こんにちは。今日もご訪問ありがとうございます。
さて、梅雨が明けましたね。
長い間生きてきていますが6月中に梅雨が終わるって経験は初めてじゃないか?と思っていたら、やはりそうで今年の梅雨の期間は統計史上最短だそうですね。
一方、昨年は逆で、史上最長の長梅雨だったそうです。自然もバランスを取ろうとしているのでしょうか(笑)
今日(7/5)の大阪は雨で、気温もやや落ち着いている感じですが、これからの長い夏をどう過ごすかが問題ですね。
さてさて本題ですが、今日のブログは、バイク乗りとしての暑さ対策についてちょっと書いてみたいと思います。
嬉しいメールをいただきました
ところで、今回のこのブログは記念すべき500回目のブログとなります。
このブログを書き始めたのは2016年のことで、バイクにリターンすることを機会に始めたわけですが、おかげ様で500回という一つの節目を迎えることができました。
最近は、人気ブログランキングの「バイク旅」カテゴリーに参加していますが、概ね上位にランキングされ、たまには1位を獲得できることもあります。
これはひとえにこの拙いブログを読んで下さる皆様のお陰以外にありません。
読者の皆様に改めて御礼を申し上げます。
そんな中、僕のブログ読者様から嬉しいメールを頂戴しました。
メールを頂くというだけでも十分うれしいのですが、その方がプロデュースされている「電動ファン付きのウェア(ベスト)」を使って、その感想をブログで紹介して欲しいというご依頼が書かれていました。
※「電動ファン付きのウェア(ベスト)」ですが、一般には「空調服」という言葉が浸透しているようです。ただ、某社が「空調服」という言葉を商標登録しているようですので、混乱を防ぐ為に「電動ファン付きのウェア(ベスト)」か、もしくはブランド名「デュアルフューサ」をこのブログの中で使用することにします。
早速使ってみました
以前、ブログに書いた、とある食レポがきっかけで、そのお店の方からお礼を言って頂いたことがありました。
また、僕のツーリングレポート読んで下さった方から
- 「フェリーさんふらわあに乗って九州ツーリングに行きたくなった(実際に行った)」
- 「細かくレポートしてくれるので自分もそこを走ってきた気分になれた」
- 「次回のツーリングの参考にしたい」
などのメールを頂戴したことは多々あるのですが、さすがにインプレのご依頼は初めてのこと。
僕のインプレがどれだけの影響力を持つのかは不安だらけですが、それでも構わないということなのでお引き受けすることにしました。
その電動ファン付きウェアは、Amazonで販売されている
「Duerfusa(デュアルフューサ)」とブランド。
Amazon.co.jp: Duerfusa(デュアルフューサ): ベストタイプ
僕の場合、真夏のツーリング、メンテナンス作業時、キャンプなどアウトドアでの使用の際の使い心地の感想を求められているのだろうと思います。
ということで、早速いろんな場面で使わせてもらいました。
デュアルフューサの特長
まずは、今回ご提供いただいた電動ファン付きのウェア(ベスト)・デュアルフューサをご紹介します。
サイズ
僕は身長184㎝、体重84㎏。
ユニクロのサイズではXLを選ぶことが多いですが、中にはLでいけるときもあります。ウエストは88cmのパンツでジャストフィットという体形です。
ということで、サイズはLLをリクエストしましたが、これが丈も身幅も見事にピッタリでした。
なお、デュアルフューサは5Lまで展開があるようなので、僕より大柄な方でも大丈夫そうです。
デザイン
ブラックとネイビーの2種類から選ばせてもらい、ネイビーをリクエストしました。こうやって見ると、見た目には普通のベストですね。
ファンの取り付け位置は、この写真の見た目には背中ですが、実際には横わき腹という感じです。これなら椅子に座った時にも背もたれにかかりません。(車の運転席のような背もたれにホールド感のある椅子ではやや窮屈でした)
機能
電動ファンは、LOW・MID・HIGHの三段階で風力が変わります。その時の暑さにより調整する感じですね。
この電動ファンがかなりの薄型で邪魔にならない感じです。
付属のバッテリーは、INPUTがUSB-CとMicroUSBの2種類に対応していて、OUTPUTは2系統あります。
ファンは2つありますがケーブルは一つなので、ファンを回しながら携帯電話の充電なんかも出来てしまうところに使い勝手の良さを感じてしまいました。
なお、一般的なモバイルバッテリーなら使えるようなので、もし付属のバッテリーの電池容量が無くなっても他のもので代用できます。
LOW・MID・HIGHのどれを使うかによって稼働時間に差はあるのでしょうが、このバッテリーの容量が大きい(10000mAh)のでかなりの長時間は使えそうです。
僕は、HIGHで4時間使いましたが、バッテリーのインジケーターで見る限りはまだ半分以上は軽く残っていたように思います。
では次の項で使い心地の感想を述べます。
まずは家の中で使ってみた
この「電動ファン付きのウェア」は既に市場に多く出回っていて、街中でも愛用しておられる方を多く見かけるようになりました。
僕のクライアントに建設関係の会社があり、その会社では「電動ファン付きのウェア」と「ポカリorアクエリアスの常備」が熱中症予防には絶対に欠かせないと仰っていました。やはり電動ファン付きのウェアの効果は一定以上なのでしょう。
そんな前知識も持った上で、ちょうど我が家で、部屋間の家具の移動などをしないといけなかったので、そのタイミングで提供していただいたデュアルフューサを使わせてもらいました。
新鮮な風が体を舞って抜ける感じ
まずは、ファンが回ると左右の腰あたりから入り込んだ風が、お腹・胸・背中に広がり、ウェア(ベスト)が膨らみます。
ウエストと袖の部分のホールド感が適度なので、風は首の周囲から上に抜けていきます。つまり、腰から胸や背中を通って上に抜けていきます。
この日は酷暑の中の作業でしたが、常に新鮮な風が体の中を舞って抜けていく感じで、とても気持ち良いです。
クーラーの部屋がとても気持ちいい
その後、ちょっと休憩を取ろうと思い、クーラーの効いた部屋に入ると、一気にファンから体に入り込んでくる空気が冷たく変わるのです。
これには驚きました。少し時間が経てば、ファンの強さを下げないと寒く感じるくらいでした。
節電が求められている今夏ですが、省エネ対策にもなりなすね。
風呂上りが楽しい
この時期、お風呂上りにクーラーの効いた部屋に入り、扇風機の風に当たっても噴き出す汗を抑えきれないってありますよね。
でも、この電動ファン付きのベストを着ると、風呂上がりのあの不快な汗を冷やしてくれます。
今まで、風呂上りにはクーラーの設定温度を下げるという対応をしていましたが、この電動ファン付きのベストを着ることで、そんな必要がなくなりました。
バイク乗りとしてのインプレ
では最後に満を持して「バイク乗りとしてのインプレ」を書きたいと思います。
このお話を頂いた時から頭の中で「バイクに乗る時のウェアの組み合わせ」をシミュレーションしていていました。
そのシミュレーションとは、「ライディングジャケット」「接触冷感機能インナーシャツ」そして「デュアルフューサ」の組み合わせです。
ライジャケは必須アイテムだけど…
僕は夏用として、RSタイチのメッシュジャケットRSJ336 (胸と背中はほぼメッシュ)を着ています。
ホントは真夏にライジャケなんて着たくないけど、やはり身を守るという点ではライジャケは外せません。
しかし、いくらフルメッシュでも通風は若干マシな程度で、真夏の走行時に風を受けて涼しいと感じることはまずありません。(特にネイキッドなら走行風をまともに体に受けるのでしょうが、トレーサーのようなフロントスクリーンのあるバイクでは走行風が遮られてしまいます)
これが一つの問題でした。
冷感インナーも風を受けないと涼しくない
その対策として、僕はジャケットの下には接触冷感機能があるインナーシャツを着ています。
この接触冷感機能とは、走行風を受けることにより汗の気化熱冷却を促すことで暑さを和らげるというものです。
そう「走行風を受けることが前提」なので、それがやはり問題なのです。
そこで、ライディングジャケットを着ずにこのインナーシャツだけでバイクに乗り、たっぷりの水をかけて、そのまま走ってみたらめちゃめちゃ涼しくなります。
やはり、「水分+風」がこの冷感インナーには必要なのです。
ただ、安全性の見地からはやはりライジャケを着ないという選択肢はあり得ないと思います。
このトレードオフを解決したい
つまり、
- 安全性のためにライディングジャケットを着なければならない。
- 一方、快適性という点では冷感インナーは一定の効果はあるけど、風を受けないとその効果は一定以下になる。(ライジャケが風を受ける妨げになる)
というトレードオフの関係にあるこの2つを、そこに「デュアルフューサ」を加えることで解決できないか?ということです。
真夏のバイク乗りの救世主か!
とうことで、フルメッシュのライジャケ+接触冷感インナー+デュアルフューサという組み合わせでバイクに乗ってみました。
これって重ね着なので本来は真夏にやるべきものではありません。
率直なところ、電動ファンを回さないのであれば暑さが増すだけです。
しかし、重ね着であっても、電動ファンを回して体の中に風が行き渡ることで、やはり涼しさを感じます。僕は、信号待ちや渋滞の時のあのうだる様な暑さへの対策として、まずはこれだけでも十分だと感じました。
水分+電動ファンは最強の組み合わせ
しかし、やはり試したいのは、水分を含んだ接触冷感インナーと電動ファンベストのマリアージュ。
接触冷感インナーは、汗という水分を冷やすことで冷感を得るということなので、最初からスプレーでずぶ濡れにならない程度に接触冷感インナーに水をかけて、その上に電動ファンベストを着て走ってみるという実験をやってみました。
結果は大当たり! ブラボー!!です。
(実際は寒いくらいでした)
100円ショップなどに行けば、100ml程度の水が入るスプレー容器が売っていると思いますので、それならポケットに入るだろうし、場合によっては水の入ったペットボトルから水を体に直接かけても構わないと思います。
ただ水分量には要注意です。場合によっては冷えすぎるかもしれません。
これはまさしく真夏のバイク乗りの救世主だと思いました!
ブログ後記
暑いとか寒いとか言うならバイクに乗る資格無しなんて古いことをいう人がいるかもしれませんが、今では真冬のライディンググッズとして電熱ヒーター付きのウェアが多く出回っていますので、夏もこんな使い方があっても全然いいと思います。
ということで、僕なりのインプレッションを書かせて頂きましたが、良ければご参考にしていただければ幸いです。
デュアルフューサはここで買えます
今回ご提供いただいた電動ファン付きベスト「Duerfusa(デュアルフューサ)」はここで購入できます。
期間限定(今年の8月末日まで)で、クーポンも発行してもらっているので、購入予定だったとか、興味があるって方はぜひこの機会にご検討ください。
クーポンコード【 bike10off 】
《 クーポン使用方法 》
※このクーポンはベストタイプだけの適用で、おひとり様一回限りだそうです。
①商品をカートに入れ「確認」の項目まで進みます
②プロモーションコードを入力し、適用します。
③プロモーションが適用されていることを確認し、注文を確定します。
※注文内容にて「割引」が適用されていることをしっかり確認し、「注文を確定する」をクリックして購入します。
最後に、今回このような機会をくださった「株式会社新陽トレーディング様」に心から御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
僕は、この使い方を覚えたことで、今年の長い夏は乗り切れると確信しました。夏には避けてきた自走でのロングツーリングにも出かけてみようかと考えています。
お断り
- このインプレッションはあくまで個人の感想です。僕がこの製品の機能や快適性を保証するわけではありませんので、この点はくれぐれもご了承下さい。
- また、前述の実験や試用は短時間のものです。実際の快適性の維持は、冷感インナーの水分がなくなるまでだろうと思います。そしてその時間は、その時の気温などのコンディションに左右されるものだと思います。
(おわり)
ありがとうございました!