聖地巡礼のバイク旅

-Leave the destination to the wind-

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短編その4「シンデレラ・エクスプレス」

今回は、「さおりん(奥沙織さん)のツイートがきっかけで、20代の頃の懐かしい記憶が蘇りました」という話を短編にしようと考えたのですが、書き終わってみれば短編になってませんでした(笑)

ただ短編ということでお付き合いください。よろしくお願いします。

 

死語

いきなりですが、死語という言葉の意味をネットで調べてみると、

  • もう使われなくなった古い言葉や流行語
  • 昔は流行ったが今の若者は知らない言葉

という説明がありました。

 

例えば、昭和編としては、アベックマブダチナウいなどが挙げられてましたが、昭和人の僕でも、今はさすがにこれらは使いませんね。

 

次に平成編として、アウトオブ眼中ヤンママなどがありましたが、アウトオブ…は使ってしまいそうです。危ない危ない(笑)

 

さらに最近の言葉では、写メとりまなども既に死語だそうです。

いずれも僕は使わない言葉なので心配はありませんが、流行語だと思って使っているとたちまち時代遅れになっているということですね。

 

というわけで、ビジネスの世界では、IT分野における革新(変化)のスピードを「ドッグイヤー」(通常7年で変化するような出来事が1年で変化すること)という言葉で表したりするので、「言葉の世界でもドッグイヤーなんか~」と思っていたら、そのドッグイヤーも既に死語だったということを知り、自分が落語作家になった気分でした(笑)

 

 

さおりんのツイート

さて、バイク情報番組・Like a windに出演中のさおりん(奥沙織さん)が、8月28日の夜、静岡でのイベントを終えて新幹線で帰阪する時、こんなツイートをしていました。

彼女が乗った日曜日の夜の新幹線は、自由席も指定席も満席だったようです。

 

その彼女のツイートを見たとき、僕が直感的に思ったのが「さおりんが乗っているのはもしかするとシンデレラ・エクスプレスでは?」ということでした。(お笑いタレントのことではありません。念のため)

ということで、こんなリプをしたのですが、彼女の返信はつれないものでした(笑)

 

 

シンデレラ・エクスプレス

念のため「シンデレラ・エクスプレス」について説明をすると、これはかつて(1980年代後半)JR東海が東京発新大阪行の新幹線最終便に対して付けたキャッチフレーズです。

(例えば東京と大阪などで)離れ離れに暮らす恋人たちが週末に出会い、日曜日の夜には再び別れていく…そんな二人が別れを惜しむシーンが日曜日の夜の新幹線のホームでよく見られたことから、当時の東京発新大阪行きの最終の新幹線のことをシンデレラ・エクスプレスと呼んでいました。

ご存じない方のために、YouTubeでシンデレラ・エクスプレスのCMを見つけてきました。


www.youtube.com

当時、僕の大学時代の友人は東京で就職したために、当時の彼女と別れて暮らすことになり、まさしくこのシンデレラ・エクスプレスを実体験していましたから、特に思い出が深いです。

 

 

懐かしい思い出

さおりんがツイートした時間が、彼女が静岡でのイベント参加を終え新幹線に乗った時間だとするとまさしくそれはシンデレラ・エクスプレスの時間帯。混んでいても全然不思議ではありません。

なので、「シンデレラ・エクスプレスが死語だとは露ほどにも思わず、咄嗟に上記のようなリプをしてしまった」というわけです。

しかしシンデレラ・エクスプレスのことを知らない彼女にしてみれば「いったい何のこと?」となるのも頷けます。

 

死語を使って恥ずかしいというより、彼女に戸惑いを与えてしまい申し訳ないと気持ちが先に立って自分が情けなくなりましたが、自分がまだ20代だった頃を懐かしく思い出させてくれたさおりんのツイートでありました。

 

(おわり)

 

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