こんにちは。今日もご訪問ありがとうございます。
先日、夏の甲子園の決勝がありました。この日の午後は予定が無かったので試合開始から終了までTVで観戦させてもらいました。
仙台育英の皆さん、東北の皆さん、本当におめでとうございます。優勝監督インタビューでの須江監督の素晴らしいお話に涙がこぼれました。
さて、今回のブログは「天丼リベンジ」ということで、8月21日(日)に愛知県東海市にある「志げ家」さんへ行ってきた話です。
しかしそれは、色んな意味で「遠い」ものでした。
- 前回の振り返りから...
- 幻のしげっちジャンプ
- スーパーカブで行く
- 国道25号は通行止め
- 酷道への迂回
- 「大盛り海老天丼」は食べれず
- 四日市で話題のスイーツを
- 僕のイチオシは黒胡麻
- 引退か、それとも
- ブログ後記
前回の振り返りから...
お盆前の8月11日、僕はライフワーク「Like a wind聖地巡礼」ということで東海地方のツーリングに出かけてきました。
急な天気予報の変化で行先を変えることになったり、期待していた食事が店休日で叶わなかったり等、ハプニングの連続でした。(その詳細は、こちらのブログで)
そのいくつかの”無念”の中でも、なぜか心に引っ掛かりを覚えてしまったのが
「志げ家」さん。
この時の聖地巡礼ツーリングの最後の訪問地として、このお店の名物天丼を夕食にしようと考えていたお店です。
実は、僕はこのお店で、食事だけではなく”あるオチ”を考えていました。
幻のしげっちジャンプ
その"オチ"とは、「志げ家」さんで「しげっちジャンプ」をするということなのですが、しげっちジャンプについては説明が要ると思います。
まずは、かすみんのこのツイートを見て下さい。
ロケ地で流行らしたい#しげっちジャンプ 💨
— たはらかすみ★ZX10R★ZX25R★NSF100 (@kasumithr) February 27, 2022
みんなも是非やってみてね👍
撮影📸たはら
(たはらのロケ時忘れがちw)#ライクなう pic.twitter.com/v839P21jb3
ご覧のように「足を前後に開いて垂直に飛び上がる」のがしげっちジャンプなのですが、このジャンプにどんな意味があるのかは質問しないでください(笑)
ただ、ツイートにもあるように、かすみんは”Like a wind聖地巡礼のライダーにこれを流行らせたい”と思っているようです。
そういうことなら、「志げ家(しげや)」さんで「しげっちジャンプ」をやってみよう!という絶妙のオチを考えて自画自賛していたのですが、結局はお店が開いていなくて、その絶妙であるはずのオチは幻に終わりました。
スーパーカブで行く
さてツーリングレポートとしては、ここからが本題です(笑)
今回のツーリングの相棒は、スーパーカブ110。
前回の東海ツーリングにはトレーサーで出かけたからという反動もあるのですが、昨年の「瀬戸内海~しまなみ海道ツーリング」以来、スーパーカブ110で行くロングツーリングにはある種の快感を覚えていて、名古屋あたりまでなら日帰り圏内と考えてみました。
ただ今回は、甘く考えていたことが一つありました。それはルートの選択でした。
今回のツーリングの往路は、東大阪の自宅から中央環状線を北上し、その後は国道163号で生駒山の北部~伊賀市内、そこからは国道25号~1号~23号で東へと向かうルートを選択しました。
奈良・天理と三重・亀山の間には、自動車専用道の「名阪国道(全長約73km)」が通っていますが、この名阪国道は125cc以下のバイクは通行できないのです。
したがって、今回のようにスーパーカブ110で行くときは名阪国道と並行する国道163号や25号(大和街道)を通って行くことになることになります。
国道25号は通行止め
この国道163号~25号~23号ルートが名古屋までの最短ルートと考え、順調に伊賀市内あたりまで走ってきたのですが、伊賀市を過ぎてその東隣の亀山市へ入る付近で土砂崩れの危険アリということで、なんと通行止めに遭遇してしまいました。
警備員さんの話では、この先の亀山・鈴鹿方面に行くには名阪国道を使うか、ここから南側へ迂回し、峠越えの県道を行くしかないということでした。
この場合、乗用車やトレーサーなら名阪国道へ迂回すればいいだけのことなのですが、僕のスーパーカブ110では名阪国道を迂回に使うことができません。
したがって、警備の方が示してくれた峠越えの県道(三重県道677号~668号)を行くしか残された道はありません。
酷道への迂回
その迂回路として示された県道がこんな道でした。
舗装はされているものの、直前に降った雨と、道路に生えた苔でかなりスリッピーな路面になっていました。
上の写真にある「道路が狭く滑りやすい」はホントにその通りでした。
そして所々に木の枝が落ちていたり、崖のところでもガードレールも無いので、かなり慎重に走らなければ危険です。
しかも時折、暗峠のS字急坂を思い出させるようなところもありました。
しかし、スーパーカブ110は大したバイクです。この程度の酷道なら全く問題ありません。
車体が軽い分、多少タイヤが滑っても立て直しが容易でしたから、むしろオフロード車のCRF250RALLYよりストレスなく走ることができた感じです。この道だったらリッターSSに勝てるかもです(笑)
このバイクの意外な能力を発見できました。
一方、よく考えてみると、この道を通るのは余程の物好きでもない限り(そんな物好きな友人が一人いますが笑)、125cc以下のバイクか自転車くらいのものなので、この区間での対向車は皆無でした。
携帯の電波もかなり微弱なので、もしここで何かあったらヘルプも求められないようなどうしようもないシチュエーションです。
スーパーカブ110で名古屋方面に向かう時は今回の往路ルートが最短で最適と、何の疑いもなく考えていたことが浅はかでした。
この迂回のおかげで当初の予定を20分近く上回ってしまうことになり、普通でも遠い名古屋がさらに遠く感じることになりました。
「大盛り海老天丼」は食べれず
国道25号の通行止めなど想定外の事態もありましたが、自宅を出発してから約4時間45分経った午後1時15分、ようやく目的地の「志げ家」さんに到着。
自宅からここまでの距離は約190kmでした。
名古屋は日帰り圏内だと簡単に思ってましたが、前述の迂回の事もあり、さすがにくたびれましたわ(笑)
さて到着する前から、Like a windで紹介された「大盛り海老天丼」を注文するつもりでした。
この天丼は、名古屋のシンボル・お城のシャチホコをイメージして盛りつけたこのお店の名物料理です。
【Like a wind】
YAMAHA ドラッグスター 250で行く!愛知ツーリング!
(2017年10月29日 O.A.)
※志げ家のシーンは10:22あたりから
しかし、この日はお盆の限定メニューということで、天丼は天丼でも「志げ家天丼」だけの提供となっていたのです。
この「志げ家天丼」と「大盛り海老天丼」とはよく似ていますが、盛り付けてある天ぷらの種類と、何より盛り付け方が違うのです。
お店には事情があるので仕方ないのですが、先ほどの迂回で「名古屋は遠い」と感じたように、ここでも「食べたかった天丼は遠かった」とガッカリです。
とは言え、この志げ家天丼も、海老・アナゴ・マグロ・ナス・かぼちゃなどバラエティ豊かな天ぷらが乗ったボリューム満点の天丼だったので満足と言えば満足。
あの「大盛り海老天丼」の写真をインスタグラムにアップしたかっただけなので、食事としてはこれで良かったのかもしれませんが、このために名古屋まで来たのか…と思うとやはり釈然としない部分は残ってますね(笑)
四日市で話題のスイーツを
今回のツーリングは、志げ家さんの天丼を食べる事だけを目的にしてきました。その目的を不完全ながら達したあとは帰路に就きます。
ただ、せっかく名古屋まで来たので、せめて名古屋城天守閣くらいは見て帰ろうということで名城公園まで来ました。
「あの天守閣に輝く鯱をモチーフにした天丼を食べてきた!」とブログに書けることを想定していたのですが、それも叶わぬ夢でした。(未練がましいですね笑)
やはり、この釈然としないこの気持ちをどこかで整理しておく必要があります。
というわけで、大阪への帰りに通過する四日市(三重県)でちょっと寄り道をすることにしました。
もちろん、その寄り道先もLike a wind聖地。
「富貴堂」さんという和菓子のお店へ寄ります。
富貴堂さんは老舗の和菓子店ですが、4代目の店主さんが洋菓子のテイストを取り入れて考案した
「生クリーム大福」
が人気商品だということでLike a windで紹介されました。
【Like a wind】
バイク女子ホンダレブル250で行く!四日市ツーリング Vol.2
(2019年4月7日 O.A.)
※富貴堂さんのシーンは6:40あたりから
僕のイチオシは黒胡麻
僕は、現地で生クリーム大福のプレーン味を一つ買って食べ、そしてお土産に味違い6個セットを買って帰りました。
生クリーム大福は、餅の部分はモチモチ、中の生クリームはフワフワという食感で、適度な甘さの美味しいスイーツでした。
一口サイズなのでいくつでも食べられそうですが、まあちょっとしたおやつとして一つ二つ食べるくらいならダイエット中でも罪悪感はないって感じですね。
さて、お土産に買って帰った味違いの生クリーム大福ですが、妻と娘も絶賛でした。
僕はこの中で抹茶と黒胡麻を食べたのですが、お店で食べたプレーン味も含めた3つの比較では黒胡麻がイチオシですね。
四日市方面に行く機会があれば、またぜひ寄ってみたいと思います。
引退か、それとも
さて、話は志げ家さんでの「しげっちジャンプ」の話に戻します。
ブログ冒頭にも書いた通り、「志げ屋(しげや)で、しげっちジャンプ」をしたいと思っていたので、食後にやってみました。
しかし結果はご覧の通り。
左足が全く上がらず無様な姿です。やはり年齢には勝てませんね。
僕は高校時代はバレーボール部に所属していたので、それなりにジャンプ力には自信があったのですが、それは「昔取った杵柄」に他なりません。
帰宅後にこの自分の写真を見て「やっぱりオレには無理や」と失望の極みです。そして、「しげっちジャンプは引退すべき」だと決意しましたが…
高さは関係ありませんよ!!w
— たはらかすみ★ZX10R★ZX25R★NSF100 (@kasumithr) August 21, 2022
跳ぶ事に意味があります🔥w
と、優しいかすみんが、こんなコメントもくれたことなので、引退宣言は撤回します(笑)
跳躍力と体の柔軟性を鍛えて、機会あればまたやってみたいと思います!
ブログ後記
今回のツーリングは、往路での通行止め&迂回というハプニングもありましたが、楽しい旅でしたし、学ぶことも多かったです。
- まず、次回、スーパーカブ110で名古屋方面へ向かう際は、国道307号~422号~鈴鹿峠越えのルートで行こうと思います。(厳寒期を除く)
- 国道307号ルートは遠回りというイメージが強かったのですが、何かあった時のコンティンジェンシープラン等、総合的に考えるとやはりこちらだと思いました。
- それともう一つ。訪問先の店休日の確認に加え、食べたいメニューが提供されるかの確認も必要だということ。今回はこれが抜けていましたね。
さて、今回のスーパーカブ110で行く名古屋ツーリングの総走行距離は382kmで、使ったガソリンは6.3リットルでした。燃費はちょうど60km/Lですね。
無論、有料道路は使っていないので交通費としてはガソリン代のみ1,100円くらいです。
これがトレーサーを使って、高速道路で行けばこの約10倍にはなるので、所用時間の問題を横に置けば安上がりのエコ旅ですよね。
ということで、酷道峠越えでスーパーカブ110の新たなポテンシャルを発見できた今回のツーリングでした。
次の旅もスーパーカブ110で、もうちょっと遠くへ行ってみたいなと思ってますが、そのプランはもう少しゆっくり策を練ってみることにします。
今回も最後までありがとうございました。
(おわり)
ありがとうございました!