聖地巡礼のバイク旅

-Leave the destination to the wind-

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大阪湾ぐるっと一周ツーリング Vol.3

 
さて、第3話です。
美味しいランチの後は、いよいよ四国へと渡ります。
 
うずの丘のすぐそばにある淡路島南ICから再度、
神戸淡路鳴門自動車道へと入っていきます。
 
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そして、その先には大鳴門橋があります。
バイクで大鳴門橋を渡るのは初めてです。
 
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やっぱりここも絶景ですね。
眼下にあるであろう「鳴門の渦潮」を見る余裕などありませんが、
明石海峡とはまた違った景色でした。
 
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バイク転倒注意
 
以前から、大鳴門橋は明石海峡大橋よりキケンと聞いていました。
明石海峡に吹く風と鳴門海峡に吹く風とはかなりの差があるようです。
 
それと(あくまで噂ですが)
橋脚部分の継ぎ目の長さは大鳴門橋の方が長いのだとか。
 
つまり、ハンドルを取られる時間が長くなるので注意が必要とのことでした。
 
実際に走ってみて感じたことは、
継ぎ目の怖さは明石海峡大橋の方が上でしたけどね。
 
ただ、この大鳴門橋を渡る直前に気になる標識がありました。
 
それがコレ▼
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風もやけど、継ぎ目も危ないよ
 
この“バイク転倒注意”の注意喚起標識は明石海峡大橋には無かったと思います。
つまり、ここ大鳴門橋だけの標識です。
 
それほど、ここに吹く風は強いのでしょうね。
 
この日の天気予報を見てみると鳴門市は北の風で
この時間帯の風速は4mということでした。
 
それと大鳴門橋を渡る直前に風速を示す掲示板があって、
そこにも風速4mと表示されていました。
 
でも実際にはこんな感じ▼でした
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明らかに4mは超えてる感じです。
しかも明らかな横風。
 
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考えたら、大鳴門橋は南北ではなく、ほぼ東西に繋がっているので
つまり北の風はもろに横風となります。
 
ただ、安定した横風だったので、
速度を落として走れば何ら問題はありませんでした。
(多少は怖かったですけどね)
 
話は戻りますが、「バイク転倒注意」の表示のところに、
「強風」に加えて、「橋脚の継ぎ目部分が滑りやすい」
という補足も入れてほしいですね。
 
 
 
 
久しぶりのバイクでの四国上陸

バイクでの四国は2年ぶりです。
 
以前に来た時のバイクはマジェスティで、
往復共にフェリーでの四国入りでした。
 
さて、我々は鳴門北ICで高速を降りて、
鳴門海峡の南側の海沿いをさらに南下します。
 
▼鳴門北IC
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▼鳴門北IC
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▼県道11号。写真には写ってませんが、左手には淡路島が見えます。
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この後の行き先は、鳴門市にある寺院「霊山寺」です。
この霊山寺は四国八十八か所遍路の第一番札所
 
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10年以上前に3年越しで友人たちと行った四国遍路
今でも、あの時の事は覚えています。
 
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あれからも何度かこのお寺を訪ねていますが、
やはり巡礼ライダーとしての原点がここにあるような気がして、
神聖な気持ちです。
 
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1番から88番までワープ
 
四国には八十八の札所があることは今さら言うまでもありません。
 
阿波(徳島)の霊山寺から始まり、
時計回りに土佐(高知)伊予(愛媛)を回って、
讃岐(香川)の大窪寺で結願となります。
 
以前は車で回ったお遍路ですが、
改めてバイクで回ろうと思って、
とりあえずは26番の金剛頂寺(高知県)まで行きましたが、
ここで中断しています。
 
今回、第1番の霊山寺を参って、ふと思いついたのが第88番つまり結願の大窪寺

この2つの札所の間を順番に行くと、歩きで2か月の距離。
車やバイクでも10日くらいはかかります。
 
でも大窪寺から霊山寺は、バイクで1時間以内の距離なんです(笑)
なので、Y本さんに無理を言って行ってみることにしました。
 
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2番から87番の札所を飛ばしてのワープ遍路ですね(笑)
 
 
▼高松自動車道
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▼国道377号線
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そして、午後2時過ぎに大窪寺に到着
 
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この大窪寺には、四国を歩いた
お遍路さん達の金剛杖が奉納されているのです。
 
▼大窪寺にある金剛杖の奉納堂
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ここへきて、改めて四国のバイク遍路を本格的に再開したい思いが強まりました。
 
 
 
巡礼ライダーの原点はやっぱり四国遍路
 
そもそも、四国遍路がきっかけで神仏に興味を持ち、
各地への巡礼の旅をするようになりました。
 
そのうち、バイクでの巡礼をやりたいと思うようになり、
その中で出会ったのがLike a Windという番組でした。
 

この番組を見続けたことでバイク熱が高まり、
やがてバイクにリターンすることになりました。
 
その結果、バイクが今の僕のプライベートの中心になり、
バイクを通じたつながりが大きく広がりました。
 
そう考えると、バイクに戻ってきたそのきっかけは
四国遍路にあると言っても過言ではないと思います。
 
ここ大窪寺を再訪できて本当に良かったと思います。
 
 
さて、この話もようやく次回で最後です。
次回もよろしくお願いします。
 
(つづく)

 

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