聖地巡礼のバイク旅

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「肝付町ライダーズのテキトーツー秋の陣」Vol. 2 レトロなレストハウス?

 
おいしいラーメンとマグロ丼でお腹が一杯になった後は、ツーリングルートの話し合いです。
といっても、そのプランニングの主役はFUMIさんとひろりん
 
結局、この後の最終目的地は、生石(おいし)高原と決定。
ちょうど、ススキが美しい時期だそうで、そこでインスタ写真を撮ろうということになりました。
 
■ 目 次
1. 途中の休憩は昭和食堂
2. 雲海が見れる民宿
3. コーヒーは仏間で
4. 酷道を行く
5. 蔵王橋で刺激体験

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まずは昭和食堂へ
 
ラーメン河を出た我々は、吉野川の北岸道路を西に走りだしました。
 
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この先、生石高原までは五條から国道168号線、そして県道53号を経て高野山へ上り、その後は高野西街道を走っていくというルートが最短の様子。
 
そして、その途中、県道53号線沿いの野迫川村にある「昭和食堂」で休憩をとることが決定。
この昭和食堂に寄ることもひろりんのリクエスト。
 
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昭和食堂ってえらいレトロな名前でしょ?
僕は、敢えてこんな名前を使ってるけど、実はオシャレなレストハウスを想像してたんです。
 
 
 
 
 
雲海が見れる民宿
 
途中、道の駅吉野路大塔で軽くトイレ休憩をとったのですが、それもそこそこに昭和食堂を目指します。
 
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ここまでくると、ラーメン河のところよりもさらに寒さを感じるくらいになってます。
国道ロードサイドの気温計は、11℃を示していたと思います。
 
もう冬が目の前ですね。
 

さて、国道168号の山際交差点を右折し、そのまま県道53号を走ると、昭和食堂のサインが見えました。
野迫川村に到着しているようです。
 
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ここに来てようやく、「昭和食堂」とは、そのまま理解すべき名前だと悟りました。
 
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どこがオシャレなレストハウスやねん!
(自分で勝手に想像してただけですがてへぺろ
 
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▲カフェ「昭和食堂」
 
ガレージを使ってるなんて…
そのまんま“昭和の食堂”やんか!
 
まあ、コレ自体がオシャレやと言えないことも無いのですが…
 
 
しかも、この寒空の中で、このオープンエアーの空間で休憩はつらいやろ~と思ってたら、「母屋にどうぞ」と女性の優しい声がしました。
 
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聞いてみると、ここは「雲海の里の宿」という民宿で、昭和食堂はその民宿のガレージを使って、土曜~月曜の週3日間のみ営業しているカフェということ。
 
 
ところで、こんなところに(失礼!)民宿って、一体何が名物なのか?と思ってたら、野迫川村って雲海が見られる場所として有名なのだそうです。
 
そして、この民宿は雲海を見に来る人々に大人気の宿ということもわかりました。
 
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▲ネットからお借りした写真です、スミマセン(野迫川の雲海だそうです)
 
 
一度、その雲海をこの目で見てみたいですね。
 
雲海
山で見られる雲海は、山間部などでの放射冷却によって霧、層雲が広域に発生する自然現象による。
雲の海に山々が島のように浮かんでいるように見えることから雲海と呼ばれる。 
(Wikipedia)
 
 
 
 
仏間でコーヒーをいただく
 
勿論、必ず見られるというわけでもなさそうだし、季節要因もあるだろうけど、この日もドイツからの外国人客が、雲海を見るために宿泊に来ていたようです。
 
 
なお、雲海を見ることのできる時間は、夜明け前から日が昇る時間までだそうです。
 
なので、車やバイクが無い遠方からの方は、泊まることが前提になるのでしょうね。
 
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▲こちらが民宿「雲海の里の宿」
 
 
さて、ママさんが言う「母屋」とは、民宿として使っている民家の事でした。
 
我々が通されたのはキッチン横の和室

そして、部屋に入ってすぐ右側には仏壇、その上には遺影が掛かってます。
 
そう、我々が休憩したのは仏間でありましたガーン
 
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どこで休憩させるねん😅と思いながら、床暖房も施してあったので、寒空の中を走ってきた我々にとってはこれが意外と快適でした。
 
仏さん、お邪魔致しましたニコニコ
 
 
 
 
 
酷道を行く
 
昭和食堂から生石高原へは、高野山(奥の院や壇上伽藍などがある高野町)を抜けて、さらに高野西街道を通って、生石高原へと向かう予定でした。
 
しかし、高野山に繋がる県道53号は、その直前で通行止め
 
仕方なく南へ下って、途中から高野龍神スカイライン(国道371号)をさらに南下し、湯川という場所からは県道19号を通るという手段を選択。
 
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距離的に遠回りということだけではなく、高野龍神スカイラインの気温は低く、冬が近づいていることを実感させる寒さでした。
 
 
そして、迂回路として通った県道19号はまさしく酷道でした。
 
落ち葉、枯れ木、小石、コケが途切れない約20kmにも及ぶ「楽しい道」でした。
いや、ホンマに楽しかったんですよ。これが。
 
 
一人やったら絶対に嫌な道ですが、7人で走るので楽しくないはずがありません。
高速道路とか自動車専用道などを走るよりこっちの方がいいですね。
 
 
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▲高野龍神スカイラインから県道19号への入り口
 
 
対向車も無いし、所々で道が広がったりで、一息つけるところもあるので、しんどくもなかったし。
 
これからの季節は無理だろうけど、新緑の時期にもう一回走ってみたいです。
 
この日は、GOPROは持って行ってたものの、給電用のバッテリーをヤブやんに貸したこともあって、撮影してなかったんですね。ザンネン・・・えーん
 
この模様はぜひ紹介したかったです。
 
 
 
 
蔵王橋で刺激体験
 
県道19号を走り終えると、当初の予定だった国道480号に入ります。
場所は有田川町清水橋。
ここからは有田川に沿って西へと走っていくのですが、途中、つり橋のようなものが見えたので、急きょここで休憩することに。
 
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この橋は蔵王橋という有田川に架かる有名な吊り橋の様で、多くのドライブ客が車を停めて、橋を眺めたり、渡ったりしていました。
 
蔵王橋
有田川二川ダム上に架かる吊り橋。全長約160m。真っ赤に塗られた吊橋は針葉樹の多い周囲の景観の中でひときわ目立っている。
足下には、格子状の鉄骨が使用され真下のダム湖の湖面が見えるため、高さを実感できる。
(Wikipedia)
 
 
僕も実際に渡ってみたのですが、結構揺れるし、手すりは低く、足下はシースルーで有田川のエメラルドグリーンの川面が見えます。
 
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結構、怖かったですが、それなりに楽しめましたよ。
FUMIさんは自慢のドローンを飛ばして撮影してくれてましたが、いずれその映像か写真もアップされるものと楽しみにしています。
 
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酷道で疲れた心身は、このつり橋と美しい景色で癒されましたね。
 
そして、ここからすぐのところに目的地・生石高原がありました。
(蔵王橋から約9km、12分)
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今回のテキトーツーの本領は、この生石高原でいかんなく発揮されるのですが、この話はこの次(最終話)で)したいと思います。

それは大ハプニングでした。

(つづく)
 

 

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