聖地巡礼のバイク旅

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「Like a wind 聖地巡礼」山陰・山陽ツーリング(Vol.3)


今日もありがとうございます。
「聖地巡礼の山陰・山陽ツーリング 第3話」は、初日のグルメ(ランチとデザート)の話です。

今回(第3話)はいつもよりやや長めですが、最後までよろしくお願いします。
 

鳥取県について

まずは少し鳥取県のことに触れておきたいと思います。
またいきなり脱線か!というお叱りは真摯に受け止めます(笑)

 

鳥取県は、東に兵庫県、西に島根県と隣接しており、面積は約3,500平方km。
この規模は全国で7番目に小さく、人口は約55万人で47都道県で最少です。

 

鳥取県のシンボルと言えば、やはり鳥取砂丘と大山(だいせん)でしょう。

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 ▲冬の大山。以前、仕事で出張した時に撮影。


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 ▲鳥取砂丘。2年前の鳥取県~兵庫県ツーリングの時に撮影

鳥取砂丘は日本三大砂丘の一つ(筆頭?)に数えられ、大山(標高1,792m)は伯耆富士とも称される美しい山容です。



そしてもう一つ鳥取県らしい話題を紹介します。

鳥取県は、かつてはスターバックスコーヒーが未出店の唯一の県として有名でした。

そこで平井知事が「鳥取にはスタバは無いけど、日本一のスナバ(砂場=鳥取砂丘の事)がある」との名言を残しました。

 

この発言のあと、地元企業が「すなば珈琲」を開業し話題をさらいましたが、今ではスタバも鳥取県に進出しています。

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その後、スタバとすなば珈琲、どちらが鳥取県民に人気なのか興味津々です(笑)
 
 

鳥取県の美しい道々

次に向かうのは、「香味徳」というお食事処。

鳥取県の西部、琴浦町赤碕という場所にあります。
ここがこの日に訪問するの第2番目の聖地です。

 

香味徳がある琴浦町へは、恋山形駅がある智頭町から無料の鳥取自動車道を通って行くのが最も合理的なルートなのですが、ちょっと一般道を走ってみました。

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目的地のエリアまでは高速道路で一気に移動するにしても、やはり一般道を走る方が周辺の景色を楽しめますよね。

国道373号沿いに流れる千代川の景色も正面の山々もホントにキレイでした。

 ▼春に来たらさぞ美しい道でしょうね
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ついでにヤブやんに白兎海岸の美しい姿を見せてあげたくて、少し遠回りをすることにしました。
白兎海岸だけではなく、国道9号線沿いに砂浜がずっと続く景色はやはり壮観ですね。

 ▼正面下に白兎海岸
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 ▼浜村海岸付近

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さらに僕の希望で、伯耆国一之宮「倭文神社」にも参拝をさせて頂いて、その後に次の”聖地”を目指すこととなりました。

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鳥取のご当地ラーメン

さて、恋山形駅から寄り道を含めて約100km、約2時間半で「香味徳 赤碕店」に到着しました。鳥取のご当地ラーメン
到着時間はPM1:00の少し前だったかな。


▲地図右下の+/-をクリックすると地図が拡大or縮小します

このお店はいわゆる大衆食堂で、定食や丼ぶりなどもメニューにあります。
ただ僕のお目当てはここの名物「牛骨ラーメン」

 

牛骨ラーメンとは牛骨で出汁を取る鳥取県のご当地ラーメン。
全国的にはこの牛骨ラーメンを取り扱う店数は極めて少なく、鳥取県でも中西部に集中してるそうです。

つまり、ここに来ないと食べることが出来ない希少なラーメンと言えます。

ここ「香味徳」は5年前にLike a windで紹介された牛骨ラーメンの名店で、長年の念願を今日ようやく叶えることができます。

▼5年前のLike a windオンエア▼
牛骨ラーメンのシーンは4分09秒あたりから

 

 

大阪支店の出店を強く希望!

到着時、予想通り店の前には行列が出来ていました。
他府県ナンバーの車も多く、ここを目当てにしてきたことが分かります。
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ただ店内に席数は多く回転も速そうだったので、躊躇わずに並んで待つことにしました。
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結果、並び始めてから15分で入店、その後さらに15分で着丼。
つまり食べ始めたのがPM1:30頃でした。

この時間でもまだ行列は続いてたので人気のほどが分かりますね。
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さて、この牛骨ラーメンですが、トンコツ、鶏ガラに続く3つ目の動物系スープとして、近年ラーメン通の注目を集めているそうです。
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牛の骨からとったスープは香ばしさの中に甘さがあり、豚骨ラーメンのようにこってりした感じではなく、あっさり系の上品な味でした。

 

麺大盛+チャーシュー増しで750円という価格も良心的。

ネギやもやしの乗せ方が雑いように見えたり、器もレンゲも社員食堂みたいで安物ちっく。
つまり見た目には・・・なのですが中身はホントに美味でしたよ。
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5年越しの念願が叶い、大きな満足を得てお店を後にしました。
ただ心残りは「頻繁にここに来ることはできない」ということ。


東京・銀座には支店があるらしいので、大阪支店の出店も強く希望します(笑)

memo「香味徳 赤碕店」

鳥取県東伯郡琴浦町大字赤碕1979
TEL 0858-55-0003
営業時間 11:00~14:30 17:00~20:30
定休日・月曜日(祝日の場合は営業 翌日休み)
※行かれる前に休みや営業時間の確認をお願いします

 

 

伯耆富士・大山

美味しかった牛骨ラーメンを食した後は、いよいよ大山に向かいます。

大山と言えば、その山容が美しく、また富士山に似ていることで「伯耆富士」との別名がつけられています。

また富士山と並び称され、「東の富士山、西の大山」とも言われるほどです。
冠雪した姿は美しいですね。

大山2

その大山における目的地(聖地)は山の中腹にある「大山まきば みるくの里」


ここも先ほどの香味徳と同様に5年前のLike a windで紹介されたスポットです。


▼大山に向かうシーンは7分35秒あたりから
▼みるくの里のシーンは11分34秒あたりから

香味徳(琴浦町)から、みるくの里までは約27km・40分の距離。

県道30号・赤碕大山線を経て「大山環状道路」を通っていきます。

memo 「大山環状道路」

大山の中腹を周遊する複数の県道の通称で、標高800メートル付近で大山中腹をぐるりと一周している道路です。
区間ごとに道路の雰囲気が変化する山岳道路で、道路から望む大山山頂付近の表情の変化を楽しむことができるドライブやツーリングの絶景コースとしても知られているそうです。
(ウィキペディアより引用し加筆修正しました)

map
このマップ▲は「大山ドライブNavi」さんから引用させて頂きました。
「琴浦町・大山・大山環状道路」の位置関係がお分かり頂けると思います。

 ↓大山周辺の詳しい情報はこちらへ
リンク用バナー

 

 

大山まきば みるくの里

香味徳を出て、国道9号から県道30号「赤碕大山線」へ左折した時、正面の山々(その向こうに大山があります)の上空には"どす黒い雲"がかかっているのが見えました。

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今回のツーリングでは雨が降ることは無いと信じていただけにガッカリというか、ショックが大きく、
  • 「あれってどー考えても雨降ってるやろ~」 
  • 「天気予報!嘘つきやがって~」
など、言っても仕方ない愚痴をヤブやんと言い合いながら、とりあえず走り続けます。
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しかし、この大山環状道路はホントに素晴らしい道でした。天気さえ良ければどれだけの解放感が味わえたやろな~と思えるほどでした。
・別荘地の中を羨望の眼差しで走ったり20200925-185321
・スキーゲレンデの中を走ったりIMG_7571
・急に「街」が現れたり20200925-190008
まさしく「区間ごとに道路の雰囲気が変化する」って感じでしたね。さて、PM2:30に目的地の「大山まきば みるくの里」に到着。あの"どんより雲"の中を走ってきましたが、ラッキーなことに雨に降られることは無かったです。
 
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memo「大山まきば みるくの里」

鳥取県西伯郡伯耆町小林水無原2-11
http://www.milknosato.com

大自然の中で、疑似搾乳体験、アイス作りが体験できる。牛乳、乳製品をふんだんに使い、まきばの素材を生かしたメニューのレストラン。大山のおいしい牛乳、乳製品、また、牛乳を使ったお菓子のお土産が買える売店。
なんと言っても、みるくの里特製ソフトクリームは大評判です。
 
 

絶景の中での絶品ソフトクリーム

「みるくの里」は、大山の西側の山腹にある大山放牧場の中に設けられた施設。

クラブハウス前の前後には大草原が開けています。
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そしてここは眼下に日本海、中海、弓浜半島を観ることができる絶景ポイントでもあります。
IMG_7588

さて、ここへきた最大の目的は、牧場の牛さんたちの牛乳で作ったソフトクリーム

ここのソフトクリームは1日最大で5,000個を売り上げた実績があるほどの人気商品。
やはりそれを求めるお客さんたちで長蛇の列ができていました。

 

しかしさすがに酪農の本場ですね。
予想通りというより、期待以上のクオリティ

濃厚味のソフトクリームはホントに絶品でした。
無題2


さて、ここで撮ってみたかった写真があります。
それはこんな感じ▼の写真。
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Like a windのオンエアでナビゲーターの小林優里さん(ユリメロ)がやっていたポーズを真似てみたのですが、結果はコレ▼
大山まきば

 

う~む、やっぱりザンネン・・・ですね(笑)

まあ、でもここから眼下に見える素晴らしい景色を楽しめて、濃厚で美味のソフトクリームを食べることが出来たから十分に満足でした。

さて今回はここまで。

この後は、境港市にある「水木しげるロード」(この日4番目の聖地)へ向かうのですが、その話は次回に譲りたいと思います。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

(つづく)

 

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