聖地巡礼のバイク旅

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「一度は大型バイクに乗ってみよう」

 

今日もご訪問頂きありがとうございます。

 

前回のブログでは、CRF250Rallyを手放したこと&新しいバイクに乗り換える予定だということについて書きました。

今回はその続きです。
写真が少なく文字が多いですが、よろしくお付き合いくださいませ。

 


「一度くらいは大型バイクに」

バイクを買い替えようと思った2つ目の理由は、人生に一度くらいは大型と言われる排気量のバイクに乗っておこうかということです。


一応、大型免許を持ってますが、これまでに所有は一度もしたことがありません。
教習以外で乗ったことがある大型バイクと言えば、友人のゼファー1100とハーレー(スポスタ?)ぐらいです。

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ここでちょっと昔の話を。

今から数十年前、高校生の時に中型自動二輪免許(当時の免許区分)を取得して以来、ずっとこれ(普通自動二輪で乗れるバイク)で十分だと思っていました。

 

僕が高校生の時は、3ない運動など色んな時代背景もあって、同じ世代で中型二輪免許を持っている人は少なかったと思います。

さらに、僕らと同世代(あるいはそれ以下の世代)で「限定解除免許(つまり大型自動二輪免許)」を持っている人は羨望の的でした。
1975年から自動二輪の免許は、125ccまでの小型二輪、400ccまでの中型二輪、排気量無制限の大型二輪に3分割されました。

そして、400ccを超えるバイクに乗るためには、運転免許試験場でしか取得することのできない「限定解除免許」が必要でしたが、これは超高嶺の花でした。

限定解除の合格率はなんと2%だったそうです。
100人に二人しか合格しない。
あるいは、50回受けたらようやく合格するってことですね。
それが今では、教習所で大型免許が取得できる時代となりました。

 

僕もバイクにリターンした数年前にヤエドラ(八戸ノ里ドライビングスクール)で大型自動二輪の免許を取りました。

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試験場での一発試験でしか「限定解除」が出来なかった昔と比較すると、ずいぶん手軽に大型バイクに乗れるいい時代になりましたね。

 

話は戻りますが、せっかく大型免許を取ったので、一度くらいはその大型排気量のバイクに乗っておこうと思ったのが、今回バイクを乗り換えようと思った2つ目の理由です。

 


「思い出話をもう少し」

先ほども述べた通り、僕がまだ高校生~大学生だった頃は大型免許(限定解除)を取得するのが至難の業なので、当時の若い世代では400cc以下のバイクしか乗れない人が大半でした。

自然に2輪市場が中型バイク以下をターゲットにしていたので、当時は400ccクラス以下でも、Z400FX, CBX400F, RZ350, RG250ガンマ…など多くの名車が発売されたものです。

そんな中、スズキが海外で「GSX1000 KATANA」を発表した時は、海外では大きな話題となったようですが、僕は遠い異国での夢の話くらいにしか思ってませんでした。

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 ▲ご夫婦でKATANAに乗ってる知り合いのYさん(僕にとっては夢のバイク)


さらに余談を聞いていただくと、原付(1種)のバイクでも、ホンダMB50、スズキRG50E、カワサキAR50、ヤマハRZ50など、2サイクルで高出力のバイクが次々に発売されました。

当時は、高校生を中心に原付ライダーが多かったことも影響してか、制限速度30kmなのに最高速度は90km/hを超える前述のスーパー原付が大人気だったのです。

今では考えられないことですね。

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「250ccクラスがちょうどいい」

さて、今回は大きな排気量のバイクを買おうと思ってますが、僕にとっては若いころの価値観が染みついているのか、今でも400cc以下の中型バイクで十分との感覚が抜けません。

若いころ、一瞬だけZ400FXに乗っていたことがあります。
それ以外では、Z250FX、VT250F、そしてCRF250Rallyと250ccばかりです。

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250㏄でも高速道路にも乗れるし、取り回しもラクチン。
スピードも追い越しなどの必要な時に一瞬120㎞/hも出れば十分。
街中では十分に速いし、一方で燃費もいいし、経費も安い。

こんな感じで、250ccには魅力もメリットも多々あります。
僕は今でも250ccクラスがちょうどいいと思ってます。

僕の周囲にも「昔は大型に乗ってたけど、今はコレ(250cc)で十分」という人もいます。

しかし、大型二輪に乗っていることがその人なりの優越感なのか、あるいはその人なりのエリート意識なのかはわかりませんが、小さな排気量のバイクを嘲笑したり、批判したりする人たちがいますね。

いわゆる「排気量マウントさんです。
(ここは紳士的に”さん”で呼んでおきます)


「排気量マウントさんへの反発」

僕の知り合いにも250ccをバカにした発言をする”排気量マウントさん"がいます。

不愉快だったので、一度は注意しました。
でも、つい先日も「250ccは遅い」という趣旨のことを平気で言ってました。
本人には悪気はないのだと信じたいですが。

昔のように試験場での一発試験を経て限定解除を勝ち取ったのならそれなりに尊敬します。

でも今や、大型自動二輪は誰でも取れる免許です。
そして大型バイクも金さえ出せば誰でも買えるわけです。

そこにどんな優位性や優越感があるのでしょうか。
そして馬鹿にされた小排気量車に何の罪があるのでしょうか。

今回、バイクを乗り換えようと思った理由の3つ目は、この排気量マウントさんへの反発なのです。

何を言われようが放っておけば良いという意見があるでしょう。
僕も、それは買い替えの理由としては低レベルの話だと認めます。


ただ、小排気量バイクが見下されることは許せません。

ならば一度は大型免許が必要なバイクに乗ってみて、その上で小排気量バイクの良さや魅力を改めて感じ、そして大型バイクのユーザーの立場で小排気量バイクを支持するぞ!という思いが強いです。


「ナナハンへの憧れ」

今回、バイクを乗り換えますが、「ナナハン」という言葉に憧れを抱いている世代なので、そのクラスにしようと思ってます。

当面はGooバイクで目星をつけ、バイクショップを巡ります。

実は新車で買おうと思ってたバイクがあったのですが、すでに生産中止だそうでメーカー在庫も無いないとのことでした。

それでも一応は新車も視野に入れながら、色々と思案し、妄想状態に入ってみます。



さて、排気量マウントについて書いてたら話が長くなってしまいました。

ホントは今回の最後にCRF250Rallyへの感謝の言葉を述べて「新春?ブログ書き初め」を終わろうと思ってましたが、それは次回(第3話)に譲ろうと思います。

よかったら次もお付き合いください。
今回もありがとうございました!!

(つづく)
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