聖地巡礼のバイク旅

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越前ツーリング「油揚げを食べに行く」(後編)

こんにちは、今日もご訪問ありがとうございます。
では早速、「油揚げ!」 越前ツーリングの後編です。
 
 

「油揚げ」について

ウィキペディアには、油揚げについてこのような概説が載ってます。
  • 油揚げ(あぶらあげ、あぶらげ)は、薄切りにした豆腐を油で揚げた食品。
  • 厚揚げ(生揚げ)とは異なり、薄切りをした豆腐を使用するので内部まで揚がっている。
  • 「あげ」(または女房詞が付いて「おあげ」とも)と略されることもある。
  • 別称は「稲荷揚げ」「狐揚げ」「寿司あげ」。厚揚げに対して「薄揚げ」と呼ぶ地域もある。
この記載の末尾にある「薄揚げ」という言葉は昔から地元で使っている言葉で、僕はこっちの使い方がしっくりきます。(下の写真が地元で言う薄揚げ)

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揚げたての熱々の薄揚げに大根おろしと醤油をかけて食べると、これが素晴らしく絶品で、これだけでビールを何杯も飲めた記憶があります(笑)
 
そしてこの写真が谷口屋さんの油揚げ。
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この谷口屋さんの「油揚げ」は見た目には“厚揚げ”なのですが、分類上は“油揚げ(つまり薄揚げ)”。

なので、薄揚げに醤油をかけて食べて美味しかった昔の思い出が再現できるのか、とても興味がありました。
 
 

谷口屋さんのシステムに感動

さて待ち時間80分を覚悟して待っていましたが、結局は待ち始めて30分で「あと5組」の連絡が届きました。

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待ち客名簿は紙ではなくタブレット。

順番を登録した際に携帯電話番号を入力しておけば、上記の連絡が届くようになっているようです。

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入店したあとは、レジ前の掲示板であと何組かを知ることができます。

 

待ち時間のストレスをかなり減少させてくれる仕組みを導入されている谷口屋さんにちょっと驚きと感動を覚えました。

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注文もQRコードを使うことでケータイからできる仕組みになっていました。

聞き間違い・言い間違いによるミスの防止に役立つし、備え付けのタッチパネルでの注文は何かと不衛生ですもんね。

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 ▲画像提供:yo-c
この谷口屋さんですが、レジ、ホールのいずれも大変好感を持てる接客をして下さったことを追記しておきたいと思います。
 

ボリューム感が凄い!

さて僕とyo-cが注文したのは「一枚おろしそば御膳」という定食。

ケンミンショーで紹介されていた、ごはん付きの定食にしようかと迷ったのですが、せっかく福井県まで来たのでご当地のソウルフードの代表格・越前そばを外すことができませんでした

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これが「圧搾一番搾りの北海道産菜種油でじっくり長時間かけて揚げた」という谷口屋さんの看板商品です。

事前に情報は得ていたものの、実際に見るとやはりこの油揚げはデカいですね。

油揚げ

 

見た目にはどう見ても「厚揚げ」ですが、表面はカリっとした香ばしい食感ですが、中身はふんわり。
食べてみるとやはり「薄揚げ」の味なんですね。

専用のタレがあったり、ポン酢があったり、色んな味で楽しめましたよ。

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たかが豆腐を揚げたものと思ってましたが、これを一枚食べるともう十分にお腹が一杯。
ここまでこれを食べに来て本当に良かったです。

 

国見峠から越前海岸巡りの帰路

食事終了は午後2時半を回ったころ。

名神・桂川PAからここまで約4時間なので、このまま普通に帰っても帰宅は夜になります。

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でもせっかくここまで来たので、帰りは少し遠回りしてでもいい景色を眺めながら帰りたいってことで、まずは日本海を見下ろせる「国見岳森林公園」へと向かいました。

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まあ、yo-cと一緒なんで、綺麗な道を走らせてもらえることは無いと想像していましたが、やはり酷道を目指していたようです。

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でも幸か不幸か(笑)、県道3号・福井大森河野線から国見岳森林公園へと向かうルートは冬季通行止めらしく(あと3週間)、山の上からの絶景は断念。

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この後、県道183号から国道305号・通称「漁火街道」に入り、敦賀までの約60kmの海岸線を走ります。

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この漁火街道は以前にも走ったことがありますが、北から南に走る方がいいですね。

この日は特に交通量も少なく、ホントに快適なライディングでした。

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夕映えのメタセコイア並木

さて、谷口屋さんを出発してから殆ど止まることなく約2時間半。

途中に休憩する適度な場所がなく、結局は桜で有名な海津大崎が近い「道の駅 マキノ追坂峠」(滋賀県高島市マキノ町)まで来ました。この時、午後5時過ぎでした。

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この後も名神・京都東ICがある山科までは高速道路を使わず、「鯖街道(国道367号)」そして「湖西道路(国道161号)」を通って帰ります。



そして、鯖街道に入るまでは、絶景ロードとして有名なメタセコイア並木の中を通ったのですが、まだ新緑前の夕映えに輝くメタセコイア並木もなかなかの美しさでした。

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鯖街道も空いていて、「途中口(滋賀と京都の県境)」までは快適でした。
懸念していた湖西道路の渋滞も然程ではなかったので、帰りの一般道選択は正解だったと思います。

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最後は一人でサザキバーへ

湖西道路に入った時点で午後7時過ぎでした。
ここで一つ思い浮かんだのが「浜大津」

浜大津

そう、敬愛するシンガーソングライダー・サザキヒロシさんのお店がある浜大津です。
通常、開店は午後9時なので、まだ時間はあります。

でも、どこかでラーメンでも食べて、お茶でも飲んで時間を潰したらちょっと顔を出せるかな~と迷った挙句、yo-cとナオに離脱を断った上で、仰木雄琴ICで湖西道路を下りることにしました。

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浜大津へ行くにはて、この先の坂本ICもあるし、西大津あたりにも出口があるのに、雄琴で降りた僕を不審に思ったかもしれません(笑)

 

さて、サザキさんに連絡を取ってみたところ、ちょっと早めに店を開けてくれるという事で、浜大津の天下ご麺でラーメンを食べて、約8か月ぶりにサザキバーへ顔を出してきました。
 

「シチュー」を聴いて、無事に帰宅

コロナ禍で飲みに行くこと自体を控えていた(今でも基本はそう)ので、サザキバーにも昨年の夏以降は顔を出しておらず申し訳なかったです。
滞在時間は1時間だけと決めてました。
いつもならワイン2本なんですが、バイクだし、今回はノンアルコールビールを2本だけ。

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それでも歓迎してくれてホントに嬉しかったです。


それにサザキさんの笑顔を見れたし、サザキさんにトレーサーを見せることができたし。

そして、帰る前に安全に帰宅するためのお守りとして「シチュー」を歌って貰いました。

ホントに来て良かった
です。
次回は必ず泊まりで来て、ゆっくり飲んで帰りますね、サザキさん。


スライド2

ということで、日帰りツーリングとしては最長の530kmを走ったこの日。

 

帰宅したのは午後11時半になりましたが、帰宅してから改めてサザキさんの曲を聴きながら飲むビールは最高に美味かった~

 

(おわり)

 

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