聖地巡礼のバイク旅

-Leave the destination to the wind-

MENU

リスペクトと聖地巡礼の四国ツーリング(第1話)


お久しぶりです。
前回のブログから1か月以上空いてしまいました。

 

最近バイクに乗ってなかったのでネタが無かったというのが真相ですが、それでもこの間にブログを訪問してくださった方も多いようです。

本当にありがたいと思っています。心より感謝しています。

 
さて、2020年11月15日(日)に久しぶりにバイクに乗って、四国・徳島県~高知県へ行ってきました。

主な立ち寄り先は、室戸岬、かつお船(レストラン)、桂浜、高知商業高校、そして祖谷のかずら橋の5か所。

PPT

 朝3時半に出発し、帰宅は午後11時、つまり20時間近くという日帰りツーリングでは過去最長時間。

走行距離も600キロ超えで、これも日帰りとしては自分史上最長となりました。

とにかく素晴らしい天気で、いくつかの念願も果たすことができた充実した1日のことを例によって細かく書いていきますので長い話になると思いますが、よろしくお付き合いください。

 

 

 

今回のテーマは「ダブル聖地巡礼」

オンエアは関西ローカルだけど、ネット配信を含めると視聴者は全世界というバイク情報番組「Like a wind」。
この番組で紹介されたスポット(聖地)を巡るバイク旅が僕のライダーとしてのライフワーク。
このことは何度もブログで書いてきていますので、「知ってるよ」と言って下さる読者さんも多いようです。

 

今回のツーリングもまさしくその「Like a wind聖地巡礼」の一環なのですが、今回はもう一つの聖地巡礼を加えたツーリングです。

 

そのもう一つの聖地巡礼とは、桂浜と高知商業高校

 

ともに高知県のシンボルと言っても過言ではないとは思いますが、この二つは先ほど22年間の選手生活にピリオドを打った阪神タイガースの藤川球児投手に関係する場所なのです。

IMG_0103

 まず高知商業高校は、藤川球児投手の母校。
そして桂浜は、球児投手が慕う幕末の偉人・坂本龍馬の像がある場所。


今シーズンをもって引退した藤川球児投手ですが、彼のことが大好きだった僕としては何らかの形で彼へのリスペクトと感謝の意を表したいと思っていたことで、この2か所(まさしく聖地)を今回のツーリングで訪問することにしました。

 

 

絶好のタイミングでのツーリング

ある調査では、球団別ファン数では阪神タイガースファンが最も多いのだとか?
(定かではありません)

なんちゅーか、「馬鹿な子ほどかわいい」って感じなのでしょうか(笑)

まあ僕もその一人でして、大学生になってすぐに友人に誘われて行った甲子園で、実はあの伝説のバックスクリーン3連発を目の前で見たのです。

それまでは何となく近鉄バファローズのファンだったのですが、あの日以来、阪神タイガースファンになってしまいました。

IMG_0100
 ▲応援用ユニホームもいつの間にか多数になりました

火の玉ストレート

もちろん、どの選手も応援していますが、藤川球児投手は特別な存在
彼ほどタイガースファンを大切にしてくれる選手は他にはいないと思います。

そして、藤川球児投手といえば、プロ野球の一流選手でさえストレートを投げてくると分かっていても打てないと嘆いた「火の玉ストレート」

あの「ストレートという魔球」がもう見れなくなるのは残念ですが、ささやかながら僕なりに彼の功績を称えたいと思っていました。

 

そんな思いを抱いていたこの日、いろんな意味での絶好のタイミングが到来。
 

きっかけは球児投手のTwitter

まずは、この前日から関西から四国にかけては、絶好のツーリング日和という予報。
そして、ツイッターで藤川球児投手がこんな投稿をしていました。


このツイートを見て、
「球児投手が故郷・高知県に帰っている。このタイミングで現地へ行けば、同じ空気が吸える」

 

さらに
「この時期の高知は戻りカツオの旬でもある。去年の四国ツーリングの時には大混雑で諦めたけど、あの店(後述します)でカツオを食べたい」

という思いが重なり、ツーリングを決行することにしました。
 
 

四国へはフェリーの旅

大阪から四国へ渡るにはいくつかのルートがあります。

 

陸路なら、
①明石海峡大橋で淡路島に渡り、さらに大鳴門橋から鳴門市(徳島県)へ渡るルート
②岡山県まで行って、瀬戸大橋経由で坂出市(香川県)へ渡るルート
③広島県からしまなみ海道経由で、今治市(愛媛県)へ渡るルート


スライド1

海路も充実していて、

④和歌山から南海フェリーで徳島港へ行くルート
⑤神戸からジャンボフェリーで高松港へ行くルート
⑥大阪南港からオレンジフェリーで東予港(愛媛県)へ行くルート

スライド2
こんな感じで、徳島・香川・愛媛の各県には、陸路でも海路でも繋がりがあるのですが、高知県となると陸路は別にして海路は繋がりが無いのですね。(2005年ころまでは大阪~高知のフェリーが就航していたようですが)

 

ということで、今回の目的地は高知県(高知市内)なので、どのルートを使っても行けるということにはなるのですが、合理的に考えると①④⑤のいずれかということになります。

料金

 調べてみたら、費用的にはどのルートも大差ないのですが、フェリーに乗る時間はゆっくり休めるという事で①を除外。

 ⑤のルートは今まで経験がないので今回は是非と思っていたのですが、現地での時間を考えると神戸港AM1時に出発する便しか選択がなく、かつこの日は満席予約ということで却下。

結局は、使い慣れた④のルート、つまり和歌山~徳島をフェリーで行くこととなりました。

 

 

AM7:35 徳島港着岸

南海フェリーは、和歌山~徳島の所要時間は2時間で、一日に8便が就航しています。

2~3時間おきに1便が出てますので、手軽ですよね。

 

今回、僕が利用したのはAM5:35に和歌山港を出発する第3便。
この便は、去年の12月に就航したばかりの新造船「フェリーあい」号です。

ship04

 ▲南海フェリー様のHPより引用させていただきました

さて朝3時すぎに起きて、3時半に出発。

近畿道~阪和道を経て約80kmの距離を南下していきます。
朝食は和歌山港近くの吉野家で摂ることにしました。

 

この日の予想気温は高く、おそらく高知市内では暑いくらいと予想していたので、あまり厚着しないで出かけたのですが、さすがに午前4時の阪和道(特に泉南エリアの高地)の気温はかなり低かったようで凍える思いでした。

 

この時期の昼間は暖かくても、陽が落ちると気温は一気に下がりますね。



さて、さすがに時間的に利用者は少なく、船内ではゆったりと過ごすことができました。
この南海フェリーは、ざこ寝できるスペースが充実しているので、2時間程度の仮眠には最適です。
IMG_0018

 そして定刻通り、AM7時35分に徳島港に到着

期待した通り、素晴らしい天気が待っていてくれました。
 
 
 

高知市内へは室戸岬経由で

徳島港から高知市内へは、徳島自動車道を西進し、愛媛県の川之江東JCTから高知自動車道へ入り南下するルートが最短です。

 

しかし、僕はあえて遠回りの室戸岬経由のルートを選択しました。



過去に何度も走ってことがあるルートなのですが、国道55号から見える太平洋の景色が素晴らしいのです。

20201118-184838
 ▲東洋町付近。遠くに室戸岬が見えてきました

20201118-185220
 ▲右上に見える中岡慎太郎の像がある場所が室戸岬先端です

 

午前7時40分に徳島港を出発し、室戸岬到着は午前10時すぎ。

日曜日であることや、GoToキャンペーンの影響で交通量は多いのかな?と心配していましたが、まったくそんなことはなく予定通りの時間に到着することができました。
 
 ▼室戸岬の北西側付近から高知市方面の眺め
IMG_0029


ただ、室戸岬から高知市内までは、まだ80㎞くらいの距離で2時間近くかかる見込みです。
ということで第1話はここまで。

次回は、室戸岬から高知市へ向かうところから始めたいと思います。

 

引き続きお付き合いください。
ありがとうございます。

 

(つづく)

 

人気ブログランキングに参加しています。
応援の”ポチッ”をして下さるとブログを書く励みになります。

よろしくお願いいたします。

 

ブログのフォローもよろしくお願いします

 

SNSもやってます

  

 

この記事の目次

[:contents]