聖地巡礼のバイク旅

-Leave the destination to the wind-

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「8耐マシン」と「CuteなSUNSHINE GIRL」

ご訪問ありがとうございます。

今回のブログは秋晴れの3連休の中日の出来事を綴ります。

8耐のレースマシンに感動し、レースクイーンに会って感激し、名物グルメに感嘆した日の最後は、感涙の出来事がありました。

 

三重県四日市市へGO

10月13日(日)は、三重県四日市市で地域イベントが開催された。

場所は市内のイオンの駐車場で、そこに今年の鈴鹿8耐(コカ・コーラ鈴鹿8時間耐久ロードレース)に出場したマシンが展示されるというので、これはかなり興味深い。

しかも、超べっぴんのレースクイーンも来るらしい。

そして、四日市市と言えばご当地グルメ「とんてき」が有名だし、前から行ってみたかった店もイベント会場から至近距離にある。

これなら1石3鳥にもなるので行かないという選択肢はありえない。

一方、この日は我が阪神タイガースの今シーズン最重要のゲームが行われる。試合開始は午後2時なので、何としてもその時間までには帰宅してテレビの前に陣取りたい。

また、妻からは「そっち方面(奈良方面のこと)に行くのなら柿の葉寿司を買ってきてほしい」とリクエストされていたこともあり、かなり効率的な動きをしなくてはならない。

この日は絵にかいたような晴天・秋晴れだったからバイクで行きたかったのだけど、色々な制約と状況を考えた挙句、今回はバイクで行くのを諦め車で行くことにした。

 

 

開店記念のイベントだった

現地到着は午前10時10分頃。第二京阪~京滋バイパス~名神~新名神~東名阪などの高速道路を乗り継いできた。

イベント会場はイオン四日市尾平店の1F平面駐車場で、到着したら大音量で音楽が流れているしキッチンカーも来ている。そこそこ大掛かりな地域イベントかなと思っていたら、イオン四日市尾平店の開店記念祭の一環だったらしい。

開店記念祭を行うくらいだから、「まだ新しい店なんかな?」と思ってたら26周年だそうで、やや膝がカックンとなりそうだったが、地域の皆さんに長く愛されているのだなと思うと同時にその商魂の逞しさに敬意を表したいと思った(笑)

そのイベント会場となった平面駐車場にはパトカーや白バイの展示もあったし、警察車両の周囲では、特殊詐欺の被害に遭わないよう啓発活動も行われていた。

特殊詐欺は、騙す方が絶対に悪いのだけど、未だに騙される人が多いのも問題だ。こういった地道な啓発活動が功を奏するようになることを願いたい。

 

そして、場内にはステージがありギターを持って歌っている人もいた。

その時、ふと思い出したのがシンガーソングライダー・サザキヒロシさんのことだった。

ここにサザキさんがいて、ギターを弾いて「花火」とか「シチュー」を歌ってくれたら盛り上がるだろし、交通安全啓発にもなる。

そんなことを思い出して、少し感傷に浸ってしまった。

 

 

オートレース宇部Racing Team

さて、この日のメインの目的の一つである「鈴鹿8耐マシン」の展示ブースへ来た。

このブースは「オートレース宇部Racing Team」のブースだった。

 

オートレース宇部 Racing Team

2022年に結成されたレーシングチーム。

チームの母体/本社は「オートレース宇部」(山口県宇部市)にあるが、実動部隊は三重県鈴鹿市を拠点に活動している。

2023年の鈴鹿8耐では初出場で4位完走を果たし、今年(2024年)も最終盤まで好位置につけていたものの、最後の最後のアクシデントで20位という結果に終わった。しかし、プライベーターながらも表彰台を狙えるところまで頑張った姿に感動を覚えた8耐ファンも多いと思う。

ちなみに僕は、仕事で宇部市(市役所)にご縁があることもあって密かにこのチームを応援していた。

 

なお、以下の動画は、オートレース宇部 Racing Teamを中心に制作された今年の8耐のドキュメンタリーである。

なかなか面白いのでぜひ。

youtu.be

 

そして展示してあったマシンは、今年の鈴鹿8耐のトップ10トライアルを走ったマシンで、カウルサイドにはアイドルユニット「ホワイトスコーピオン」のペイントが施してある。

ホワイトスコーピオンとは、秋元康さんがプロデュースしたアイドルユニットで、オートレース宇部 Racing Teamとのコラボしている関係からこのようなペインティングとなったそうだ。

トップ10トライアルに出場するだけでもすごいのに、そこで6位のタイムをたたき出したマシンがそこにあるのは、8耐ファンとしてはすごい感動だった。

そして、実際に鈴鹿を走った8耐レースマシンとなると愛おしいし、神聖そのものである。本心は跨ってみたかったけど、それは遠慮することにした。

そして、チームディレクターの中井さんとも少しお話しすることができたことは感激だった。四日市まで来て良かった!と思ったのだけど、中井さんと写真を撮ってもらうことを忘れたことは残念無念だった(苦笑)

 

 

CuteなSUNSHINE GIRL

では、この日のメインの目的・かすみんの話に移りたい。

Like a windにデビューする前は、レースクイーンのようなこともしていたように思うし、ライクアウインドGPではそれっぽい恰好をしていたことも知っているけど、改めて大々的に「レースクイーン たはらかすみ来場!」と書かれると、なぜかちょっとした違和感を覚えてしまう。

ただ、その違和感とは「僕が彼女のその姿に慣れていない」という意味であって、ネガティブなものでは決してない。もっと正直に言うと、自分の目のやり場に困るということだろうと思う。

僕個人としては、いつものライクTシャツかオートレース宇部レーシングチームのクルーシャツ姿が良かったかな(笑)

しかし、それでもレースクイーン姿のかすみんと写真が撮れるのは千載一遇のチャンス。これはこれで後生大切にしよう。(撮影はYUKAちゃん)

ところで、かすみんと言えば名の知れたア・メ・オ・ン・ナ。

なので、この日は天気が急変し雨が降るということも予想しておかないといけない。今回は車で来ようとしたのもここに理由があった(笑)

だが、この日はご覧の通りの完璧な晴天。これはもうかすみんが雨とは縁を切ったと思うのが自然だと思う。

ならば、そろそろ彼女の称号「CuteなRainy Girl」を「CuteなSUNSHINE GIRL」に変更しなくちゃね(笑)

※大人の女性に、CUTEとかGIRLは失礼かもしれないけど、それが正直な想いなのでお許しあれ。

 

 

聖地巡礼はならず

イオン四日市尾平店にいたのは午前10時50分までで、この後はこの日の3つ目の目的である「Like a wind 聖地巡礼」のため、イベント会場を後にすることにした。

その今回の”聖地”は、2019年4月にオンエアされた「まつもとの来来憲」というお店で、四日市が誇るご当地グルメ「とんてき」の名店である。

前からこれが食べたかったのだけど、四日市方面に来ても時間が合わなかったり、お店が休みだったりで、これまでは叶うことがなかった。

とんてきは、四日市のご当地グルメとして余りにも有名だが、その中でも「まつもとの来来憲」のとんてきが特に有名だそうだ。

ナビゲーター・志筑杏里

 

youtu.be

※飲食のシーンは10:17あたりから

 

イオン四日市尾平店からこのお店までは数分の距離だし、開店は11時なので全てがちょうどいいタイミングに収まる。

この完ぺきなプランニングに自画自賛していたのだけど、お店の前まで来たときに衝撃の光景が目に飛び込んできた。

この写真を撮った時点(11時3分)で、すでに30人以上が並んでいたが、この人たちは2回転目に入店できる人たちで、つまり1回転目の客はすでに店内にいる。

そうなると、恐ろしいくらいの待ち時間が生じていることになる。

人気店らしいので開店直後でもそれなりに客数は多いのだろうと思っていたが、こちらは一人だし、すんなり入れるだろうと思っていたのだけど…

実際、店の方に待ち時間を聞くと「1時間くらいは…」だったので、この後のスケジュールを考えると諦めざるを得なかった。

さすがに休日なので臨時休業はないだろうと高を括っていたのだけど、まさかの大行列で聖地巡礼を断念することになろうとは夢にも思わなかった。

 

 

セカンドプランにGO

しかし僕にはコンティンジェンシープランがあった。

これまでの「Like a wind 聖地巡礼」では、臨時休業や閉店などで何度も苦い思いをしているので、念のためにリサーチした結果「まつもとの来来憲」からは南西に20分ほど走ったところ自由が丘という場所に「名物とんてき 來來憲」という名のお店があることを知っていた。

同じ「来来憲」というくらいだから、系列店か姉妹店かは分からないけど、全く無関係でもないのだろう。

そして、復路は香芝SAで柿の葉寿司を買うために名阪国道経由で帰ろうと思っていたので、ここならその経路沿いにあるのでちょうどいい。

 

 

大ボリュームのとんてき定食

というわけで、やってきたのがここである。

「大とんてき」は、下田憲雄という方(故人)が四日市で経営していた「來來憲」で提供されていた料理で、ここで修業した方が暖簾分けで独立し、それぞれに「来来憲」を名乗り、「大とんてき」を継承していったようだ。

なので、「まつもとの来来憲」も、ここ「名物とんてき 來來憲」も経営は別々のようだが、ゆるい感じの姉妹店と言えるのではないかと思う。

 

さて、これがその「大とんてき(定食)」である。

適度な柔らかさの大きな豚肉に甘辛いタレがよく合って美味しかった。

ご飯は大盛りだし、豚汁にもラーメンのトロトロチャーシューの感じ大きな豚肉が入ってあり、とにかくボリュームが満点。

2100円はちょっと高いかな~と思ったけど、これだけ胃袋が満たされればその金額に見合うと思う。

結果として、「四日市の来来憲」で「大とんてき」を食べることができたことは良かったのだけど、Like a wind聖地巡礼は未完となったことは事実。

日時を改めてリベンジすることとしよう。

 

 

エピローグ

大きなとんてきをペロリと食べた後は、名阪国道から西名阪自動車道・近畿自動車道を通って帰宅した。

無事に柿の葉寿司も買って、予定通り午後2時にはテレビの前に陣取ることができた。

阪神タイガースの試合は残念だったけど、昨年から我々ファンを最高に喜ばせてくれた岡田監督に心からのお礼を申し上げたい。本当にお疲れ様でした。

 

さて、この日の夜は地元で秋祭り前の懇親会があったが、その宴の途中、サプライズが起きた。

この2日後(10月15日)は僕の還暦の誕生日なのだが、村の若い衆たちが誕生日プレゼントとして、こんな素晴らしいものを贈呈してくれた。

還暦と言えば赤いちゃんちゃんこが定番だが、その赤色を上手く用いてくれたと思う。

この村に生まれ育って60年になるのだけど、こんなに嬉しいプレゼントを貰えるとは思っていなかった。

皆さん、本当にありがとうございました!

来年はこれを着て甲子園に応援に行きたい!

 

(おわり)

 

 

 

 

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