、ベルトでバイクを固定してくれます。
下の写真は、4年ほど前にCRF250Rallyで志布志へ行った時の写真ですが、ご覧のように完璧に固定してくれていることがわかると思います。
この車両固定の対応は本当に安心できますね。
- 一方、他社のフェリーでは、ベルトでバイクを固定してくれるところまではやってくれないところもあって、エンジン下部に盤木のような木を噛ましてバイクの揺れを防止する程度であることが多いです。(下の写真2枚が他社フェリーです)
- 他社フェリーのこのやり方(盤木を噛ます方法)は、僕のMT-09トレーサーだとマフラー(エキパイ)に盤木を噛ますことになるし、スーパーカブだと直接エンジンに盤木を当てることになります。このやり方ってちょっと心配なのです。
出航前がとっても楽しい
先ほど、早めに乗船した方がいいと書いた訳ですが、その理由の第一は「一番風呂」です。
乗船時間にはすでに展望浴場がオープンしていて、しかもその時間帯は空いていることも多いです。つまり貸し切り状態でお風呂が楽しめるということですね。
男性の風呂は左舷にありますから、ターミナル側を見下ろしながら広々としたお風呂に浸かることが出来ますよ。
そして、お風呂から上がれば冷たいビールが待っています(ビールでなくても構いませんが笑)。
もう最高の気分で出航時間を待つということが出来ますよ。
出航時にはデッキに上がることをおススメします。
さんふらわあでは、地上スタッフさんのお見送りサービスがあって、お互いに手を振り合うことで、ちょっとした感動が生まれますよ。
上の写真は11月4日(金)の午後6時。この時期の午後6時はすでに日が暮れていましたが、季節によってはまだ明るかったり、あるいは黄昏に向かって船が出航していくので、それはそれで感動ものです。
美味しいバイキング料理
お風呂に入り、出航の瞬間を楽しんだ後は待ちに待った食事タイムです。
さんふらわあのレストランと言えば、船上バイキング料理が特徴ですが、その模様をお伝えしようと思います。
夕食時は本格バイキング。通常は2,000円(大人料金)だったと思いますが、今は特別価格の1,500円となっています。
特別価格になった分、メニューを少し絞っているらしいですが、それでも十分な品数で全く問題ありませんでした。
夕食だと、肉系料理、新鮮なお刺身、おでん、サラダなどがたくさんラインナップされていますが、取り過ぎるとこの後のお楽しみが食べられなくなるので、僕は少しずつ取ることにしています。
そしてこれらのおかずをおつまみにして、きめ細やかな泡の生ビール(500円)と、さんふらわあオリジナルの神戸ワイン(ハーフ940円)で一杯やることを毎回の楽しみにしています。
さきほど「取り過ぎるとこの後のお楽しみが食べられなくなる」と書いた訳ですが、そのお楽しみというのがこのさんふらわあカレーです。
僕は、さんふらわあカレーが日本一美味しいカレーだと思っていて、必ずこれは食べることにしています。このスパイシーなカレーはホントに美味しいんですよ。
そして、先日教えてもらったのですが、夜のカレーにバーニャカウダー用のクリームチーズを少し落とすと見た目にお洒落ですし、上品に味変するのでおススメです。
僕は、この「カレースープ」でもう一杯生ビールを飲みました(笑)
ということで前編はこのレストランの話で終わらせて頂き、この続きは後編をご覧頂きたいと思います。
(つづく)