聖地巡礼のバイク旅

-Leave the destination to the wind-

MENU

「さんふらわあ」50周年おめでとうございます!

こんにちは。今日もご訪問ありがとうございます。

今回のブログは、就航50周年を迎えた「さんふらわあ」について書いてみようと思います。最後までよろしくお願いします。

 

 

太陽の船・さんふらわあ

「さんふらわあ」は日本でも代表格のフェリーのブランドです。

1972年に日本高速フェリーという会社が、第1船「さんふらわあ」を建造(川崎重工業神戸工場)し、名古屋~高知~鹿児島航路に就航させたのが始まりだそうです。

つまり、今年はあの船体に太陽を描いた美しい船が就航して50周年ということになります。

ここでひとつ、個人的なお願いがあります。

「さんふらわあ」の英称はSunflowerなので、サンフラワーと書いたりする人がいますが、僕はこれはやめて欲しいと思います。

「さんふらわあ」はブランドネームであり、その名前はあくまで平仮名で書く「さんふらわあ」。

これを書き違えることは、人の名前を故意に間違うようなものです。自分の名前を間違えられたら不快に思うのと同じで、「さんふらわあ」に対して失礼だと思います。

このブログを読んで頂いて、その事に共感して頂けたら嬉しいです。

 

さて、この「さんふらわあ」は50年の間、その就航路、そして運航会社は変遷を繰り返してきました。

現在は商船三井フェリーと、商船三井社の関係会社であるフェリーさんふらわあが、全10隻の「さんふらわあ」を運航しており、運航路線は以下の通りです。

  • 商船三井フェリーは、大洗港(茨城県)~苫小牧港(北海道)。なお、同一航路で夕方便と深夜便があります。
  • フェリーさんふらわあは、①大阪南港~別府港(大分県) ②大阪南港~志布志港(鹿児島県) ③神戸六甲アイランド港(兵庫県)~大分港(大分県)の3路線

なお、この50年の歴史は、さんふらわあの専用サイトで紹介されていますので、良ければコチラをご覧になって下さい。

sunflower.trafficnews.jp

 

僕は幼い頃、関西汽船が運航していた頃に「さんふらわあ」に乗ってどこかへ旅行に連れて行ってもらった記憶があるのですが、その時の写真も無く、残念ながらその詳細のことは何一つ覚えてません。

 

 

さんふらわあと僕

前章で申し上げた通り、幼い頃に乗った「さんふらわあ」の記憶は全くありませんが、ここ数年の間に12回、乗船させて頂きました。(いずれも関西~九州の路線)

僕が2014年にLike a windというバイク情報番組に出合い、そしてその番組の中で紹介される「フェリーさんふらわあで行く九州ツーリング」に魅せられ、バイクにリターンしようと決意しました。(そのことはこのブログの中で何度も書かせてもらっています)

その後も何度もフェリーさんふらわあで行く九州の旅が番組内で紹介され、その度に“あの場所へ行ってみたい!”と思うようになり、そのツーリングを実現してきました。

2017年には、敬愛するサザキヒロシさんやアヤセン(当時はAYA1000RR)、そして25名の仲間と共にフェリーさんふらわあに乗って九州(大隅半島・肝付町)へ行く機会にも恵まれました。

僕にとっては、「さんふらわあ」で行く九州ツーリングはもはやライフワーク

年齢を重ねて、大きなバイクに乗れなくなったらスーパーカブで、この旅だけは続けていきたいと思っています。

 

 

50周年の記念キャンペーン

今年はさんふらわあ50周年ということで、商船三井フェリーとフェリーさんふらわあがコラボ・キャンペーンが実施されています。(今年12月までの期間限定)

本州側からの乗船時に記念のステッカーがもらえるということや、#さんふらわあライダー50th というハッシュタグをつけてTwitterやインスタグラムに写真を投稿すると抽選でいいものが当たるというものです。

僕は、今年も秋に九州ツーリングに出かける計画を立てているので、最低でも一枚はそのステッカーをゲットできると思いますが、改めてこの50周年の時にやってみたいと思ったのが、「さんふらわあ」を乗り継いだ日本縦断の旅なのです。

 

 

さんふらわあで行く夢の旅

その「さんふらわあ」を乗り継いだ日本縦断の旅とは簡単に言うとこんな感じです。

これって、決して無理をせずに風景やご当地グルメなどを楽しみながらの旅にしたらどれくらいの期間で行けるのか、自分の主観でシミュレーションしてみました。

個人的な交友関係を考えると、出発は大阪南港から別府港へ向かう「さんふらわあ あいぼり/こばると」に乗るプランにしたかったのですが、神戸を外すのもどうかと思い、シミュレーションでの出発地は神戸六甲アイランドとしました。

さて、このシミュレーションでは、大阪(神戸)を出て、北海道(苫小牧)に着くまで6日を要します。その後、関西に帰ってくるまでさらに2日。あるいは北海道のツーリングを楽しむならさらに日数を要することになります。

この後の季節の北海道の気温を考えると、現実的には今年はもう無理かなと思いますが、夢をあきらめずに、今年ダメでも来年にその夢を繋いでみたいなと考えています。

 

 

船旅は素晴らしい

これまでの関西~九州における「フェリーさんふらわあ」での船旅では、たくさんの素晴らしい思い出があります。

 

景色が美しい

関西発の瀬戸内海航路では、ライトアップされた明石海峡大橋や瀬戸大橋を洋上から見ることが出来ます。

さすがに四国沖航路では窓からの景色が楽しめませんが、天気がいい日にはデッキから満点の星空を見ることが出来、この景色は格別です。

 

食事が美味しい

さんふらわあと言えば、やはりブッフェスタイルのレストラン。

新鮮な魚をはじめ、洋食・中華などバラエティに富んだメニューが食べ放題。どれも美味しいのですが、僕は、名物のさんふらわあカレーは日本一のカレーだと思っています。

 

部屋が快適

昨年の九州ツーリングでは、「さんふらわあ さつま(志布志~大阪)」のスーペリアルームを利用しました。

室内にシャワーとトイレがあり、室内空間もベッドも広く快適そのものです。

普段もっとも多く利用するのが「プライベートベッド」というグレードのカプセルタイプですが、これも必要にして十分のプライベートスペースで、料金もお安いのでおススメです。

 

その他、外が見える展望大浴場やプロムナードと呼ばれる共有空間もあり、長時間の船旅であっても飽きることなく過ごせます。

何より感動するのが、出港時の地上スタッフさんのお見送り。船が見えなくなるまで手を振ってくれます。こんな温かい一つひとつのサービスが嬉しいですね。

 

 

これからのさんふらわあに期待

ついつい、関西~九州航路の話を中心に書いてしまうのですが、これまでに経験の無い大洗港(茨城県)~苫小牧港(北海道)の航路にはぜひ一度、乗ってみたいと思ってます。

そして、2018年の「さんふらわあ さつま/きりしま」が新造なったのに続き、2023年には大阪南港~大分・別府港のさんふらわあは、「さんふらわあ くれない/むらさき」として新しくなります。

ならば、前述の「さんふらわあで行く日本縦断の旅(案)」は、「くれない/むらさき」の就航を待ってから行くのもいいかもしれませんね。

 

ああ~こうやって書いてたら、無性に太陽の船に乗りたくなってきました。

せめて、大阪南港に行ってこんな姿を見て気持ちを和らげることとしましょうか(笑)

 

あらためて「さんふらわあ50周年」本当におめでとうございます!

これからも我々ライダーの夢を乗せて運んでくださいね。

 

(おわり)

 

人気ブログランキングに参加しています。

応援の”ポチッ”をして下さるとブログを書く励みになります。

よろしくお願いいたします。

 


ブログフォローもお待ちしています

ありがとうございました!

この記事の目次

[:contents]