聖地巡礼のバイク旅

-Leave the destination to the wind-

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Kawasaki Plaza MCS へ行ってきた!

ご訪問ありがとうございます。

今回のブログは、和歌山市で開催されたKawasaki Plazaのイベント参加記です。

想像していた以上の盛況ぶりに驚き、そして予期せぬ人に会えた9月の最後の日曜日の楽しい1日の記憶です。

 

Kawasaki Plaza MCSとは

カワサキバイクの販売店・PLAZAのイベント「Kawasaki Plaza MCS (Motor Cycle Summit)」が和歌山マリーナシティで開催された。

「~ミーティング」などの言葉を使うイベントは多いけど、「Summit」とは少し格式が上のような感じがするのは気のせいかな(笑)

ということで、関西初のカワサキプラザのイベントということで、カワサキバイクの展示はもちろん、各種パーツメーカーからの出展、そして著名元ブロガーが参加するなど、事前よりそこそこの話題となっていた。

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そして、オートバイ情報番組・Like a windからは、かすみん(たはらかすみさん)がステージトークのMCとして出演するというので興味を持っていたものの、カワサキバイクのユーザー以外は(雰囲気的に)参加しにくいのではないかと思っていたこともあって、僕は参加する予定をしていなかった。

 

 

親友はゼファー乗り

一方、僕の親友・IWTくんはハーレーに加え、ゼファー1100のオーナー。

その彼に、こんなイベントがあるよということだけ教えてあげたのだが、彼も月末は忙しいらしく「参加しない」ということだった。

しかし、9月28日(土)の午後、IWTくんからLINEメッセージが届いた。そこには「明日は和歌山でKawasaki Plaza MCSやんな?」と書いてあった。

この時点でピンと来たのだが、あえて「明日は天気も良さそうやのに仕事とは残念やな」と返してみた。すると即座に「昨日で全部終わらせた」と返信が届いた。

これはもう「やっぱり行きたい。一緒に行けへん?」というメッセージに違いない。

ならば最初から「仕事の段取りもついたから、明日は和歌山へ行こうや」と素直に言えばいいのに、探りを入れてくるところはもう何十年も変わっていない彼の奥ゆかしさである(笑)

 

 

Tシャツ、遂にデビュー

彼からのLINEが届いた段階では、僕は妻との外出の約束があったのでどうしようか悩ましいところだったが、ここでふと思い出したのが「我々二人で作ったオリジナルTシャツ」のことだった。

YAZAWA(永ちゃん)ファンの我々は、彼の名曲「September Moon」をパクらせてもらい二人のチーム名とした。そして、黒のロングTシャツと白の半そでTシャツを作ったが、その白Tシャツの方はこれまでに一度も着ないままに9月も過ぎようとしている。

「このイベントの翌々日はもう10月。September Moonと書いた服を着るのは明日がラストチャンス」

そう考えると、やはり明日は彼と一緒に行くべきだと考え、妻との外出の約束はその日の夕方に変更してもらうことにした。

 

 

和歌山へは岬まわりで

というわけで、当日の午前7時半に集合し、いつもの行きつけの喫茶店「ティファニー」で朝食を摂った我々は近畿道・阪和道で和歌山へと向かった。

途中、90km/h前後の安全速度で走行する我々を多くのバイクが追い抜いて行った。

そして、たばこ&トイレ休憩で立ち寄った岸和田SAには、いつもの休日よりはるかに多いバイクがいて、その中でもカワサキ車が目立っていた。

この時、午前9時過ぎだったので、この中の多くが和歌山マリーナシティを目指していることは容易に想像できた。

我々は、当初は阪和道の和歌山ICから市内を走ってイベント会場へ向かおうと考えていた。

しかし、大阪方面から多くのバイクがマリーナシティに向かっているのであれば、和歌山市内や特に現地近くは入場を待つバイクで大渋滞なのではないか。特に開場時間前後はかなりの混雑だろう。

そんなことをIWTくんと話しながら、「それならばこのまま和歌山ICまで行かずに手前で高速を降りて岬町や加太経由の下道で行こう。遠回りだけど景色を楽しめるし時間調整にもなる」との結論に達し、ルート変更することにした。

 

 

大盛況の和歌山マリーナシティ

泉南IC で高速道路を降り、ここからは西に進路を取り岬町から加太を回っていく。

IWTくんとは加太方面に何度か来たことがあるが、このルートはいつも海風が爽やかで潮の香りが心地よい。しかしこの日はあいにくの曇り空だったことで紀伊水道の風景を楽しむことはできなかった。

さて、あのまま阪和道を南下して最短ルートで行った場合の現地到着時間は午前10時30分頃と想定していたが、このように遠回りした結果、到着は1時間遅い11時30分となった。

これだけ時間をずらせば現地の混雑も緩和されているだろうと思ったが、イベント会場に近づくと多くのバイクの姿が目に入り、会場の手前では30台前後のバイクが列をなして入場を待っていた。

この状況から察するに、開場時間直後は相当な混雑だったに違いない。実際、駐車場はかなりのバイクで溢れかえっていた。

カワサキの祭典なので、カワサキユーザーはかなり集まってくるだろうと思っていたが、僕を含めカワサキ車以外のバイクも相当数あった。

正直なところ、これほどの盛況とは思っていなかった。

 

 

見学ではなく面会(笑)

今回の我々二人の参加目的というと、イベントの内容に深い興味を示したということよりも、IWTくんにとってみればツーリングそのものがメインだろうし、僕の場合は「かすみんの応援」がその趣旨となる。

いずれにしても、僕もIWTくんも夕方以降に別の用事があるので、午後3時過ぎには東大阪に帰っていないといけない。

そこで、現地の滞在時間は1時間(12時半ごろまで)と決めて、この間に各種の展示やブースは見て回ることとした。

というわけで、現地でのひとコマを紹介させて頂こうと思う。

 

▼ステージMCのかすみん’(たはらかすみさん)

改めて言うことでもない(分かり切ったこと)かもしれないが、かすみんとは本当に色々なスキルを持った人だと思う。

彼女がLike a windにデビューした当時から知っているが、出演者としては瞬く間に安定感を増していったし、その後、Like a windに転職しスタッフとして働くようになってからも、事務力、企画力、制作力で大いにその力を発揮していると思う。

彼女が企画し運営したツーリングにお手伝いとして参加させてもらったことがあるが、その際にはその完璧な仕事ぶりに(いい意味で)とても驚いた。

そして、今では色々なイベントでMCとして活躍しているが、それは完全に高度な領域に達していると素人ながらに思う。

加えて、このルックスである。

それは天賦の才なのか努力なのか、あるいはその両方なのかは分からないが、「天は二物を与えず」という諺は彼女には当てはまらないと思う。

 

▼場内風景

改めて、Ninja1000SXはとてもいい感じのバイクだと思う。

この日もたくさんのNinja1000SXが駐車場に止めてあったが、羨ましくて仕方がなかった。



▼そしていつものメンバーと(笑)▼

 

しかし、大阪モーターサイクルショーもそうなのだが、この類のイベントの場合、展示を見たりブースを回って買い物をするというよりも、知り合いと会って話をする時間が圧倒的に長い。

もはや、イベント参加とはブース見物ではなく、知り合いとの面会の場のようだ(笑)

 

さらに、バイク仲間のなっちんが僕を見つけて声をかけてくれた。

そして彼が僕に囁いた言葉が「理子さん来てますよ」だった。

 

 

なんと理子さんと!

その「理子さん」とは、福山理子さんのことだ。

初代ミニスカポリスの一人であり、「バイク女子タレント」の元祖・魁とも言っても過言ではない存在である。

バイク女子タレントというと、今でこそ色んな女性が活躍しているが、福山理子さんや多門恵美さんがいてこそ、「バイク女子タレント」というカテゴリーが出来上がったのではないかと思う。

junrei-rider.hatenablog.jp

 

Like a windにおいて、2015年~2018年くらいまでサザキヒロシ&福山理子の名コンビは数々の九州ツーリングロケを行い、たくさんのツーリングスポットを紹介してくれた。

僕は理子さんのLike a windでのセリフはほぼ言えるくらい、理子さんの出演回を見てきたし、僕は理子さんが紹介してくれた九州のツーリングスポットを多数訪問(聖地巡礼)してきた。

2016年8月オンエアのLike a windから

 

そう考えれば、理子さんは僕のさんふらわあ愛、九州ツーリング愛のきっかけを与えてくれた一人でもある。

それだけではなく、Like a windのキャンプミーティング、サザキヒロシさんのライブ、そしてサザキさんが経営するバー(大津市)で何度もお会いしたし、一緒に飲んだこともある。

そんな理子さんが来ているのであれば、当然挨拶はしておかなくてはならない。

しかし、最後に理子さんに会ったのは2019年の夏(場所はサザキバー)だから5年ぶりとなる。

 

「僕のことは覚えていてくれているだろうか?」

そのことが不安で仕方なかったが、恐る恐る「理子さん、覚えてますか?」と声をかけたら、すぐに「覚えてるよ~」と言ってもらえたことはここ最近の出来事の中で最も嬉しかったことかもしれない(笑)

 

そして僕が「毎週、Like a windのエンディングで理子さんバンド(正式名は「ガチンコバンドクラブ」)の映像と音楽を観てますよ」と言ったとき彼女の顔色が変わり声のトーンが一変した。

このバンドの楽曲「ぶっちぎり」のMVが、2023年の10月からLike a windのエンディングソングとして使われているが、僕が言ったのはそのことだった。

「え? まだ流してくれてんの?」

それが彼女の反応だった。

「もう1年近くになるけど、まだ流れてますよ」

と言って「お~おおお~ 笑顔振り撒いてバリバリOK!」と歌ってみたけど、そこは彼女は聞いてなかったようだが(苦笑)、彼女は

「ホントなの? 嬉しい~!」と心底喜んでいるようだった。

 

■ラ族のための豆知識
これまでのLike a windのエンディングソングの中で、最も長い期間使われたのはAYASENの「RIDE ON」である。(2015年7月から2017年1月までの1年4か月)

 

そのあと、ほんの数分だったが昔の話などができて楽しかった。

またサザキさん&理子さんの名コンビが見たいな~。

ライクアウインジャーも可愛くていいけど、もう一度だけでいいので、あの二人(サザキさん&理子さん)の熟練の掛け合いを見てみたいものだ(笑)

 

 

ウラ聖地巡礼は不首尾に

というわけで、場内を一通り一周し、かすみんに挨拶をしたことで目的は達成。

お腹も空いたし、約束通り3時過ぎには帰ろうということで、会場を後にしたのが12時半ごろだった。

そして昼食は、少し前から気になっていた「和DINING 清乃」というお店に行った。

Like a windの和歌山ロケの際、ラーメン通のライクスタッフ・しげっちが「これは美味い」と絶賛したラーメン店がそれだった。

そして、SNSにアップされた彼が食べたラーメンの写真を見せて、「これと同じものを下さい」と注文したのだが、配膳されたのはどうも異なるように思う。

店員さんに写真を見せた際、自信たっぷりに「和歌山REDですね」と言われたので信じて疑わなかったが、改めて比較してみるとやはり違う。

後で聞いたところ、しげっちが食べたのは、有田ブラックというラーメンだったらしい。

「メニュー名までちゃんと聞いておくべきだった」と悔やんだものの、時すでに遅し。

僕のLike a wind聖地巡礼のリベンジ先のリストに「和DINING 清乃 有田ブラック」という文字が刻まれた瞬間だった。

 

 

エピローグ

前日の午後に突然決まったツーリングだったが、出発前の朝食タイム、インカムで門外不出の会話をしながらのツーリング、イベント会場での出会い、そして最後のラーメンでの不首尾を含めて楽しい一日になった。

IWTくんとは週に1~2度は必ず会う間柄だが、そこにバイクが加わるとその楽しさは何倍にも膨れ上がる。

あらためてIWTくんにはお礼を申し上げたいと思う。

 

(おわり)

 

 

 

 

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