では、北海道滞在3日目の話です。
この日も4名でドライブ観光で、積丹半島へ行ってきました。
本題の前に、まずは朝食の話から始めます。
■ススキノでの朝食
僕らのススキノでの朝食会場は二条市場です。
二条市場というと、観光客向けの土産物店が集まっている場所で今風に言うとモールですね。
この二条市場では、海鮮や塩干物の土産を売る店に加え、海鮮丼などを食べさせる店もあります。
そんな店はいくつかあるのですが、「大磯」では、朝限定メニューがあります。
昨年までは、「焼きハラス定食(800円)」「ホッケの開き焼き定食(880円)」などがあり、
(※金額はいずれも記憶)大いに利用させてもらいました。
しかし…今年は値上がりしていました。
素材は昨年までのものと違うのかもしれませんが、これが1500円に。
このお店、メインのメニューは海鮮丼でして、いずれも2000円超の値段がついています。
朝からこの高級海鮮丼を食べる客も多い中で、我々は1000円以下で朝食を楽しんでいました。
朝からこの高級海鮮丼を食べる客も多い中で、我々は1000円以下で朝食を楽しんでいました。
色々な理由があるのだと思うのですが、これは残念極まりない。
来年は、「ススキノ朝食の新規開拓」を一からやり直しです。
来年は、「ススキノ朝食の新規開拓」を一からやり直しです。
■積丹ブルーを目指して
値段は倍増したとはいえ、美味しい食材であることには変わりありません。
お腹を一杯に満たした後は2日目のドライブに出発です。
お腹を一杯に満たした後は2日目のドライブに出発です。
今回の旅行、もともとは9月上旬に来る予定だったので、
そのタイミングでの観光名所について現地の友人からアドバイスを受けていました。
それが前日に行った美瑛~富良野。
そして、この日に行く積丹半島です。
この半島にはいくつもの岬がありますが、
この中でも特に風光が明媚な場所として有名な神威岬をこの日は目指します。
この周辺の海の色を積丹ブルーと呼ぶほど、独特の藍色が美しいのだそうです。
札幌からは2時間強で行ける場所。
将来、バイクツーリングで走ってみたい場所の一つでもあるので、下見としてはもってこいの場所です。
将来、バイクツーリングで走ってみたい場所の一つでもあるので、下見としてはもってこいの場所です。
観光客で賑わう小樽運河の周辺のみ車が多く感じる程度で、車は順調に西を目指していきます。
時折、遠くの方に見える岸壁などの景色に目を奪われます。
ちなみにこの日のドライバー選出コンテスト(アミダくじ)では、午前のドライバーはMさん、午後はAさんと決まりました。
Hさんは2日とも惜しくも落選、Aさんは逆に2日ともに午後の運転を担当する名誉を手に入れました(爆笑)
この日、小樽から余市を抜けるまではいい天気だったのですが、
積丹半島に入ったとたんに降雨そして強風となり、特に時折吹く突風には大いに戸惑いました。
こんな風やったら、バイクで走るのは絶対に無理。
これが季節的な要因なのか、年中こんな風なのか、気になります。
これが季節的な要因なのか、年中こんな風なのか、気になります。
■神威岬に到着
積丹半島の北岸を走っている時から風は強かったのですが、
神威岬が近づくにつれ、周囲の樹木の揺れでその程度が分かります。
そして駐車場に車を止め、ドアを開けた瞬間、風がドアを引っ張ります。
その勢いで、車が揺れるほどです。
オフシーズンで中茶してある車の数が少なかったから良かったものの、
隣に車があったり、近くに人がいたら危ないくらい。
今後、風の強い日にここへ行かれる方はぜひ気を付けてください。
さて、車を止めて岬の方へ歩いていきますが、まともな向かい風の中、坂道を登っていきます、
するとゲートのようなものが見えます。
するとゲートのようなものが見えます。
今は関係なく灯台の方へはいれるそうですが、この日は強風のために男女ともに全員が立ち入り禁止。
後で聞くと、こんな日は多いようですね。
後で聞くと、こんな日は多いようですね。
■神威岬の意味
ここにはこんな言い伝えがあります。
しかし、義経は既にこの地を去った後で、そのことに落胆した娘はここから海に身を投げ、
その身は神威岩と変化したということです。
その娘の落胆の気持ちが、この周辺海域を通る船を沈没させるなどしたため、
先ほどの女人禁制のルールができたと言われているそうです。
なお、この神威岩は、女人禁制のゲートからはこの神威岩は見えません。
さらにここから上方にある展望台に行かないと見えませんのでお間違いなく。
■この日のランチタイム
風が半端なく強かったこと、曇り空だったことを除けば、素晴らしい景色を眺めることができ大満足。
夏のいい時期にまた来てみたいですね。
夏のいい時期にまた来てみたいですね。
さて、ランチの時間です。
この周辺の海域ももちろん海の幸の宝庫です。
そしてCSランクの高い料理屋がたくさんある様子。
しかし、残念なことにシーズンオフ。
その有名なお店がことごとく閉まっていました。
よって、妥協の段物で選んだのがこのお店。
ここしか開いていないので、仕方ありまえん。
しかし、この店が正解でした。
全員が同じ海鮮丼を注文したのですが、その全員が値段(1800円)より価値が高いと感じた海鮮丼。
■札幌へ帰ろう
このあと、同じ道を戻って余市~小樽を経由して札幌へ戻ります。
途中、小樽でソフトクリームを食べようという話になり、僕らの秘密の場所へと車を走らせます。
途中、小樽でソフトクリームを食べようという話になり、僕らの秘密の場所へと車を走らせます。
その秘密の場所とは、小樽の老舗ソフトクリーム専門店「ミルク・プラント」
地元では有名な店でして、小樽の子どもたちはここのソフトクリームを食べて育つようです。
僕らも10年以上前に小樽の寿司屋の主人からこの存在を教わり、以来、毎年通っています。
しかし…このお店は冬期休業に入ったようで、お休み。
この日はこんなんばっかりでした。
毎年、夏に行くのでこの店が休業しているなんて思いもよらず。
しかし、これも北海道の恒例の事の様で仕方ありません。
ホントなら、こんな感じのソフトクリームを食べるはずでした。(これは去年の写真)
これが堺町の土産物屋が並ぶエリアだったらシーズン関係なくやっているのかもしれませんが、
このミルクプラントは市街地から離れた坂の上でなので、ある意味仕方なし。
さて、この後は20年来の北海道の友人、Sくんとの懇親会が待っています。
ススキノナイト 第二夜の始まりです。
長々と続けているこの「北の大地より2018」シリーズですが、
あと2~3回で終了する予定です。
お付き合い下さっている方には心より御礼申し上げます。
(つづく)