聖地巡礼のバイク旅

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Like a wind 聖地巡礼|伊勢志摩ツーリングで「絶景・大王崎灯台」と「絶品赤福ぜんざい」を満喫してきた!

📍 今回のQuick Look
11月の寒風の中、三重県・伊勢志摩へハンターカブを走らせたロングツーリングをレポート!
心まで温まる冬の味覚「赤福ぜんざい」を堪能し、絶景の「大王崎灯台」では念願のバーチャル聖地巡礼を果たします。
美しい紅葉や南伊勢の思い出の地、さらに帰路の思わぬハプニングまで、旅の喜びと苦労が詰まった1日を綴ります。

 

ご訪問頂きありがとうございます。

時の経つのは早いもので、気が付けば今年もあと1週間で師走へと突入ですね。

年を重ねるにつれて時間が早く感じるとはよく言ったもので、今年は去年よりも早く11か月が早く過ぎ去ったように感じます。

さて今回は、「伊勢志摩ツーリング」の模様をレポートします。

最後までよろしくお願いいたします。

 

プロローグ

毎年、大阪モタサイまではまだ寒い。GWまでは花粉がいっぱい。6月は梅雨。梅雨が明ければ激暑の毎日が9月末までは続く。10月は地元の祭りで時間が取れない。12月は寒い…

つまり、僕の個人的なツーリングシーズンは5月と11月に限られる。

こんな風に迎えた今年の勤労感謝の日を挟んだ3日間(2025年11月22日~24日)は、比較的どこも晴天の予報だし、「この時を逃せば今年はもうツーリングに行けないかもしれない」ということで、伊勢志摩方面に出かけることにした。

ただ、朝夕の気温が想像以上に低く、途中リタイアも考えたほどだったが、総体的には満足感の高いツーリングになった。

 

 

行先は志摩半島

どこに行くか。行先を決めるのに少し迷った。

この3日間の中で使えるのは中日の日曜日(11/23)のみなので、日帰りで行ける範囲で考えるしかない。

結果として、今回の行先を志摩半島(三重県)としたのだが、それは今年9月14日に行ってきた「Like a wind 聖地巡礼・熊野古道(東紀州)ツーリング」がその決め手となった。

junrei-rider.hatenablog.jp

 

この9月のツーリングは、Like a wind聖地巡礼ツーリング(風雨来記・バーチャル編)として、熊野古道や東紀州のスポットを巡ってきたものだったが、かすみん(たはらかすみさん)とえびるさん(プラモデラーでゲーマー)の二人が風雨来記で訪ねた先は他にもあった。

例えば、この上の写真のシーンは志摩半島にある「大王崎」なのだが、9月のツーリングではここまで行けなかった。

そこで、近いうちにその積み残しを整理しておきたいと考えていた。

 

 

ウェア選定を間違えた

天気予報では、大阪から志摩半島までのすべてのエリアで晴れ。最高気温は19℃、最低が8℃という予報だったから、ツーリングの条件としては絶好と言える。

そんな中、出発は午前7時30分。本来はもう少し早く出発したかったが寝過ごしてしまった。

 

往路のルートは下のマップの通りで、国道163号で奈良と京都の府県境を東に向かい、三重県では国道23号を南下してく。

そして伊勢神宮(内宮)のあたりから伊勢道路などの県道、そして国道260号などを通って大王崎へと行く。

出発直後は寒いだろうけど、目的地・伊勢は温暖なところだし、大王崎はさらに暖かいと思っていた。

そこで、ユニクロのヒートテックの長袖Tシャツ、その上にRSタイチの冬用ジャケット(インナーダウン付)で十分だろうと思っていたが、これが甘かった。

生駒山を越えて南山城村(京都・滋賀・奈良・三重の県境付近)までの気温が低すぎて寒さで震えながら走るくらいで、この間の最低気温は、南山城村近くのロードサイド気温計が示していた3℃だった。

https://michinoeki.kyoto.jp/ 

せめて電熱ベストを持ってくるべきだったと思ったが既に遅い。

とりあえず"道の駅 お茶の京都 南山城村"で休憩し、温かいコーヒーを飲んで少しは温まった感じがしたものの、この時は「引き返そうか」と思ったくらいだった。

しかしここで引き返しても結局は寒い道を走ることになる。

そこで、「伊賀市内まではあと少し。この先、時間の経過とともに気温も上がるだろう」と考え、「それでもまだ寒いならどこかで引き返そう」と決め、走り続けることにした。

 

太陽に守られて

結局は、あの南山城村での気温が最低で、あの後は伊賀市内から津市へとつながるエリアがまだ少し寒かったくらいで気温は2桁になっていた。

折れかかった心は寸前で持ち直すこととなった。そして、津市から松阪市のあたりではこんな風になった。

国道23号では、正面から降り注ぐ暖かな太陽の光が、冷えた体を一瞬のうちに温めてくれた。

まさしく、太陽に守られながら、太陽の神様(天照大御神)の国・伊勢路を走っている感じで、あの時諦めないで良かったと思った。

 

この時、ふと思ったのが伊勢神宮参拝だった。

大阪から大王崎に最短距離で行くには、かならず伊勢神宮(内宮)のそばを通る。

「ならば内宮にお参りするか」とも思ったのだが、「ついで参り」は良くない。(寺社参拝はそれ自体をメインの目的にするのが正しいということ)

そして、内宮だけ詣でるのは「片参り」にもなる。(伊勢詣では外宮、次いで内宮へ詣でるのが正しいとされている)

ただ、内宮のそばを通るのにそこを素通りするのも何かスッキリしない。

そこで、1つの絶好のプランを思いついた。

 

 

伊勢の秋冬の風物詩

伊勢の名産や土産というと何が思い浮かぶだろうか?

日本国内でも有数の観光地の一つであるだけに色んなお土産が売られているが、その中でも「赤福」は伊勢土産の代名詞とも言える定番中の定番だと思う。

https://www.akafuku.co.jp/

その赤福では、伊勢にある本店やいくつかの支店において、秋冬の期間限定で、「赤福ぜんざい」が提供される。

熱々の御餅と、赤福で使用される小豆とのマリアージュが素晴らしく、僕の大好きな冬の味覚だ。

内宮近くでは、おかげ横丁にある赤福の本店、そして参道商店街の端と端に支店があって、そこでこの赤福ぜんざいが食べられる。

ちなみに、大阪では「阪神百貨店 梅田本店」の地下のお店でもこれを食べることができるが、正直言って風情に欠ける(笑)

 

さて、この日の内宮前はかなり観光客が多かった。参道入り口近くの市営駐車場は満車で五十鈴川沿いの臨時駐車場も同じだった。

結局、バイクはさらに遠くにあるスポーツ競技場前に止めることになった。

そこから赤福本店へは裏道を歩けばすぐの距離だったのだけど、おそらく本店付近は人で溢れかえっているような感じだったので、五十鈴川店へ行くことにした。

赤福 五十鈴川店

そして、これが「赤福ぜんざい」だ。

お代・一人前800円はなかなかの値段だとは思うが十分にその価値はある。

来て本当に良かった。とっても美味しかった。

結局、この日に外で食べたのはこの赤福ぜんざいだけとなってしまったのだが、冷えた体には最高だった。

 

紅葉の道

ではこの日のメインの目的地、志摩半島の大王崎へと向かう。

駐車場の目の前が伊勢道路だったし、ここ(内宮前)から志摩方面へと向かう車が皆無なくらい少なく、ゆっかり優雅に紅葉の道を楽しく走らせてもらった。

こんな風景の道を走ることは、事前には想定しておらず、もちろん期待もしていなかった。

有難いというか、ラッキーというか、もしかするとピークは過ぎていたのかもしれないけど、十分なポジティブなサプライズだった。

内宮前から大王崎へは、この伊勢道路(県道)、そして国道を通って約32㎞で45分程度の距離だ。

伊勢志摩スカイラインを通って、鳥羽を経てパールロード経由で行くルートもあるが、かなりの遠回り(56㎞・75分)になるし、そもそもハンターカブだと伊勢志摩スカイラインは走れない。 

 

海洋の難所・大王埼

そして大王崎に到着したのは午後1時。

もうポカポカで、朝の南山城村の気温は何だったのかと思える気候だった。

この大王埼は、崎ではなく埼と書くのが正しいようだ。

志摩半島の南部に付きでた岬で、ここを境に東が遠州灘、西が熊野灘であり、暗礁・岩礁が多い航海の難所で、遭難する船が多かったらしい。

 

さてその大王埼だが、小高い丘の上に灯台が立っている。

正面左側の丘の向こうに小さく灯台が見えるが、車で来た人はこのあたりに車を止めて歩いていく(丘を登っていく)ことになる。

僕はバイクで、しかも小型のハンターカブなので小回り効く。なので、行けるところまで行こうと思いつつ奥の方まで走っていったら海岸のところまで行きつくことができた。

この場所から見た灯台は、もう目の前だった。

 

 

絶景の岬

そして、徒歩数分で灯台の前まで行けたのだが、この日の青い空と白い灯台とのコントラスは見事と言うほかない。

なにより、この灯台のある場所から見えた太平洋の景色の素晴らしかった。条件が揃えばここから富士山も見えるらしい。

ちなみに、明治期から多くの有名な画家がここを訪れ筆を取ったそうだ。そしてそんな経緯から大王町は「絵かきの町」を宣言したそうだ。

僕がバイクを止めた場所から灯台へと向かう途中、絵を描いてる方がいたのも、この風景が素晴らしい証左なのだろう。

 

さて、ここに来た目的を思い出さないといけない(笑)

そう、バーチャルとはいえ、ここはライクアウインド聖地巡礼の場所なのである。

ここは、実際にLike a windのロケが行われた場所ではない。したがって、しげっちもかすみんも、実際にこの風景は見ていない(はずだ)。

その風景を僕はこの目で確かめることができた。

いつもの聖地巡礼とは違う感覚なのだが、こんな風なライクアウインド聖地巡礼も面白い。

とういうわけで、かすみんとえびるさんのオンエアの時、風雨来記のキャラ・茜ちゃんが現れた、この場所で写真を撮ってこの日のメインの目的は終了だ。

これを以て、バーチャル編のライクアウインド聖地巡礼は終了とすることにするのだけど、またこういった機会があれば面白いと思うし、その時はまた聖地巡礼をさせて頂きたいと思っている。

大王埼灯台の訪問を終えたのが午後1時30分だった。

ここから真っすぐ帰宅の途について寄り道なしに走ったとしても4時間くらいはかかる。つまり到着時間は午後5時半を回る。もう周囲は真っ暗だろう。

日が落ちていく中の山道は寒いだろうな。

また朝のあの寒さの中を走るのは嫌だったが、ここまで来たのなら寄って帰りたい場所がもう一つあった。

 

 

大好きだった南伊勢のスポット

それは南伊勢町にある「ないぜ自然村」というところだ。

ここもライクアウインド聖地で、僕は2020年8月にはじめてここを訪れたのだけど、その時にここの景色の美しさに魅せられた。

そしてそれ以来、何度かここを訪問してきた。

junrei-rider.hatenablog.jp

2021年6月

南伊勢のリアス式海岸のかなり奥まったところなのだが、対岸の景色、内海らしい穏やかな波、そしてこの樹とベンチの風景には、何度も癒してもらった。

ハンターカブにもこの景色を見せてあげたいと思い、今回がちょうどいい機会だったのだが、この風景が変わってしまっていた。

それはここにあった大きな木がなくなっていたことだ。

どんな事情があったのかは知る由もないし、「諸行無常」「生者必滅」という言葉が示すようにそれは仕方がないことだが、これは残念過ぎる結末だった。

ただ、これはこれで、「また新しい風景の場所を知った」と思うことにしたい。

 

 

エピローグ

ないぜ自然村を出発したのは午後2時30分。ここから自宅まではどのルートを使っても4時間くらいはかかりそうだ。

そこで、国道368~369号そして奈良市内を経由して帰るルートを選択した。

単純に往路と同じルートは面白くないと思ったのと、選択したルートは交通量が少ないだろうから、うまくいけばもう少し早く帰れるかもと思ったからだった。

そしてこのルート上には、有名な”わらアート”(仁柿巨大稲わらモニュメント)がある。それも見てみたかった。

 

まず、わらアートは通過しただけだが、綺麗に見えた。

そしてここを通過すると、伊勢本街道の難所・仁柿峠越えとなるのだが、ここで躓いた。

3連休の中日、多くの車がここを通過しようとしたのだろう。そもそも離合が困難な道だが、そこに多くの車が集中したため、まったく動かない状態で長い渋滞ができていた。

僕は小型バイクだし、通過できる人は先に通過した方がいいということだったので、先に行かせていただいたのだが、それでもここで20分はロスしたと思う。

 

そしてこの後は、気温が下がった奈良の山道を走り、また奈良市内の大渋滞につかまってしまい、帰宅したのは午後7時20分だった。つまり結局は、予想よりも50分近く多くかかったしまった。

まさしく「急がば回れ」という格言は正しかったことを痛感することになった。

 

しかし、振り返って考えれば、この日の問題は

①寒さ対策が不十分 

②帰路のルート選択ミス

の二つだけで、その他はとても充実した楽しい1日になったと思う。

  • 美味しかった赤福ぜんざい
  • 優雅な大王崎の灯台
  • 新しい風景の南伊勢

そして、帰宅してから妻と娘と3人で行った街中華で食べた「五目ちゃんぽん」と「生ビール」が抜群に美味しかったことを含めて考えれば、総合満足度は高い。

なにより、Like a wind聖地巡礼ツーリングから帰ってきたあとの充実感は大きい。

 

次のツーリングは年明けになるだろうが、またゆっくりと聖地巡礼のプランを練ってみたいと思う。今度は、西の方へ走ってみようかな。

 

(おわり)

 

 

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