聖地巡礼のバイク旅

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「Like a wind 聖地巡礼」大分県ツーリング (5)Oh! Yeah!の丘

 

こんにちは。今日もご訪問ありがとうございます。
聖地巡礼の大分県ツーリング・第5話は今回のツーリングのメインテーマと考えてきたことについて書いてみたいと思います。

 

なお今回はかなりマニアックな話になってます。
殆どツーリングリポートではありませんのでご了承ください(笑)
でも今回の大分県・聖地巡礼ツーリングは、この話無くして成立しないのです。
-Contents-
 

シンガーソングライダー

シンガーソングライダー(SInger-Song-Rider)とは、①バイク乗りであり、②自作自演の歌手(シンガーソングライター)であり、③バイクに関する歌を多く手掛けているアーティストをこう呼ぶのだと自分で勝手に解釈しています。

 

そして、シンガーソングライダーと言えば、やはり元祖のサザキヒロシさんと、新鋭のアヤセン(最近、AYA1000RRから改名)、この2人がその第一人者と言うべきでしょう。

 

この二人がLike a windで共演したのは、2015年8月の「竹田市ツーリング」が最初だと思います。

 

そして、二人がこのツーリングの中で、互いにシンガーソングライダーについて語り合っているシーンはとても印象的でした。

 ▼その時のシーン 番組YouTube映像から無断拝借させて頂きました
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その時の映像はコチラからどうぞ → https://youtu.be/ppjk_ZmvMWE
 (9分00秒あたりからその話が始まります)

 

サザキさんのことは以前からファンでしたが、このオンエア以降、アヤセンも素晴らしいアーティスト(ベッピンやし、歌上手いし)だと思うようになり、ささやかながら応援を続けています。
 
 

2人のコラボレーション

このお二人がこの竹田市ツーリングの最後のシーンで発表した「Oh! Yeah!」という曲があります。
僕はこの曲が大好きで、ツーリングのBGMには欠かせない曲です。

 ▼その時のシーン 番組YouTube映像から無断拝借させて頂きました20200808-233941

その時の映像はコチラからどうぞ → https://youtu.be/u67L6aqSLVk
(6分00秒あたりから演奏が始まります)

余談ですが、僕が参加させて頂いたLike a wind肝付町ツーリング(2017年)の時のナビゲーターも、サザキさんとアヤセンのお二人で、この時は「想いを乗せて」という曲を発表してくれました。

 

そして昨年、ついに二人のコラボ曲「Oh! Yeah!」や「想いを乗せて」が音源化されCDとして発売されました。

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そのCD発売記念ライブにも行く機会を得たのですが、このお二人が並んで演奏している姿は美しいし、なんか嬉しいですね。

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ちなみに僕は「Oh! Yeah!」と「想いを乗せて」が収録されたCDを3枚持ってます。
1枚は聴く用、2枚目は予備、3枚目は永久保存用です(笑)
 
 

「Oh! Yeah!」が演奏された場所

ところで、サザキさんが出演するLike a windの九州ロケでは、必ずと言っていいほど楽曲が制作され、その場で発表しています。

それは、アヤセンとのコラボ曲の「Oh! Yeah!」や「想いを乗せて」だけではなく、

たとえば・・・

理子さんとの
佐伯・延岡ツーリング(2015年11月OA)では、
「オモイキ」という曲を"神さん山"(大分県延岡市)で。

▲演奏は8分51秒あたりから

同じく理子さんとの
熊本・阿蘇ツーリング(2017年4月OA)では、
「Chu! Chu! Chu!」を"押戸石の丘"(熊本県南小国町)で。

▲演奏は11分10秒あたりから

きのせひかるさんとの
おんせん県おおいた タイムスリップツーリング(2018年10月OA)では、
「しあわせに しあわせに」を"大分港さんふらわあターミナル"で。

▲演奏は3分55秒あたりから
これらの曲は、どこで撮影しているかをオンエアの中で紹介しているから分かるのですが、「Oh! Yeah!」の時だけは竹田市であるということだけは確実で、具体的にはどの場所でその演奏シーンが撮影されたのかが開示されていません。

 

Like a wind聖地巡礼をライフワークとする僕にとっては、そのことがずっと気がかりでした。

だって「Oh! Yeah!」が撮影された場所は、聖地の中の聖地と言っても過言ではありませんから。
 
 

みぃつけた!

その場所(僕は勝手に「Oh! Yeah!の丘」と呼んでました)は、何らかの事情で秘密にしているわけでもない限り、Like a windのスタッフさんに撮影場所を尋ねたら教えてもらえるかもと思ってましたが、(ただ教えてもらえる保証はありません、笑)

 

“この名曲が生み出された場所を自分で調べてそこへ行く”  

これこそが真の聖地巡礼と言えるのではないかと思うようになりました。
そしてその夢を今回のツーリングで果たしてみたかったのです。

 

久住高原のどこかにあるはず

まずは、あの雰囲気から「久住高原」のどこかであることは間違いないと思っていました。

しかし久住高原と言っても広すぎますよね。

 

そこで以下の推理を元に、ネット記事、ブログ、グーグルマップ、YouTubeなどで色々と調べてみることにしました。
  • 久住高原のどこかであることは間違いない。
  • 演奏シーンで、二人のバックにうっすらと映っているのは阿蘇五岳と思われる。
  • ベンチが置いてあるから何らかの展望所か公園だろう。
 

それらしき場所を発見

そして、これを検索キーにして探しまくったところ、かなりの時間はかかったものの、それらしき場所を見つけ出しました。

 

その場所とは
「スカイパークあざみ台展望所」


ここは久住高原を走って、国道442号を登りきったところにあります。

それは以下の映像を見つけだした時に確信しました。

0分5秒あたりに現れる画は、まさしくサザキさんとアヤセンが演奏している場所から見える風景と符合するのです。




ここまで確信的に書いて、もし違っていたら大恥なのですが、「合ってる」という前提で続きを書いていきますね(笑)

 

 

あざみ台展望台の今

その後、あざみ台展望所の事を色々と調べてみると、次のようなことが分かりました。

  • 元々は売店などを併設した展望台だったが今は閉鎖されている。
  • 国道442号からあざみ台に登る道路も今は閉鎖されている。
  • 一方、あざみ台展望所は地元の和太鼓楽団のステージを併設した公園へと改装されるそう。
  • その改装後のオープンは今年の秋頃らしい…
つまり今はそこへは行けない可能性が極めて高いということのようなのです。

 

しかし、せめてその近くまでは行ってみたいし、あわよくばそこに一歩だけでも足を踏み入れたいとの一心でここまで来ました。


でも・・・やはり、以下の写真の通りでした。

正面右手に見える白い建物があるところがあざみ台展望台の売店だったところで、写真左手に延びる道路で展望所へ登って行きますが、ご覧の通りバリケードで閉鎖されています。

やはりあそこまでは行けないのです。
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しかし、このあざみ台から一段下がったところ(国道442号沿い)にも展望所があります。
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 ▲この左側がその一段下の展望台。右手上があざみ台展望所

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 ▲あざみ台の一段下の展望所から撮った写真。この上にあざみ台展望所


この一段下の展望所は、あざみ台とは高低差があるだけで向いている方向は両方同じです。

なので、あざみ台から見える景色とほぼ同様の景色が見えているのだと思います。

事実、正面に阿蘇五岳を見ることができるし、眼下には久住高原の草原が広がっています。
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 ▲正面にうっすらと阿蘇五岳が見えます
 
 

「Oh! Yeah!」の丘よ永遠に

竹田市HPに記載されている広報記事によれば、スカイパークあざみ台は、秋までには新しい姿で再オープンされるようです。

 

しかし、かつての姿そのままではなく、地元の和太鼓パフォーマンス集団の為のステージが設けられるようです。

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 ▲竹田市のHPから引用させて頂きました。こんな風になるのですね

なので、やはりあの時のシーンと同じ景色はもう見ることはできないのです。

時の流れとはそういうものだし、聖地の中の聖地と言いながら、今頃になってやって来た僕が悪いので仕方ありません。
余談ですが・・・
チームアヤセン(アヤセンの親衛隊?)の”えふさん”とは、サザキファン仲間&チームアヤセンで参加者を募ってここまできて、全員で「Oh! Yeah!」を大合唱する企画を立ち上げようと話をしていたところですが、肝心の場所がこんな状態なので、その夢は露に消えそうです…無念


同じ風景はもう見れない・・・

それは、あのシーンは永遠の伝説になったということでもあります。

正直なところ、残念ではないと言えば嘘になりますが、ここまで来れて良かったと思いました。


なので、不完全だけど聖地巡礼も達成できたということさせて頂きます ←自己満足(笑)


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 ▲何度もすみません。無断拝借の画像です。


さて、いつまでも感傷に浸っている時間もありません。

「Oh! Yeah!の丘よ、永遠に!」

そんな風に呟きながらこの場所を後にすることにしました。

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この後は、やまなみハイウェイを通って湯布院を目指したのですが、ここから先、インカムから流れる曲は「Oh! Yeah!」のヘビーローテーションだったことは言うまでもありません(笑)


ということで、今回はマニアックな話にお付き合いいただき誠にありがとうございました。

次回・第6話はまたツーリングリポートに戻りますので、引き続きよろしくお願いいたします。

(つづく)

 

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