買ったばかりのマジェスティの試運転を兼ねて、奈良へショートツーリングに行ってきました。
マジェスティ初のツーリングは、メインの目的地を桜井市の「大神神社」として、さらにその摂社である「檜原神社」、そして天理市にある「石上神宮」にも参拝することを今回の目的としました。
ということで、午前10時半に自宅(東大阪市)を出発。
中央環状線を南下し、松原から藤井寺、国分、大和高田を経て桜井に入るルートを選択。
近畿道や西名阪道などの高速道路を使えば1時間足らずで行けるのですが、高速はまだちょっと怖いので(笑)、国道165号線など全て一般道を通ることにしました。
(1)まずは大和国一之宮・大神神社へ
第一の目的地、「大神神社」に到着したのは12時半頃。
ちょうど2時間の往路でした。
これまでに1度、参拝させて頂いたことがありますが、やはり圧巻なのは大鳥居。
この大神神社のご祭神は大物主大神。国家守護の大いなる神様です。
そしてご神体は、大鳥居の背後に控える三輪山そのもの。
したがって、神社には拝殿はあっても神殿がありません。
そのご神体の大きさに合わせるようにとてつもない大きな鳥居が我々参拝者を迎えてくれます。
境内には無料駐車場から徒歩約10分で到着します。
第二の鳥居を越えて参道を進むと、そこはマイナスイオンの宝庫。
炎天の中でも、この参道に入ると何故か身も心も涼やかに感じますね。
この大神神社は、大和の国の一の宮としての格式を誇る神社ですが、古くは国家創造を守護し、その後は皇室および国家の守護神として多くの信仰を集めています。
まさしくパワースポットと呼ぶに相応しい大和の聖地です。
箸墓古墳
そもそもこの三輪の地は、かつては邪馬台国が存在したと考えられる有力な候補地の一つです。
大神神社から北にバイクで数分の場所に有名な「箸墓古墳」があります。
(愛車のバックに映っているのが箸墓古墳です)
この古墳は公式(宮内庁の記録)には大物主大神の妻である「倭迹迹日百襲姫命」が葬られている場所とされていますが、実はこのすぐそばに邪馬台国の有力候補地である「纏向遺跡」があります。
したがって箸墓古墳は邪馬台国の女王・卑弥呼の墓ではないかという伝承があるのです。
皇室に縁のある墳墓ですから、聖域として立ち入り調査などできないようですが、
古代ロマンを感じることのできる場所でもあります。
(後編に続きます)