今日もご訪問ありがとうございます。
今回は、市としては三重県の最南部に位置する熊野や尾鷲の辺りをツーリングしてきた話です。(自治体で言えば紀宝町が最南部となります)
ハンターカブで往復400キロを超えるツーリングとなった今回も、僕のバイク乗りとしてのライフワークである「ライクアウインド聖地巡礼」なのですが、これまでは少し事情が異なります。
その辺はブログの中で説明して行きたいと思いますので最後までよろしくお願いいたします。
- はじまりは突然のX告知
- 風雨来記5
- 二転三転したツーリングプラン
- 今回の訪問先
- 秋の気配
- バイクで渡れる吊り橋
- 七色のダム
- 美しき獅子巌
- 黒米のおにぎり
- 東熊野街道・随一の景観の峠
- ラストの聖地へ
- 久木神社と九鬼漁港
- 来た証の写真を撮って帰路に付く
- エピローグ
はじまりは突然のX告知
レッドバロンのツーリングナビが終了した関係もあってか、最近はバイク情報番組・Like a windのツーリング情報のオンエア/配信が少なくなった。ツーリング情報関係が減った分、最近はレース関係が増えてきている。
2024年1月~9月は38週のうち16週がツーリング情報のオンエアだったが、2025年は37週のうち11周となっていて、つまり2/3に減少している。
Like a windという番組を敬愛する立場としては、今後も変わらず応援していくことに聊かの変わりもないが、これは正直なところツーリングライダーとしてはちょっと寂しいというのが本音である。
そんな中、Like a wind の公式Xで8月のとある平日の朝に面白い告知があった。
それがこれだ。
7月に発売した新作✨️
— バイク情報番組Like a wind (@likeawindTV) August 7, 2025
本格ツーリングゲーム風雨来記5
初見プレイ配信しています。
目指せエンディング&恋愛成就!?
良かったら観てください👀#ネタバレ注意https://t.co/0UnMvEMHdU
風雨来記5
ここに記載されている「風雨来記」(ふうらいき)とは、これは先般発売された旅アドベンチャーゲームのことだ。
実際の風景を撮影した画像や映像の中をバイクで走ることができ、まるで実際に旅をしているかのような気分を味わえるのが特長の人気のゲームなのだそうだ。

先般発売された「風雨来記」はバージョン5だそうで、今回の舞台は三重県となっている。
そして、この風雨来記5~三重県編~を、かすみん(Like a windスタッフ兼出演者のたはらかすみさん)と、この番組のプラモデル企画に何度か出演された“えびる”さんとの二人が、8時間耐久でチャレンジしてみる(遊んでみる)様子を実況生配信するというのが、前述のXでの告知だった。

➡ https://youtu.be/keBnt5zs3bQ
僕は偶然というか幸運というか、この日は自宅での資料作成作業日だったので、デスクに張り付く予定だった。
またデスクにはいろんな作業がしやすいようにパソコンのモニターを2台並べてあるので、パソコンで作業しつつ、この生配信を観ることにした。
しかし結局は仕事などできるはずもなく、用事で一時的にデスクを離れることはあったが、最後まで視聴することになった。
その結果、この実況生配信で紹介されたツーリングスポットのことが気になり、当初は顧問先の人件費の分析計算を行っていたエクセルで、気が付けばLike a wind聖地巡礼データベースに記録をしているという顛末となった(笑)
二転三転したツーリングプラン
というわけで、この日の実況生配信の中でかすみんとえびるさんが訪問したスポットを訪ねてみようということまでは決めたのだけど、三重県内とはいえ、この2人が訪問したスポットはかなり広範囲にわたる。
この日は鈴鹿8耐になぞらえたのか、”8時間耐久”生配信ということだったが、この2人がこの時間内に(ゲームの中で)訪問したスポットを実際にバイクで一般道を走って行くとなると、とても8時間ですべては巡ることはできないと思う。(おそらく2日3日でも無理なんだろうと思う)

出典:https://youtu.be/07RVU6AgPu4
一方、8月25日のLike a wind(15分番組)でも、この8時間の生配信をベースにした要約版がオンエアされたので、その中から三重県の南部のスポットからいくつか選んで聖地巡礼してみようと考えた。
そこで、9月12日(金)~13日(土)を候補日として、大王崎(志摩市)、大杉谷(大台町)、久木神社(尾鷲市)、松本峠(熊野市)などを訪問してみようと考えた。
この大王崎と大杉谷の間にも、かつてLike a windで紹介されたスポットがあるので、それらを組み合わせれば楽しいツーリングになるはずだ。

ところが、この2日間の天気(予報)があまり良くなく、雨の確率がかなり高いようなので、この「Like a wind"風雨来記"聖地巡礼ツーリング」は一旦延期することにした。
ただ、せっかく平日の休みが確保できたので、ツーリング自体は決行することにして、行先を北陸に変更して、この周辺でのLike a wind聖地巡礼を考えて宿まで予約したのだけど、直前になって北陸の天気も悪そうだということが分かった。
今回の訪問先
結局、天候が回復するのは9月14日(日)以降となるようだが、この場合、その1日しか時間が取れない。しかし1日のみなら北陸は遠すぎる。
このような経緯で、当初の熊野~尾鷲プランをベースに「久木神社(尾鷲市)」、「松本峠(熊野市)」の訪問を中心にツーリング計画を立てることにした。(下図の通り)
この2か所を選んだのは、「茜ちゃん」と「柚希ちゃん」というゲームの中で登場するキャラクターが出てくる場所がこの2カ所だったからなのだが、その話は後に詳述したいと思う。

なお、この七色ダムと上瀞橋は、以前かすみんが紹介してくれた聖地であり、いずれも既に訪問済だが、熊野への最短ルートである国道169号を下っていくなら、その途中で少し寄り道すればいいだけの距離にある。
(その以前のツーリングのレポートはコチラ)
それに、MT-09トレーサーで行ったときにはできなかった、「上瀞橋の真ん中で写真を撮る」ということもやってみたい。
というわけで、9月14日(日)は朝5時半に起きて、久しぶりの紀伊半島ツーリングに出かけることにした。
秋の気配
当日の朝の天気予報では、気温は往路の国道169号の上北山村辺りの朝の気温は25~6度、現地・熊野や尾鷲の昼の最高気温は32~3度ということだったので、念のためにウィンドブレーカーをリアボックスにしまい、上着はポロシャツそしてその下に機能性ウェアを着て出かけることにした。
そして、中環沿いのマクドナルドで朝食を摂り、ここを出発したのが午前6時15分だった。

このように朝早く出発した分、往路はすこぶる快調で、八尾市~柏原市あたりをすんなりと通過でき奈良県の吉野町あたりまで来るのに一時間半もかからなかった。

ただ、このあたりまで来るとかなり気温が低くなっていた。
途中、持ってきたウインドブレーカーを羽織ることにしたが、マクドナルドではアイスコーヒーよりホットコーヒーを注文しておくべきだったと少し後悔をするくらいだった。
日中や就寝時のクーラーはまだ手放せないが、既に9月中旬。そろそろ秋の到来かもしれない。
バイクで渡れる吊り橋
往路の国道169号は概ね快調だったが、やはり気温は思ったより低く、ロードサイドの表示盤では24℃程度を示していたが体感的にはもっと寒かった。
その国道169号は、山間部を走る道にしては比較的緩やかな勾配の道なので、パワーにやや不安のハンターカブでも充分快適に走ることができた。

大滝ダム手前(奈良県川上村)
そして三重県に入った直後から、この最初の目的地・上瀞橋に向かうために国道169号から県道229号へ入っていくが、ここから上瀞橋へ到着するまでのルートは本当に快適で素晴らしい景色だった。


さて、上瀞橋とは和歌山県北山村にある吊り橋で、自動車(軽自動車クラス限定)でも渡れる吊り橋として有名になり、今ではライダーが多く訪れる場所となった。
前述の通り、Like a windでは2021年のオンエアで紹介されたし、僕も既に聖地巡礼済だが、ぜひ再巡礼したいと思っていた。
ただ、この日は3連休の間の日曜日なのでそれなりに混んでいることも想定していたが、この日の最初の訪問地に選んだことが正解で朝9時半ころには到着できていたので、他に誰もいないこの橋を何度も往復させていただいた。

ただ、以前にMT-09トレーサーで経験済とはいえ、かなり上下に揺れるのでそれなりのスリルがある。
地元の生活用の吊り橋ということなので、遊びに使わせてもらうことに申し訳ない気持ちもあるのだけど、ありがたく存分に楽しませていただいた。

そして、念願のこの橋の途中で写真を撮るという目的も達成できた。

七色のダム
次に向かうのは「七色ダム」だ。
ダムの下流には「七色峡」という峡谷があり、四季を通じて川の水の色が七色に変わるということに由来した名前らしい。
この七色ダムと上瀞橋を繋ぐ国道169号は素晴らしい絶景ロードだと思う。この間は、西から東へ走っても、その逆でも素晴らしい景色が楽しめると思う。

前述の通り、この七色ダムも”かすみんの聖地”として既に巡礼済みなのだが、その時は素通りしてダムの下をのぞき込むことができなかったという後悔がある。
なので、今回は素通りせずにゆっくりと景色を眺めることした。

上記はダムに差し掛かって最初に見える風景で、左側が北山側の上流で「七色貯水池」と呼ばれるダム湖だ。
そして右側が、下流つまり上瀞橋がある方向となっている。その風景がこれだ。

このダム上の道路は国道169号で、さすがに交通量が多いと車同士の離合は大変そうだが、この日はまったく空いていたので、ゆっくりと七色ダムを堪能させていただいた。

美しき獅子巌
七色ダムの後は熊野の市街地に向かい、この日の「Like a wind ”風雨来記” 聖地巡礼」を始めていく。
まずは熊野エリアでは、「道の駅 熊野花の窟」と「松本峠」を訪問する予定だ。
七色ダムから国道309号や42号を経て熊野市の市街地へと向かうのだが、この時、最初に通った「七色ダム湖」沿いの風景もまた良かった。

そして、熊野市街地を走っているとき、「獅子巌」の文字が目に入り展望所へ寄ってみることにした。
この前の道路(国道42号)は過去に何度も走ったことがあるし、道路から見える獅子巌も見たことがあったが、やはりじっくり見てみるとその自然が創り出した美しさには目を奪われた。

阪神タイガースファンとしては、虎岩でもいいじゃないかと思ったりもしたが(笑)、やはりこれは紛れもなく獅子だ。
百獣の王のその力で、南海トラフ地震が起きないように見守っていただきたいと願う。
黒米のおにぎり
さて、最初の訪問地・道の駅 熊野花の窟に到着したが、さすがに連休の合間のランチタイム近い時間は多くの観光客でいっぱいだった。

ここに来たのは、Like a wind風雨来記5の実況生配信で紹介されていた「黒米のおにぎり」を食べるためだった。
この下の写真は、実況生配信の時の映像をスクショさせていただいたものだが、このおにぎりは、実は赤飯ではなく「黒色の古代米・イザナミ米」で作られているものだ。
そして、うどんにもこのイザナミ米が練り込まれているということで、これをぜひ食べてみたいと思っていた。

そして、僕がオーダーしたのは、これ。
この日の朝は本当に寒かったのだが、時間が経つにつれ気温も上昇し、しかも食べるところはオープンエアのベンチみたいなところだったので、さすがに熱いうどんを注文する気にはなれなかった。

ただ、この麺にもイザナミ米が練り込まれたものと聞いたので、一応はこれで聖地巡礼は完了ということにさせて頂くことにする。
東熊野街道・随一の景観の峠
次は、松本峠に向かう。
ランチを摂った道の駅 熊野花の窟からは数分で到着できる。

この松本峠もLike a wind風雨来記5の実況生配信の中で紹介されていて、ここではこの風雨来記5におけるキャラクター「柚希ちゃん」が登場する。

念のために申しておくと、僕はこういったアニメ系キャラには全く興味はないのだが、実際の風景にこんな風にキャラが登場するとなると、やはりそこは記憶に残りやすい。
なのでここ(松本峠)は、絶対に聖地巡礼したいスポットとして実況生配信の時にそう決意していた(笑)
さて、古代から中世にかけ、本宮・新宮・那智の熊野三山の信仰が高まり、上皇・女院から庶民にいたるまで、多くの人々が熊野を参詣したそうだ。

上の図は、熊野本宮観光協会のホームページから引用させていただいた”熊野古道を示す図”だが、これを見ると、高野山や大峰山とのつながり、そして伊勢へつながるルートもある。
そして、この松本峠とは熊野参詣道・伊勢路の途中にあり、今でこそ鬼ヶ城の背後の山にトンネルが通っているが、当時はそんなトンネルなどなく、したがってこの山を越えるように参詣道(つまり熊野古道)が設けられていたのだろう。

そして、この松本峠から見える七里御浜は、熊野速玉大社のある新宮まで約25㎞のなだらかな弧を描いて続いているらしい。
伊勢から熊野を目指してきた参詣者たちは、松本峠から見えるこの海岸線の景色に目を奪われたことだろうと思う。
残念ながら(当然あたり前だがw)、ここには「柚希ちゃん」はいなかったが、ここからの美しい景色を観ることができて大満足だった。
なお、上の写真のすぐ近くの駐車場までバイクで来ることができるし、駐車場から緩やかな坂道を20mほど歩けば先ほどの案内板のところまで行ける。

ただ、ここへ来るには一般住宅街の中を通るし、最後は暗峠をほうふつさせるかなり急で細い坂を上ることになるので、来られる時は十二分に注意をしてください。

ラストの聖地へ
この日のツーリングの最後は、戦国時代に織田信長の水軍として近畿圏で活躍した「九鬼水軍」の発祥の地、九鬼漁港近くにある久木神社へ行く。
もちろん、ここもLike a wind風雨来記5の実況生配信の中で紹介されていて、ここではこの風雨来記5におけるキャラクター「茜ちゃん」が登場する。
今回の風雨来記5の実況生配信の中では比較的早い段階でここが紹介されたし、個人的には「茜」という名前が好きなので、強く印象に残っていた。

さて、松本峠からはGoogleマップでルート検索すると、国道42号ルートが提示される。
確かに距離的にはこちらの方が有利なのだが、エリアによってはかなりスピードを出す車が多いので、リスクを考え避けることとした。

一方、その代替ルートとなる国道311号は海岸線に沿って設けられた道なので、それなりにいい景色を楽しみながら走ることができると考えた。
というわけで、国道42号ルートの場合、38㎞/50分ということだが、あえて国道311号経由・46㎞/1時間20分のルートを選んで走ることにした。
その結果、期待した通り美しい景色の中を走ることができた。

▲遊木漁港▲

▲楯ヶ崎展望所▲(神武天皇最終上陸の地)

▲古江漁港▲

▲九鬼漁港に到着▲
この間、ずっと海岸沿いを走るのではなく、山間エリアを走ることも多かったのだけど、その山間部ではところに「熊野古道への入り口」の文字があった。
この国道311号がそのまま昔の熊野街道ではなく、このエリアの山間にその道(熊野街道)があったのだと思う。
この日は日曜日だったから、どこの漁港も人影はなく、そしてリアス式により静かな海を眺めることができたこのルートは、かなりの満足感だった。
久木神社と九鬼漁港
さて、久木神社に到着するまで、九鬼漁港に沿って走っていくのだが、この間、多くの釣り客がいた。
地元・三重ナンバーはもちろん、滋賀、名古屋、大阪ナンバーの車もあり、もしかするとここは釣りの穴場なのかもしれない。

さて、久木神社は漁港にある駐車場の端っこに参道階段があり、これを登りきると社務所、そしてお社がある。

参拝客は僕の他に誰もおらず、もちろん、茜ちゃんもいなかった(笑)

加えて、社務所にも宮司さんなどはいなかったように思えた。
実は、社務所で御守りを買ってかすみんへのお土産にしようかと思ったのだけど、それが叶わなかったことが唯一の心残りだった。
しかし、風雨来記5では、こんなところまでロケを行っていたのかと思うと、これはこれで感動した。改めて、風雨来記5に大きな興味を抱いた。
来た証の写真を撮って帰路に付く
さて、久木神社参拝を終えたのが午後2時頃だった。
まだ他にも行きたいところが無かったわけでもないのだけど、ここから自宅までは4時間くらいはかかる。
それと、来た道を帰るのは好きじゃないので、少し遠回りでも違う道を走って帰りたい。そう考えると所要時間はもう少しかかる。
やはりここをこの日のラストとするのが正しい判断だ。
そこで、今回のツーリングの最後にこんな写真を撮ってみた。

これは風雨来記5(Like a windの実況生配信)で紹介された画像をオマージュしてみたものだ。

こんな風に、オンエアされた風景と同じアングルで写真を撮る。
これこそが聖地巡礼の一番の楽しみなのだが、今回も最後にこれができてよかった。
さあ、では帰ろう。
エピローグ
というわけで、今回走ってきたルートはこんな感じだ。往復で約420㎞、出発から帰宅までちょうど12時間だった。

途中、
急にバックで出てきたおばちゃんとぶつかりそうになったり

道の駅紀伊長島マンボウで「マンボウの串焼き」を食べようと思っていたが、大行列で諦めたり

大台町・宮川沿いの道でサルの軍団に出会ったり

三重県とは思えない、衝撃の看板の前を通ったり

でも奈良市内で見た夕陽がとても美しかったり

とにかく楽しく充実した1日になった(笑)
さて、この風雨来記5にも大きな興味を持ったことは言うまでもない。
このゲームは、バイクでバーチャル旅をすることがメインなのかもしれないが、茜ちゃんとか柚希ちゃんとの恋愛も楽しめる要素が入っているらしい。
まあ、それは置いといて(笑)、実際にこのゲームをやってみたいという欲望に駆られている。
ただ、我が家にはプレステは3しかないし、ニンテンドースイッチもない。
さて、どうしたものか?
その答えを出しあぐねている今日この頃である(笑)
(おわり)