こんにちは。
今日もご訪問ありがとうございます。
今回は(今回も時系列的には後先が逆になってますが)、梅雨明け後(8月2日)に行った吉野~天川村~高野山ツーリングのレポートです。
ヤブやんからのお誘い・・・
バイク仲間のヤブやん(セロー250)から、ちょっと走りに行きませんか?とのお誘いを受けたのが7月31日のお昼過ぎ。
当初は、若狭・小浜にある「ドライブインよしだ」の名物・イカ丼を食べに行きたいとのリクエストがありましたが、これは僕が却下。
同じ仲間と何度も同じ場所に行くのは好きくない(言い方、古い?)のです。
そこで彼から示されたセカンドプランは、吉野(奈良県)にある秘境のラーメン店「ラーメン河」。
「それも同じやん!」
「なんで同じ所へ行きたがるん!」
という僕のクレームに耳を傾けてもらえず、この第2案で押し切られました。
「ドライブインよしだ」も「ラーメン河」も嫌いじゃないけど、どうせなら行ったことの無い店に行きたいのよ、ヤブやん!
非情の宣告
ということで、イヤイヤながらも吉野方面に走りだしたら、まだ9時にもなってないのにお腹が空いてきました。
やっぱりラーメンが食べたくなったんですね(笑)
ルートは近畿道~西名阪道を柏原ICで降りて、あとはひたすら南下します。
朝の田舎道なのですが、めっちゃ暑いですね。
さて、予定通りに9:00AMに到着したのですが既に多くのライダーが集まってます。
そしてなんと彼らの前には「本日の営業は終了しました」という看板が置かれています。
一日限定30食なので、既に到着した人でその限定分は終わり。
つまり開店前に受付終了ってことでした。
11時開店なので9時に来れば楽勝と思ってましたが、上には上がいるものです。
ラーメンの口(というか、ここはセットメニューのマグロ丼が美味いので、マグロの口)になってたので、もうガッカリ感ハンパなしです。
涼を求めて
朝9時の吉野とはいえ、酷暑は酷暑。
この辺りって、もっと涼しいと思ってましたが、やはり今年は暑さが違いますねえ。
そして、10時半にはラーメンを食べるつもりで朝ご飯は少量だったものですから空腹感に襲われてきました。
とにかく暑いし、お腹が空いたので、苦肉の策で"吉野と呼ばれる地域"の中心地で、昔、後醍醐天皇の行宮(南朝=吉野行宮と言います)があった地域あたりを目指し吉野山の方へ登ることにしました。
この吉野への道は木陰の中を通るので涼しくて爽やかでしたよ。
しかし、なんせ時間はまだ朝の9時半。飲食店はどこも開いてません。
てなことで、さらに国道309号ではなく、そのとなりの県道を登って、天川村を目指すことにしました。
彼(ヤブやん)は、まだライダーデビューして2年くらいですが、当初は絶対嫌がってたこんな道を好んでついてくるようになりました。成長したもんですわ。
天の国・木の国・川の国
天川村には、世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」の主要構成要素である修験の山、大峰山があり、そのふもとには天河大弁財天社があります。
天河大弁財天社と言えば、内田康夫先生の小説「天河伝説殺人事件」の舞台となった神社です。
さらに、天川村には熊野川の源流である天ノ川(てんのかわ)が流れ、夏は避暑地、秋は紅葉の名所として有名です。
特に洞川(どろがわ)あたりはホントに冷涼な気候で、夏でも夜は寒いくらいです。
ちなみに名前は”どろ”がわですが、水の郷百選の一つに数えられる清流です。
しかし、洞川まで来たものの今が旬の「鮎の塩焼」はところどころで売っているものの、”食堂”はまだ空いてません。
仕方なく、時間つぶしの為に温泉に浸かることとなりました。
ここ天川村には日帰り温泉がいくつかあるんですね。
さて僕らが立ち寄ったのが、「天川薬湯センター みずはの湯」
特産の薬草トウキなどを使った生薬配合の薬湯露天風呂が自慢だそうです。
正面に滝と清流が眺められる「絶景」の露天風呂でした。
結局、ランチは高野山で
温泉で汗を流した後は、ランチ場所を求めてグーグルマップで探してみますが、なかなかコレというところが見つかりません。
ラーメン食べてすんなり帰るつもりが、気づけばエライとこまで来てしもたな~と思いながら、バイクの進行方向を西へ向けてみました。
そして、以前に立ち寄ったことがある「昭和食堂(野迫川町)」へ行ったみたものの、さすがに人気店で、入店待ちのライダーが多いので断念。
ここまで来たら、高野山へ行けば、何らかの食堂はあるやろ~ってことで高野豆腐と蕎麦で手を打つ覚悟でしたが、奥の院に到着する直前に見たことある文字が目に飛び込んできました
高野山でとんかつ
それは
「トンカツ定(てい)」というお店。
トンカツ定食でも、トンカツ亭でもなく、トンカツ定。
そんな面白い名前がなぜか記憶に残ってたのです。
バイクも店の横におけるし、混んでる雰囲気もないので入ってみたら空席多数。
まあ、トンカツって名前がついてますが、
実際は洋食屋さんですね。
僕もヤブやんも
洋食セットBを注文。
トンテキ・エビフライ・ひれとんかつが付いてます。
実はこのとんかつ定の裏側(北側)には、お大師さん(弘法大師)の御廟があります。
つまり、
本来は精進料理を食すべきところ。
そんな神聖な地で肉・魚料理とは
恐れ入る次第ですが、ボリューム満点やったし、味も良かったので、ここでランチを摂ることができたと大満足でした。
ラストはあの聖地へ
この日、天川村~野迫川~高野山あたりのルートは気温も適度でとっても爽やかでした。
しかし、高野山を下りて紀ノ川辺りまで来ると酷暑が押し寄せてきます。
なるべく停車せずに帰ることが出来るルートで、かつ安価なルートを選ぶという事で、京奈和自動車道(無料区間)を通って奈良の橿原経由で大阪へ帰ることにしました。
そして、帰り道に奈良の橿原か葛城あたりで冷たいモノでも飲んで帰ろうと考えていました。
そこで思いついたのが、酪農カフェ「酪」(葛城市)。
以前に一度立ち寄ったのですが、満席で入れなかったお店です。
実はこのお店は、昨年の9月にLike a windで紹介されたお店でして、その時のナビゲーターはアヤセンでした。
▼酪農カフェー酪ーのシーンは9分03秒あたりから
葛城最強プリン
実は、「酪農カフェ -酪-」は隠れ家的でありながら
ライダーに人気のお店。
ツーリングライダーが大挙して来店する感じなので、逆に言うとタイミングさえ合えば空いている可能性もあります。(前回は軍団にしてやられましたから)
つまり上手くいけばリベンジできるし、聖地巡礼も達成できます。
ここがダメだったら、別の店へ行こうと思ってきてみたら、やはりタイミングが良かったみたいで、到着した時は駐車場にバイクはゼロでした。
さて、この「酪」さんの名物はアヤセンが紹介してくれた通り「葛城最強プリン」。
これが食べたくてここに来たのですが、人気メニューだけに売り切れを心配していたところ、なんとか残っていたようでアイスコーヒーとセットで注文。
ところで、なぜこのプリンが最強なのか。
映像でもご覧いただけますが、それはこの写真を見て頂ければわかります
そう、スプーンを横から刺してもプリンが壊れないほど、
プリン自体が硬いのです。
とはいえ、食べてみるとその固さを感じることなく、程よい感じでツルっと食べることができます。
甘さも適度でとても美味しいプリン。
値段も良心的(@300)で、硬さも味もコスパも最強のプリンでありました。
お店自体は、古民家をリニュアルした感じですが、古さの中にこそある落ち着ける感じが良かったです。
場所も隠れ家的なのですが、週末はライダーで混みあうのが必至ですが、また行きたい店です。
ということで、最初はラーメンでも食べてすんなり帰るつもりでしたが、結局は230kmほど走った1日となりました。
出発 AM 7:45
帰宅 PM 4:40
走行距離 230km
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
(おわり)
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