ご訪問ありがとうございます。
ブログ「大隅半島モニターライダーの旅」はここからが2日目のレポートです。
この2日目は垂水市をスタートした後、真っ直ぐに南下して佐多岬へ行き、そのあとは肝付町の海岸線を通って最終的に志布志港を目指します。初日は内陸部を中心に走ったので、2日目は海沿いを中心に走ろうというプランです。
県道68号
2日目の最初の訪問地は鹿屋市にある「荒平天神」。
海に突き出した小島にお社がある神社で、その景観が美しいことから大隅半島ではメジャーな観光スポットにもなっています。
ところで、大隅半島側の錦江湾沿いの道といえば、南側は国道269号、北側は国道220号となりますが、鹿屋市を通過するときはいずれの国道も内陸部(鹿屋航空基地の方)へと入っていきます。
なので僕は、この付近を走るときは、北は古江町・南は高須町を繋部分は県道68号を走ることにしています。
この荒平天神はその県道68号沿いにあります。
荒平天神(菅原神社)
ここの県道68号を通るのは、今回で4回目なのですが、過去は天気がよくなかったり、神社前の砂浜で遊ぶ人が多く、あまりいい写真を撮ることが出来ませんでした。
しかし今回は雲一つない晴天。しかも誰一人おらず。
ということでこんな美しい写真が撮れました。
この神社が神秘的なのは、この参道になっている砂浜(鳥居付近)が満潮の際には海に沈むこと。小豆島のエンジェルロードと同じような感じですね。
今回、一緒に行ったA姐さんが僕とは時間差でここへ来ていますが、この写真で彼女が立っている砂浜が沈んでしまうのです。
インスタ映像で見てください
今回のモニターライダーツアーでご一緒させて頂き、仲良くさせて頂いた女性ライダーさんが(unknwon.xv1900cuさん)、満潮時にここにきて参道が海に沈むシーンを撮っておられましたので、特別に掲載の許可を頂きました。
文章で伝えるより、映像で見て頂いた方が何百万倍もわかりやすいと思います。
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これまでにこの参道が海に沈むシーンは見たことが無かったので感動です。
時間に制約がある中では難しいですが、いつかはタイムラプスで撮ってみたいですね。
神川ビーチ 影絵の祭典
荒平天神の後は県道68号そして国道269号を南下し錦江町へと入り、神川ビーチへと向かいます。
このエリアも何度も通ったことがありますし、3年前の「大隅ええとこマップ企画」の時は、この近くにある神川大滝へと行ったのですが、国道269号沿いにある「影絵ビーチ」には立ち寄ったことがありませんでした。
ということで初訪問なのですが、後から撮った写真を見ていて大失態を犯していたことに気づきました。
ここでは、砂浜に浮かんだ影の絵を撮ることに意味があるにもかかわらず、背景に見える開聞岳の写真ばかり撮ってしまっていました。
この影絵は太陽が西か東かのいずれかに傾いているときじゃないとその神髄は楽しめないということは分かっていたから朝の時間帯に来たのに…です。
自分でもアホ過ぎたとガッカリです。
大隅半島ツーリングの時にはしょっちゅう通る道なので、いつか必ずリベンジしたいと思っています。
開聞岳と巡礼ライダー
この神川ビーチのすぐ南側にある砂浜ではこんな写真も撮ってみました。
これはある作品のオマージュなのです。
その原作がこれです。前日の溝ノ口洞穴(曽於市)でのしげっちジャンプに続き、ここでも真似をしてみました。
(注)もしかすると、「センシティブな内容が含まれている可能性…」というメッセージが表示されるかもしれませんが大丈夫ですので見てください。
開門岳と重岡。 pic.twitter.com/Z77bk92G6p
— シゲオカタツヤ (@shige_0508_) October 5, 2022
多少アングルは違うのですが、同じ場所・同じポーズで撮ってみました。
ちなみにこの場所は教えてもらっておらず、自分で探し出してここまで来たのです。
(開聞岳が見えて、防波堤もあるので、大体は想像つきました)
今回の大隅半島モニターライダーの旅では、大隅半島の魅力を伝えることを重点テーマとして訪問地を決めてきましたが、溝ノ口洞穴でのしげっちジャンプと、ここでの撮影は絶対に個人的に楽しみたいと思っていたことなのでとても感無量です(笑)
かすみんからの指摘
そして、2日目午前中の最後の目的地は「佐多岬」です。昨年の10月、大隅半島5回目にして初めて佐多岬を訪れて以来、2回目の訪問です。
今回、佐多岬へ行くかどうかは迷っていた(「パノラマパーク西原台」を候補にしていた)のですが、今回の往路のさんふらわあ船内で、かすみんからある指摘を受けたことで佐多岬へ行くことを決めました。
それは「佐多岬を訪問したにも拘らず、ある有名な記念撮影ポイントで写真を撮っていなかったこと」。
ならば、聖地巡礼ライダーの名にかけてそのリベンジをしにいくことにしました。
神川ビーチからは国道269号をさらに南下していきますが、もうこの時点でかなり気温が上昇。暑くてウェアを一枚脱いで走ることとなりました。
とにかく天気に恵まれた今回の大隅半島。右手には薩摩半島そして開聞岳の美しい姿を見ながらの快適ツーリングです。
その快適道から見える景色は次回にご紹介しようと思いますが、42km/50分超の道のりもあっという間でした。
絶景の佐多岬
ということで、午前10時45分に佐多岬に到着です。ここからは順に写真で紹介していきます。
北緯31度線 モニュメント
ここは佐多岬の観光案内所の手前にある「北緯31度線モニュメント」。佐多岬の観光案内所の200m手前にあるモニュメントです。
絶対に逃しちゃいけない記念撮影ポイントですね。
ガジュマルの木
モニュメントの200m先に観光案内所があります。ここが車やバイクで来れる限界点です。そして観光案内所の前にある木がガジュマルの木です。
ここも記念撮影ポイントでして、かすみんから指摘を受けたのはここのことでした。
去年もここ(観光案内所前)までは来てたのですが、ガジュマルの木が記念撮影ポイントだとは知らずに素通りしてしまっていました。
ここで写真を撮ったことで気分が晴れやかになりました。
遊歩道
この先の岬の展望台へは、観光案内所前のトンネルを抜け、さらにアップダウンのある約600mの遊歩道を歩いていきます。
昨年の訪問時には時間の関係でこの先へは行っていないので初訪問となります。
普段、運動不足の身には堪える道ですが、途中できれいな景色が見えるのであっという間にたどり着ける感じです。
佐多岬展望台
そしてその遊歩道の先に白亜の建物がありました。岬の展望台です。
天気が良かったことがこの景色をさらに絶景にしてくれるのでしょうが、たぶんこの景色のことは一生忘れないと思います。
本当に素晴らしい景色でした。
ということで展望台から駐車場に戻って、とっても美味しい「辺塚だいだいソーダ」を飲んで喉を潤したあとは、ようやく楽しみにしていたランチタイムです。
しかし、そのランチがものすご~く遠かったのです。
その話は、次回VOL8にて…
(つづく)
ありがとうございました!