ご訪問ありがとうございます。
ブログ「大隅半島モニターライダーの旅」はいよいよ佳境のVOL. 8(ラス前)です。
佐多岬の後は、ランチ難民になりかけながら、想い出いっぱいの肝付町へと走っていきます。
南大隅町の良き風景
前回のVOL.7では佐多岬訪問について書きましたが、根占あたりから佐多岬への往路・復路に出会えた絶景スポットのことは割愛していました。
今回の最初にその一部をご紹介しておこうと思います。
南大隅町 佐多岬ロードパーク
南大隅町 佐多馬籠付近(県道564号)
南大隅町 根占辺田付近
南大隅町 登尾郵便局近くの花畑
ランチ難民
佐多岬の観光案内所を出発したのが11時30分頃。ちょうどいい感じでランチの時間になりました。そのランチ場所として考えていたのが
「時海(ときみ)」さん。
佐多岬の観光案内所から20分くらいのところにある、あまりにも有名な南大隅町の海鮮料理のお店です。
ただ、日曜日は定休日だという情報があったので(営業しているという情報サイトもありましたが)、期待せずに行ったのですがやはり定休日でした。
一方、そんなことは十分見越したうえで、2ndプラン・3rdプラン、さらに4thプランまで立てていたので大丈夫だろうということで、次の「味の大砲」さん(2ndプラン)へ行ったところ”予約で満席”とのこと。ただし、ここまでは予想の範囲内です。
次の3rdプランが「ねじめ温泉ネッピー館・レストラン雄川」。
さすがにここなら大丈夫だろうと高を括っていたところ、駐車場には宮崎ナンバーのバイクが十数台。
もしやと思って聞いてみると、30分以上待ちという冷酷な宣告(笑)
ランチで並ぶ時間を想定していなかったため、ここで時間を使うと志布志港の集合時間に間に合わない恐れがあります。というわけで、3rdプランも打ち砕かれることとなりました。
実は、かすみんがここで食べていた「黄金かんぱち刺身定食」が、この日の自分の中でも食べたいランチ一位だっただけにショックは大きかったです。
このランチ難民事件は、実はまだまだ続くことになるのですが、その話はまた後で。
第十船間橋
とにかくランチのことは一旦忘れて、次のスポットへと向かいます。
その次のスポットとは「第十船間橋」。
大隅半島の絶景ロードの中でも、間違いなくナンバー1と言って差し支えない国道448号・岸良にある絶景区間です。
5年前、Like a wind肝付町ツーリング企画に参加させて頂いたとき、地元のライダーさんたちが「ここから見える景色は俺たちの自慢」と言っていたのがここで、僕は2018年以来、4年ぶりにここを訪問することになります。
根占から第十船間橋へは、雄川沿いを少し走り、並列鳥居が印象的な諏訪神社のそばを経て、国道448号を東へと走っていきます。
とにかく少しでも早く第十船間橋に行きたくて、この道程の途中には「葉っぱDELI」や「花の木レストラン」などいずれも過去にLike a windで紹介されたカフェがあるのですが、この時の第十船間橋の景色の優先度はランチよりも上にありました。
大隅半島No.1の絶景ロード
国道448号をひたすら西へ進み、五郎ヶ元トンネルを過ぎれば道は緩やかに右にカーブし、そのあと左へと曲がっていきますが、その先に急に青い空と太平洋の大海原が目に飛び込んできます。そこが第十船間橋です。
この海が見え始めたときの感動は決して言葉ではお伝え出来ません。
やはりこれはぜひ肉眼で見て頂きたいのですが、せめてここで動画でご紹介しておきたいと思います。少しでもこの迫力が伝わればいいのですが…
一応、写真も何枚か載せておきます。
とにかく、内之浦ロケットセンターあたりまで行かれた方、雄川の滝あたりから志布志港へ向かう方は、ぜひ国道448号を走って第十船間橋を目指してください。
僕は自信をもってこの景色をお勧めします!
ただいま!肝付町
第十船間橋のあとは、日本でも有数の美しい砂浜で、ウミガメの産卵地として有名な岸良海岸に立ち寄った後は、県道542号を通って肝付町の市街地へと向かいます。
この第十船間橋や岸良海岸がある場所は、
鹿児島県肝属郡肝付町。
そう、僕のバイクライフを劇的に変えてくれた肝付町、そしてそのことで心の故郷とも思うようになった肝付町に帰ってくることが出来ました。
「ただいま!肝付町!」
何もかも懐かしい景色の中、肝付町役場まで行き、その門前で今回のツーリング用に作った「GO!OH!SUMI 2022 KIMOTUKI RIDERS」の文字を描いたTシャツを着て記念撮影。
まだ志布志港に帰ってないし、お昼ご飯も食べていないけど、この写真を撮った時の達成感は筆舌にし難いものがありました。
ところで、この達成感とともに美味しい焼き肉をランチに食べようと新村畜産(焼き肉レストラン)へ行きましたが、ここも5組待ち。
新村畜産こそコンティンジェンシーの4thプランだったのですが、ここもダメで結局は肝付町でもランチは食べれずじまい。
ランチは志布志まで持ち越すこととなりました。
ランチプランは全滅…だったけど
肝付町に別れを告げて志布志港へと向かいますが、もうここからはナビなんて要りません。(一応はセットしたけど笑)
そして、ランチは最後のプラン(5thプラン)である志布志市のマルチョンラーメン本店へ行きます。
しかし…
午後2時半なのにマルチョンラーメンも3組待ち。このあと「うなぎの駅」でお土産を買う時間も必要なので一分一秒を争う今、ここもあきらめざるを得ません。
結局、準備した5つのランチプランは全滅。
あとは「うなぎの駅」のレストランか、それでもダメなら弁当でも買って食べるしかありません。
というわけで一縷の望みをかけてうなぎの駅に来てみました。
すると、なんとレストランはガラガラ。係の人に聞いてみたらすぐに調理ができるというので、ようやくここでお昼ご飯となりました。
そのランチはこれ
「オーガニックうな重」でした。
日本一のうなぎ生産地
鹿児島県は日本一のうなぎ生産地であることをご存知でしたか?
2019年の調べでは、全国における鹿児島県のうなぎ生産量のシェアは41.5%で2位の愛知県(25.5%)を大きく引き離しています。
そう鹿児島県はうなぎ王国なのです。
出典:食品館(https://urahyoji.com/unagi-yoshoku-inland/)
この「うなぎの駅」は山田水産(https://yamadasuisan.com/unaginoeki/)という会社が運営する施設で、”自社池で稚魚から養殖、隣接する加工場で手間暇をかけてふっくら焼き上げた自慢の蒲焼”だということ。
道理で、2,500円でこのクオリティの鰻(肝吸い付き)が食べられるのか!と思ったのはこういう仕掛けがあるからなんですね。
ふっくら香ばしく、タレの濃度・量も適度でとても美味しいうな重でした。
というわけで、うなぎの駅でお土産も買えたし、あとは志布志港へと向かうだけです。
ただ、志布志港のさんふらわあターミナルへ向かう前に、姐さん二人と待ち合わせて「さんふらわあとの4ショット」の記念撮影をするという最後のミッションが待っています。
次回、「大隅半島モニターライダーの旅」の最終話は、そこから始めようと思います。
最後までよろしくお願いします。
(つづく)
ありがとうございました!