北の大地2018第3話です。
北海道・胆振地方の地震により僕らの北海道旅行は中止になりました。
でも転んでもただは起きないのが我々。
早速リベンジプラン会議を開催することにしました。
この旅行の概要
この旅行が始まった当初、目的はゴルフとグルメの旅でした。
当初の行程はこんな感じです。
①金曜日の朝に新千歳空港に到着。ゴルフ場に直行(ススキノ泊、夕食は地元海鮮物)
②土曜日も朝からゴルフ。夕方は買い物(ススキノ泊、夕食はジンギスカン)
③日曜日の午前は各自自由行動。
④お昼過ぎにJR小樽駅で集合。ランチはお寿司。
⑤ランチ後、新千歳空港へ行き、そこで解散。
このパターンが10年以上続きました。
しかし最近は、木曜の夜に到着するパターンが定着。
そして、ススキノで結団式の乾杯。
ゴルフは1日だけにして、空いた1日を観光に充てるパターンも定着しました。
会いたい人たちがいる
今では観光やグルメに加え、北の大地には会いたい人達がたくさんいます。
まずは、昔からの友人たち。仕事を通じて知り合って、それが今では友人と言える存在になりました。
もう20年近くお付き合いを頂いています。
我々が行く時には、ホテル・ゴルフ場・食事場所などの手配をしてくれて、もちろん、一緒にラウンドし、ススキノで食事を共にする仲間です。
▲一昨年のゴルフ
それに年に一回しか行かないのに、いつも歓迎してくれるお店もあります。
まずは、旬の北海道の食材を食べさせてくれるススキノの料理屋。いつもお任せでお願いしてますが、満足できなかった記憶がありません。
続いて、5000円で何時間でも飲ませてくれるススキノのバー。
「邪魔すんで~」と言って入っていくと「邪魔すんねんやったら帰って!」と言ってくれます(笑)
そして、数十年続く小樽でも老舗のお寿司屋さん。
ここの味はもちろん、ご主人の人柄に惚れました。
予約の電話を入れると必ず喜んでくれて、僕らの為にカウンターの席を確保してくれます。
そして、僕らが行く時間帯は他のお客さんを断ってくれます。
そして、僕らが行く時間帯は他のお客さんを断ってくれます。
年に一回しか行かない僕らをホントに大切にしてくれます。
死ぬ前に何が食べたい?と聞かれたら、迷わずここのお寿司と答えます。
北海道を満喫しに行くということに加え、
仲間たちに会いに行くという目的もあるのがこの旅行です。
リベンジの作戦会議
北海道の地震により、このタイミングでの旅行はキャンセルになったものの、この旅行を楽しみにして1年間を過ごしてきただけに簡単に諦められるわけがありません。
そんな時…
「作戦会議やる?」
メンバーHさんの一言で、この日の夜の会合が決まりました。
そもそもこの日の夜に札幌で集合する予定だった我々。なので都合悪いわけがありません。
緊急会合
当初の予定通りなら、北海道にいるはずのこの時間。残念なことながら、大阪にいます。
今は北海道グルメを食べる気持ちになれません。
牡丹海老や蝦夷バフンウニの代わりになる食材なんて大阪にはありませんから。
そこで選んだのは、九州グルメ。
集まった場所は、JR福島駅近くの九州地鶏のお店。
このお店(店名は一本松)、なかなかの名店で、新鮮な地鶏を七輪で食べさせてくれます。
この一本松の話もすれば長くなるので、今回は一本松の話はここで置いときます(笑)
コンティンジェンシープラン
地震で被害を受けている北海道の友人たちのことを思うと、心情的には宴会をしている場合ではありません。
そんな時、
「我々が落ち込んでも仕方ない」
「前向きに我々ができることを考えるべきだ」
とMさんが言いました。
ええ事言うやん。そう、その通り。
落ち着いた頃に改めて行って、ささやかでも経済貢献をするのが大切です。
そして、その場で、11月8日~11日とリベンジの日程が決定。
さらに、その場で飛行機の予約も完了。
相変わらず、出発時間と空港は4人全員がバラバラですが(笑)
僕は関空便を選択。少し早めに着いて、札幌でゆっくりしようという魂胆です。
この時、まだ関空は機能停止状態でしたが、さすがに2カ月後は大丈夫でしょう。
関西経済の基幹を成す関空をいつまでも機能停止状態にするわけがありません。
関西経済の基幹を成す関空をいつまでも機能停止状態にするわけがありません。
HさんとMさんは、午後5時半に新千歳に着く便。
Aさんは仕事の関係で、午後5時に伊丹を出発する便を選択。
Aさんは仕事の関係で、午後5時に伊丹を出発する便を選択。
よっしゃ!行くで!
一旦は諦めた北海道ですが、何とか代案ができました。
楽しみが先に延びただけの事ですわ。
楽しみが先に延びただけの事ですわ。
この日は、美味しい地鶏の後、男4人でカラオケバーに行きました。
歌ったのは、北海道ソングばっかり。
がんばれ~って気持ちは届いたかな?
2か月先には行くからな~
待っててや(^^♪
(つづく)