聖地巡礼のバイク旅

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大隅半島ツーリング2019「③凄すぎる新造船(前編)」

さて、いよいよここから、大隅半島ツーリングのレポートを本格化させます。

今回は、新造船「さんふらわあ さつま号」のことについて書いてみようと思いますが、この話だけで2回に分割する予定です。

長い話でなかなか前に進まないですが、お許しください。

 

今回のスケジュール

今回は、船内2泊、現地ゼロ泊の弾丸ツアーです。

このあと、このスケジュールに沿って時系列にツーリングレポートを書いていこうと思います。

7月26日(金)
午後5時 大阪南港に到着しチェックイン~“さんふらわあ さつま“に乗船
午後6時 出航

 

7月27日(土)
午前9時 志布志港到着、その後大隅半島をツーリング
以下は訪問予定先です。

  • 肝付町: 内之浦エリア、岸良海岸、新村畜産(ランチ)
  • 南大隅町: 雄川の滝、諏訪神社
  • 垂水市: 道の駅たるみず

午後5時 志布志港到着
午後6時 出航

 

7月28日(日)
午前9時 大阪南港到着
午前10時 帰宅

この中で、諏訪神社と道の駅たるみずは、今回初めて訪れる場所で、それ以外は思い出の肝付町のスポット再訪ということになります。

では、ここから時系列に書いていきます。

 

 

7/26 草木も眠る丑三つ時(2:00AM)

内緒ですが、実は…

嬉しすぎて目が覚めました(笑)

 

準備万端整えて自宅を出発!のはず・・・

この日は午後2時半に仕事を終わり、午後3時半に帰宅。

準備の大半は前夜に済ませていたので、コーヒーを飲んで高ぶる気持ちを落ち着け、仏壇と妻に「行ってきます!」の挨拶を済ませ、午後4時すぎに自宅を出発。

市内の渋滞や不測の事態を避けるため、阪神高速で西に向かうことにします。

阪神高速では、左車線を前車と定間隔を保ちつつ安全に走行します。

 

しかし・・・

阪神高速を走行中、大失態を犯したことに気づきました。

持って行かなければならない大切なモノを自宅に置き忘れたことに気づいたのです。

 

それがコレ

大隅制覇3

 

Like a Windファンとして、聖地(番組ロケ地)を訪れる際は、必ずこれを掲げて写真を撮ることを目標としていたのに!

▲こんな感じでやりたかったんです

 

とはいうものの、気づいたときは既に右手に大阪城が見えるところまで来ています。

ここから阪神高速の環状線をぐるっと回って、自宅に戻ると時間が間に合いません。

泣く泣く、諦めました…

 

 

南港フェリーターミナルに到着

いきなりの大失敗に心をヘシ折られる気分でしたが何とか心を落ち着かせ、予定通り午後5時前に大阪南港にさんふらわあフェリーターミナルに到着。

ドキドキしながら最終コーナーを曲がったら、純白のボディが見えてきました。

「はじめまして! 新しいさんふらわあ さつま号!」

船に近づいて感じたことは、「やっぱり新造船や!、船体が美しい~」ということ。

純白の船体に太陽の赤が美しく映えていますよね。


船を女性に例えることがよくありますが、

まさしく貴婦人の雰囲気でした。

 

話を戻します。

南港で乗船を待っていたら嬉しいサプライズがありました。肝付町ライダーズの仲間が一人、見送りに来てくれましたのです。

 

嬉しかったなあ。なっちん、ありがとね。

いつかまた、一緒に大隅半島を走ろうな~

 


そして続いて、サザキヒロシさんにも会えました。ここで3人で記念写真。

なお、サザキさんは今回は珍しくバイクじゃなく車で来られてました。

愛車・シャドウファントムの車検が間に合わなかったそうで、やむなく車で来たそうです。

まあ、サザキさんはお仕事(船内ライブ)で来られているので、バイクでないといけないという理由はどこにもないのですが、でもやはりサザキさんにはバイクが似合いますね。

 

 

チェックイン

大阪南港から出航するさんふわらあは、以前は別府航路だけだったのですが、2年位前から志布志航路のさんふらわあも同じ岸壁の発着となっています。

 

なので、昼間の時間帯だと2隻のさんふらわあが並ぶ姿を見ることができます。

▲今年の3月に撮った写真です。手前の船は、別府航路の”さんふらわあ あいぼり”

 

この大分別府航路と志布志航路とでは、チェックインカウンターのある建物が分かれています。

僕がチェックインしたのは、奥側(南西側)のキュービックな建物。

 

ここには、自動チェックイン機がありました。こんなところにも進歩があるのですね。

るで、空港の様でした。

予めメールで届いていた予約番号&アクセスキーを入力するだけでチェックインが完了。

自室の番号を示したチケットと部屋のカードキーが発行されます。

▲カードキー。忘れないように部屋番号とベッド番号を書いてます

 

以前は、乗船後に船内のレセプションカウンターで部屋のキーを受け取っていたように記憶していますが、プロセスが簡素化されました。

何より、カードキーによるセキュリティ性が高まっていることに安心感を覚えます。

 

 

さあ乗船タイム

船に乗り込む時は、やはり緊張と感動がありますね。

滑ってコケへんかなという不安から来る緊張(笑)と、今から楽しい船旅が始まるという嬉しさと感動。

今回は特にその思いが強かったですね。

さて、やはり新造船。船体が綺麗だし、内部もまだまだ新しさを感じますね。

今回、僕らがバイクを止めたのは2階のデッキ。2階はバイク専用のデッキなのかな?

明るいので走りやすいし、圧迫感も以前と比べて少なく、広く感じます。

新築ビルの地下駐車場にバイクを駐車したって感じですね。

ここからエレベーターで、6階(ロビー階)に上がるのですが、エレベーターが広くなりました。

以前は狭かったので満員で乗れないこともあって、しかもなかなか降りてこないから、ゼーゼー言いながら階段を上ったこともありました。

ここにも快適性が確保されていますね。

 

一緒に乗り込んだ他のライダーさんも、この時点(エレベーター)ですでにこの船が快適な船だとわかると言ってました。全く同感です。

 

 

広々としたプロムナード

6階に上ってエレベーターから降りると、目の前は広々としたパブリックスペース

以前とは格段に違う広さです。

この6階がメインのフロアになっていて、レストラン、売店、ゲームコーナー、キッズルーム、そして歓談や景色を楽しむ為のソファを置いたスペースなどがあります。

このエリアは、プロムナードと名付けられていますが、まさしく遊歩道にふさわしい広さと開放感があるエリアです。

なお、レストランが船尾側にあるのですが、レストランの話は、また別に詳しく書こうと思います。

 

6階のパブリックスペースで特筆すべきは、アトリウム(吹き抜け空間)でしょう。

▲アトリウム。高級ホテルのロビーそのものです

 

6階から8階に繋がる階段のエリアが吹き抜けになっていて、8階の天井にはオリジナルのプロジェクションマッピングが映し出されます。

 

これがかなりの迫力でして、これに夢中になっている子ども達の姿が印象的でした。
勿論、大人も十分に楽しめます。

今回の旅は、夏休みに入って最初の週末だったこともあり、家族連れの利用が多かったように思います。

老若男女の全てが楽しめる演出が所々にあり、15時間の船旅に飽きることはありませんでした。

 

 

弾丸ツアーには不安があったけど

パブリックスペースは6階、展望浴室は7階にあって、客室は6階から8階の3フロアに分かれています。

▲7階にある浴室

 

客室の配置は、テラスが付いた最上級のスイートは8階、窓・トイレ・お風呂が付いた個室のデラックスは7階。
僕が今回予約した「プライベートベッド(カプセルホテル形式の部屋)」は6階。

階数が大きくなると、グレードも値段も上がるようです(笑)

 

ちなみに僕の人生の中では、機内や船内でのみ宿泊し、現地ではゼロ泊となるいわゆる弾丸ツアーというやつは初めてです。

  ▲フェリーさんふらわあのバナーを使わせてもらいました

 

 

実は船内で続けて2泊するので、体への負担など心配なことはありました。

しかもカプセルホテル形式という事なので、ゆっくり休めるのかどうかが少し不安でした。

この、プライベートベッドのインプレは後ほど詳しく書きたいと思いますが、結論から言うと十分すぎるほどの快適性が確保されていました。

 

ホンネを言うと、もう少し上級グレードの部屋に泊まりたかったのですが、満室で予約が叶いませんでした。

しかし、結局はプライベートベッドでも全く問題ないというか、コスパを考えると、むしろベストチョイスと言えるかもしれません。


次回第4話 「新造船・さんふらわあ さつま」のインプレ後編は、その話から始めたいと思います。

 

(つづく)

大隅半島ツーリング(4)

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