ご訪問ありがとうございます。
第3話の今回から、ようやく「大隅半島ええとこマップ 巡礼ライダー編」を書いていきます。
僕が参加させて頂いた、大隅半島ええとこマップツーリングの第2陣は、10月18日から20日まで船中2泊、現地ゼロ泊の日程で現地へ行ってきました。
いきなりの大トラブル
出発の日、つまり10月18日(金)は仕事の予定を外していました。
何らかのトラブルで出発できなくなる可能性を排除するためです。
帰宅後に地元の秋祭りがあるので、この日から5日間はプライベート一色となります。
そのために片付けておかないといけない雑用を終わらせ、自宅を出発できたのが午後3時すぎ。
この日の集合場所は、大阪南港のさんふらわあのターミナル。時間は午後4時半~午後5時ということだったので、少し早めに到着する予定でした。
なぜか阪神高速を使う気になれず、一般道(中央大通り)を走って大阪南港を目指したのですが、ちょうど緑橋の手前で、いきなりエンジンがストップしてしまいました。
慌ててセルを回すも、セルは動くものの再始動しません。
この時点で午後3時半ですが、もう大パニックです。。
トラブルを避けるために仕事の予定を外したのに…こんなところでエンジンが止まるとは、何というトラブル!
ホンダドリームさん、ありがとう!
冷静になれ!と自分に言い聞かせながら、何度もセルを回しますが、やはりエンジンは再始動しません。
出航の時間まで余裕もないし、もう焦る一方です。
ここで、もう一度冷静になってみたところ、ここからホンダドリーム東大阪(CRF250Rallyを買ったお店)まではそう遠くないことに気づきました。
もう、ここはプロの手を借りるしかない!と思い、ホンダドリーム東大阪へ。
早速、状況を説目したところ、他の仕事をしていたメカニックさんが対応してくれました。
急なお願いにもかかわらず、嫌な顔もせず丁寧に対応してくれて、何とか再始動させてくれました。ホントに助かった~
結局、細かい原因は不明。
あの時、最初から阪神高速で大阪南港へ向かってたら、高速道路の途中でエンジンストップしてどえらいことになっていたかもしれません。
出発の時、今日は一般道で行こうと判断したのは、神仏のお導きだったのかもしれません。
またエンジンが止まった場所もホンダドリームの近くで助かりました。
いずれにしても、ホンダドリーム東大阪のメカニックさんのお陰です。
ホンマにありがとうございました!
なんとか大阪南港に到着
その後はエンジンも調子を取り戻した様子。無事に大阪南港まで辿り着けることが出来ました。
咲洲トンネルを抜けると、数台のバイクを見かけました。いずれも南港フェリーターミナルに向かっています。
この人たちも「大隅半ええとこマップ」のメンバーかな?思いながら、ターミナルに到着。
到着時間は午後4時45分。ギリギリでした。
着いたら、バイクの待機場所はバイクが一杯。50台どころの話ではなかったと思います。
なぜかこれは嬉しかったですね。
志布志についてから、彼らがどこを走るのかは分からないけど、とりあえずはフェリーさんふらわあに乗って、志布志に行ってくれるライダーたちがこれだけいることに、なぜかお礼を言いたい気分でした。
見送りに来てくれた仲間達
ターミナルの建物内では、すでに受付が始まっています。
というか、思わぬトラブルで到着が予定より大幅に遅れた僕を肝付町ライダーズの仲間("なっちん"と"まう姐")が待っててくれました。
まあ僕がお見送りに行ったお返しもあるかもしれんけど、やはり嬉しいですね。
なっちんは、もしこの日のさんふらわあにバイクを載せることが出来たら、我々と一緒に行くつもりだったみたい。
なっちんは、既に第1陣のライダーとして行ってきたのにね(笑)
ただ残念なことに、この日のバイク客は我々・大隅半島ええとこマップライダーズを含めて100人強だったらしく、さすがのさんふらわあでもこれ以上はバイクを積載できないということで、泣く泣く諦めた彼でした。
でも、行けるんやったら一緒に行こうとしてくれる気持ちが嬉しいですね。
さて、第2陣の肝付町ライダーズは、ミヤさん&アンちゃんご夫妻、僕(巡礼ライダー)、そして見習いのヤブやんの4名。
第1陣の6名と比較するとやや人数が少ないですが、彼らに負けないように大隅半島を盛り上げてくるで~と気合たっぷりの4人です。
今回は100名を超えるライダーが乗船するということもあって、乗船までにえらい長く待たされましたが、最後まで見送ってくれてありがとね。
キラキラ太陽の船
最近、「大隅半島にツーリングに行こう!」という話の前に、「さんふらわあ さつま or きりしまに乗ってみませんか?」と言いたくて仕方ありません。
この新造船「さんふらわあ さつま / きりしま」に乗ることだけで価値があると思うからです。
それほどに快適ですし、優雅で楽しい時間が過ごせますから。
で、目的地に着いたら、現地で思い思いの楽しみ方ができるので、1隻(石)3鳥くらいの値打ちがありますよ。
まず、乗船したらすぐに綺麗で広々としたお風呂で疲れを取ることが出来ます。
シャワー個室もありますよ。
シャワー個室もありますよ。
レストランの食事はメニュー豊富で、もちろん美味しいです。
席もシングルからグループ用まで多種用意されています。
食後はプロムナードで寛げます。
夜の退屈を紛らわすアトラクションもしっかり用意されてます。その中でも最高のエンターテインメントはサザキヒロシさんのライブですね。
ちなみに僕は船酔い経験ゼロです。
周囲に何もない分、(天候次第だけど)夜はデッキに出ればキラキラ星が落ちてきそうです。
そして、客室はそんじょそこらのホテル以上の快適性です。
僕は、新造船ではプライベートシングル(カプセル部屋のような感じ)しか利用したことはありませんが、街中のカプセルホテルの部屋とは全く違う快適性ですよ。
このプライベートシングルは部屋の横から入るタイプ。
広々感があるし、大型のテレビも完備しててBS放送が楽しめます。
それと、ペットボトルホルダーや携帯電話などの充電用コンセントも使いやすい位置にあります。
窮屈さを感じることなく、朝までぐっすり寝ることができます。
そして目覚めれば、美味しいレストランの食事が待ってます。目的地に近づいていることを感じながら摂る朝食はホントに美味いですよ。
そして、すごく快適な15時間の船旅を終えると、そこは志布志港です。
色々書きましたが、決して大袈裟な話をしていません。宣伝をしているわけでもありません。
僕は、
「さんふらわあ さつま or きりしま」に乗ることを第一の目的にする。
そして、着いた先で少しバイクを走らせてみることを第二の目的にする。
こんな考えかたもあると思うのです。
結果として、そのライダーが大隅半島ツーリングのファンになって、そのためにフェリーさんふらわあの常連になる。
そんなポジティブスパイラルがトレンドになったらええな~って思ってます。
勿論、僕もそうしていきたいと思ってますよ
勿論、僕もそうしていきたいと思ってますよ
まだ乗ったことが無い方は、近いうちにぜひ!
絶対に満足出来ますから!
お待ちかね、宴会の次回
なっちんとまう姐に見送られて、さんふらわあ さつま号は定刻に大阪南港を離岸しました。
今回の旅では、仲間たちと船内で宴会ができることを楽しみにしていました。
しかも、第2陣のミヤさん、アンちゃん、ヤブやん、そして僕はいずれもお酒が大好き。こうなると宴会するしかありませんやん(笑)
明日のツーリングに向けての高揚感もあり、ホンマに楽しい飲み会でした。
無論、明日のツーリングに支障が出ないようにコントロールしながらの飲み会でしたよ。
日が変わる前には解散して各自ベッドに向かいましたが、サイコーに気分のいい宴会やったので、朝までぐっすりと寝ることができました。
翌朝の目覚めがいいということは、”さんふらわあのベッドはよくできてる”っていうことですね。
さて、”キラキラ太陽の船”は、太陽に見守られながら、予定時刻に志布志港に到着。
ここでは、我々を出向迎えてくれる地元の皆さんが待っていてくれました。
さあ次回は、いよいよ大隅半島に上陸です。
(つづく)
【追伸】
この第3話を書き終わって、さあアップ!と思ったら、「大隅半島ええとこマップ」が最新版にアップデートされてました。
この第3話を書き終わって、さあアップ!と思ったら、「大隅半島ええとこマップ」が最新版にアップデートされてました。
100名のモニターライダーの集大成です。ぜひ、見て下さい!