「Like a wind 聖地巡礼」大分県ツーリング （２）さあ出発

こんにちは。
今回もご訪問ありがとうございます。

では今回より「聖地巡礼の大分県ツーリング」について、時系列に詳細を書いていこうと思います。
（ただ、今回もまだイントロの域は出ていませんが、笑）
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今回、大分県を目的地にしたこと

僕がバイクにリターンすることを決意したのは、2015年5月にLike a windでオンエアされた「九州ぐるっとツーリングの旅」（ナビゲーターはサザキヒロシさんと峰のりえさん）を観たことがきっかけ。

Like a windという番組はそれ以前から知ってましたが、バイクリターンを決定的にしたのは上記のツーリングロケを観た後なのです。

それ以来、Like a windのツーリングロケの中でも特に九州ツーリングを観る度に
「さんふらわあに乗りたい」
「あのルートを走ってみたい」
「あの景色を直で見てみたい」
「あのグルメを食べてみたい」
など、夢を抱き続けてきました。

そういう思いが聖地巡礼のツーリングを始めるきっかけになったし、既にそのいくつかは実現しました。

一方、九州と言っても熊本県や鹿児島県（大隅半島）が中心で、大分県は通過しただけに等しいくらい「知らない場所」でありました。

今回、大分県を選んだのはこんな事情があったからです。

特に2015年8月にオンエアされた「サザキヒロシさんとアヤセンの竹田市ツーリング」で、このお二人が紹介してくれたスポット（大分県竹田市）はいずれも興味深いところばかり。

それと、この竹田市ツーリングでは、このお二人のコラボ曲「Oh! Yeah!」が発表されています。

今、Like a windのエンディングでそのシーンが流れていますが、このシーンを撮影した場所（僕にとっては聖地の中の聖地）へ行くのも今回の大きな目的でした。

はじめての神戸～大分航路

それではようやくここから時系列に書いていきます。

本題に入るのがいつも遅くてスミマセン。

さて、これまでに行った九州ツーリングは計４回。
つまり、フェリーさんふらわあに乗った回数が計８回という事になります。
ただ、その内の７回は志布志航路です。　

　▼乗船したら貰えるタオルをコレクションにしてます（笑）

そして残りの１回は大阪～別府航路です。
つまり神戸～大分航路は乗った事がありませんでした。

なので今回、大分県へツーリングに行こうと決めた時から、絶対に神戸～大分航路を利用しようと決めていました。


　▲フェリーさんふらわあのHPからお借りした写真です

もう一つ、神戸～大分航路に乗りたかったのは、３年前の肝付町ツーリングの時にお世話になったフェリーさんふらわあ社員のＭさんに会えるかも？と思ったから。

Ｍさんは当時、イベントなどを担当されてましたが、その後、神戸～大分航路の乗務に異動されたと聞いていたので、もしかするとＭさんに船上で会えるかもという期待感もありました。

残念ながら今回僕が利用した「さんふらわあ　ぱ～る号」と同時運用している「さんふらわあ　ごーるど号」にＭさんは乗船しているようでお会いできませんでしたが、お元気にされているようで安心しました。

 

六甲アイランドへ

神戸～大分航路のターミナルは六甲アイランドにあります。

東大阪市の自宅からは阪神高速道路・湾岸線を使えば信号を３つ超えるだけで、ターミナルに到着できるようです。

自宅からの所要時間は４０分くらいだったと思います。

これだったら大阪南港のさんふらわあターミナルへ行くのとそんなに変わりません。

もちろん、明らかに神戸へ行く方が距離は遠いのですが、意外と近いという感じですね。
いずれにしても、どの航路を使うにしても便利だという事が改めて分かりました。


さて六甲アイランドのさんふらわあターミナルに到着したのが午後５時過ぎ。

志布志航路では自動チェックイン機がありましたが、ここは対面式ですね。
親切で明るいスタッフさんの応対が気持ちいいです。

乗船待ちのバイクは、僕のCRF250RALLYと関東ナンバーのCB400SB（と思う）の２台だけでした。仕方ないこととは言え、やはり寂しいですね。

そして船の貨物室は１～４階ですが、この日の１～２階は車輛積み込み無しということでした。


トラックはそこそこ載っている感じだったので、乗用車の一般旅客が少ないのでしょうね。
平日ということもあるのでしょうが、やはり新型コロナの影響は大きいのでしょうね。

乗船、そしてビールで乾杯

チェックイン時にＧＯＴＯトラベル利用の説明などもしてくれて、弾丸フェリー利用者が貰えるレストランチケットを頂いて、待合室で少し待機。

するとすぐに乗船の案内がありました。船の後部から乗船して、僕が予約した客室のある６階までエレベーターで直行できます。

ちなみに志布志航路の場合、かなり頑丈にバイクを固定されていましたが、今回はそのようなことはないように感じました。

もしかすると勘違いかも知れませんが、瀬戸内海は波が穏やかだからでしょうか？

そして部屋に荷物を置いて、まずは生ビールを一杯。

ホントはお風呂に直行すべきなのですが、旅客が少ないので風呂も混まないだろうということと、ここまで自走してきて暑かったので。

このプロムナードはかつてサザキさんとアヤセンが船内ライブをやってた場所。
その時のシーンを思い浮かべてながら、とりあえず自分自身に乾杯です。


今回、僕が利用したのはスタンダードという個室。

カプセルホテルみたいな「ツーリングベッド」でも良かったのですが、ちょっとお試し気分で少しお高い（笑）この部屋をチョイスしてみました。


広くはないですが、完璧なプライベート空間だし、室内に洗面施設もあるので快適性はかなり高いですよ。

ところで、神戸～大分航路のさんふらわあには、「くまもんルーム」や「ハローキティルーム」があるんですね。

家族連れや若いカップルにはいいかもしれませんね。

この「さんふらわあ　ぱ～る号」は志布志航路のさつま号やきりしま号より小ぶりの船ですが、船内設備は新しく綺麗し、コンパクトな分、船内の移動に時間がかからないので何かと便利に感じました。

 

 

出航そして夕食の時間

１９時１５分、定刻に船は六甲アイランドを離岸しました。

その後に入浴を済ませ、食前酒のビールを飲んだ後は食事タイム。

新型コロナの影響で、楽しみにしていた船内レストランでのバイキング料理は休止中なのですね。
残念ですが仕方ありません。


でもその代わりにお弁当が販売されています。

特に今、『船上応援#エール飯　in　さんふらわあ』と題したお弁当キャンペーンが実施中。

神戸発のさんふらわあでは淡路屋さんの「神戸のすきやきとステーキ弁当」が販売されているのです。

　▲この写真はフェリーさんふらわあHPからお借りしました
詳しくはコチラへ　→　https://www.ferry-sunflower.co.jp/news/article/yell_meshi.html

毎日、限定１０食らしいので何としてもこれを食べたかったのですが、見事にこれがゲットできました。

その名の通りに良質のお肉を使ったステーキとすき焼きがご飯の上に載ってて1,200円という価格も良心的。

バイキングが無かったのは返す返すも残念だったけど、売店で買ったスパークリグワインと一緒に十分に満足な夕食タイムを過ごすことが出来ました。

 

 

明石海峡大橋と８月の満月

ちょうどご飯を食べ終わった午後９時前、「もうすぐ明石海峡大橋の下を通過します」という船内アナウンスがありました。

瀬戸内海航路では、明石海峡大橋・瀬戸大橋・しまなみ海道（来島大橋）の下を通過します。
当たり前ですね（笑）

美しくライトアップされた明石海峡大橋を海上から見上げるのはこれで二度目ですが、やはりここでしか見ることのできない景色。
ホントに美しいですね。

　▼左手は淡路島

しかもこの日の夜は、８月の満月「スタージェンムーン」の日。

明石海峡大橋の下を通り過ぎた後、東の空に輝く満月もそれは見事でした。

　▼左手は神戸・明石方面

今回の旅では一眼レフを持ってこなかったのでこんな写真しか撮れませんでしたが、雰囲気は感じて頂けますか？

さんふらわあの瀬戸内海航路、波は穏やかですし、こんな景色を楽しめるし、携帯の電波もつながる（一部地域を除く）のがいいですね。

さて、美しい景色を堪能して、もう一杯だけプロムナードで飲んだ後は就寝です。

一人旅で話し相手もいないし、ビールやらワインやら飲んでたらちょっと酔っぱらってきました（笑）

では今回はここまで。

次回はようやくツーリングの話になります。
大分港到着から第一の目的地（聖地）・国東半島へ向かうところから書いていこうと思ってます。

次回もよろしくお付き合いくださいませ。
ありがとうございました。

（つづく）

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