聖地巡礼のバイク旅

-Leave the destination to the wind-

MENU

「Like a wind 聖地巡礼」中国東部エリアツーリング・後編

今回もご訪問ありがとうございます。

では、但馬(兵庫県北部)~因幡(鳥取県)~美作(岡山県北部)の聖地巡礼ツーリングは後編(2日目)となります。よろしくお願いいたします。

 

AM8:00 ホテル出発

ホテル・ルートイン米子は最近できたホテルで、館内はとても綺麗で快適でした。

仕事で出張する際も、ルートイン・ドーミーイン・スーパーホテルの中から選択することが多いのですが、その理由はクオリティの安定感。

いずれも部屋が広く・値段もそこそこで・朝食が美味しいと共通点があります。さらにルートインやドーミーインは大浴場があるので、疲れた体を癒すには持ってこいです。

今回のホテル・ルートイン米子の朝食も豪華なメニューで美味しくいただきました。

バランスよくしっかり食べて、2日目のツーリングに臨みます。

 

 

ベタ踏み坂リベンジ

最初に向かうのは江島大橋。

江島大橋と言うより、“ベタ踏み坂”と言った方が分かりやすいかもしれません。

鳥取県境港市と島根県松江市との間に架かる最高地点45mの大きな橋で、かなり前に軽自動車のTVCMで有名になりました。

実は、ここへは一昨年のツーリングの際に一度来ています。

そして坂の写真も撮りました。それがコレ↓なのです。

「どこがベタ踏みやねん?」と思いますよね? 

僕も同じように思ったわけです。どう考えても、あのベタ踏みの急坂には見えません。

詳しいことは、その時のブログに書いてあるのですが、それは写真撮影のマジックのようなもので、このような近くから坂を撮影するのではなく、遠く離れた(約2km)対岸から撮影すると、急斜度の坂に見えるということなのです。

その時に書いたブログはコチラ

junrei-rider.hatenablog.jp

 

次にこの辺りに来ることがあったら絶対にリベンジしてやると心に誓い、望遠レンズカメラを購入し密かにこの時を待っていました。

そして、撮れたのがこの写真。

どうです?見事にベタ踏み感が出ている写真でしょ?

プロが撮る写真とは比較になりませんが、胸のつかえがとれた気分です!

うむ、満足!!

 

 

次は美保関灯台

さて、ベタ踏み坂でのリベンジを終え、次に向かうのは美保関灯台

島根半島の先端にある山陰地方でも最古の灯台で、ここは昨年(2021年)の5月にLike a windで紹介された聖地です。

江島大橋からは、中海に架かる「美保関八束松江線」という名の道路を通って島根半島に渡ります。

その後は境水道という島根県と鳥取県との間にある海峡のような水域に沿って走っていきます。

 

 

悲劇の聖地巡礼

というわけで、ベタ踏み坂の呪縛から解き放たれ、気分は上々の僕だったのですが、美保関灯台に到着した時、衝撃の事実に晒されることになりました。

それは「定休日」という悲劇でした。

美保関灯台にはカフェが併設されていて、Like a windでナビゲーターのきのせひかるさん(るんばさん)がこのカフェで飲んでいた「だいだいソーダ」(※だいだい=橙とは、柑橘系の果物)を飲むことを念願としていました。

 

 

しかし…

なんと、この日は木曜日でカフェは定休日。さらにカフェが定休日ってことで、灯台の内部に入ることもできませんでした。

これは無念すぎる現実でした(哀)

 

実は、僕のLike a wind聖地巡礼も200カ所に迫ろうとしていますが、これまでにも幾度となくこのような(定休日とか既に閉店しているなどの)悲劇がありました。

定休日自体は仕方ないことなのですが、いつでも来れるところでもないのでそれなりにショックです。

 

ただ、空の青と海の藍、そして白亜の灯台が奏でるコントラストはホントに美しかった。これを見れただけでも来て良かったと思うことにします。

 

 

ランチは超人気店で

この後は、少しランチには早い(まだ10時半ごろ)ですが、昼食を摂ることにします。

その行先は「味処まつや」さん。

ここもLike a windで、るんばさんが紹介してくれた聖地ですが、超人気店らしく平日でもお昼時は長い待ち時間が発生するという話も聞いていたので、早めに行くことにします。

ということで、僕が到着したのは開店15分前の10時45分なのですが既に3組が待っていました。さすがに考えることは皆同じですね(笑)

このお店の名物は、るんばさんが注文した「まつや定食」

上の写真(Like a windオンエア)の通り、日本海名物のずわいガニをはじめ、地元の海で獲れた魚介類がふんだんに盛り付けてある豪華な御膳です。

ただ、この時の僕の胃にはまだ朝食がしっかり残っていて、たくさんは食べれません。

ってことで、ここはまつや定食を諦めて「海鮮丼」をオーダー。それでもこのボリュームでした。

この海鮮丼にもカニもしっかり入っていて、その他の魚介類も種類・量ともに多く、ご飯が見えないくらい。

これで、税込み1650円はコスパが素晴らしいと思います。とても美味しくいただきましたよ。

 

 

デザートは“大山の恵み”

さて、味処まつやさんが今回のツーリングの折り返し地点。この後もいくつかの聖地は巡りつつも大阪へと帰っていきます。

当初の予定では、この後は鳥取県をノンストップで縦断して岡山県入りする予定でしたが、昨日の鬼女台から見た大山が美しすぎたこともあって、もう一度、大山を間近に見たいと思いました。

そこで思いついたのが、大山の中腹にある草原牧場「大山まきばみるくの里」

ここは2年前のツーリングで一度訪れたLike a windの聖地なのですが、ここで食べたソフトクリームが美味しかったし、ここへ上るまでの道から見える景色が美しいと記憶していたので、その道を通ります。

2年前は霧で大山の山頂がよく見えなかったのですが、今回は晴天に恵まれこんな感じ。当初の予定よりは少し遠回りですが、予定を変更して正解でした。

この日は伯耆富士とも称される大山の美しい姿がくっきりと見えました。

 

さて、程なく大山まきばみるくの里に到着。

前回は霧で霞んでいた大山の山頂もこの日は奇麗に見えました。

そして、大山~蒜山のエリアは酪農の本場。

その新鮮なミルクをたっぷり使った濃厚なソフトクリームを美味しくいただきました。

400円と少しお高めですが、その金額に見合うクオリティだと思います。

 

 

岩のアート「龍宮岩」

続いては大山を真南に下って、岡山県に入り真庭市にある「龍宮岩」を目指します。

ここは、2020年6月にLike a windで紹介されたスポットで、この時はたはらかすみさん(かすみん)がナビゲートしてくれました。

 

 

大山まきばミルクの里からは、55km、約1時間の距離ですが、この間には蒜山高原の爽やかな景色や、国道181号の適度なワインディングなどで楽しく走って来れました。

この龍宮岩について、地元の観光サイトには、このような説明が載っています。

「新庄川の清流で浸食された雪白の石灰岩が奇岩を創り出し、その見た目がまるで「龍宮」をイメージさせることから、この岩を「龍宮岩」と呼ぶようになりました。」

このように地元の説明では奇岩とありますが、これはまさしくアートでした。

龍宮には行ったことが無いので例えは分かりませんが、そのような雰囲気を感じさせる美しい景勝地でした。

この美しさを僕の拙い写真では伝えきれないので、いつか動画でご紹介したいと思います。その時は、またこのブログでご紹介させて頂こうと思います。

この龍宮岩の駐車場にはトイレもあるので、ツーリングの途中に休憩で立ち寄って、その際にここまで足を運んでみてはどうでしょうか。

駐車場から、龍宮岩までは徒歩で1分もかかりませんよ。

 

 

今回のラストの聖地へ

さて、今回の2日間にわたる聖地巡礼ツーリングも次の訪問地がラスト。

湯原温泉にある「砂湯」という無料の露天風呂へ行きます。

ここも2020年6月にLike a windで、かすみんが紹介してくれました。

  • 初日の昨日は、奥沙織さん(さおりん)が紹介してくれた「三朝温泉の河原風呂」、そして2日目の今日は「湯原温泉の砂湯」。
  • さらに、昨夜宿泊したルートイン米子にも天然温泉の大浴場があるので、今回のツーリングでは温泉づくしですね。

その湯原温泉へは、龍宮岩から約30分の距離ですが、大阪への帰路とは逆に少し北上することになります。

そして到着した僕を待っていたのは、こんな刺激的な看板でした!

どれほどの開放感のあるお風呂なのか、ワクワク・ドキドキしながら、駐車場(無料)から歩いて数分で砂湯に到着です。

 

 

大自然の中の露天風呂

湯原温泉の砂湯は、男女混浴の露天風呂なのですが、女性は専用の湯浴み着を着て入浴します。(湯浴み着は有料でレンタルできるそうです)

【大自然混浴温泉】岡山県ツーリング Likeawind#743 - YouTube

 

一方、男性は素裸での入浴となることや、やはり開放的な気分になり大切なところを隠さずに入る人がいるらしく、至るところに件の看板を設け、注意喚起している模様です。

マナーを守ろう!という事は分かるのですが、あまりにもストレートな表現に思わず笑ってしまいました。
とは言いながら脱衣場(下の写真)は、これくらいの開放感があり、着替える時には否が応でも下半身は露出してしまうのですが…(笑)

さて昨日の三朝温泉では女性はおりませんでしたが、今回はどうなのか。

もし、女性が多かったなら入浴は諦めようと思っていましたが、今回も幸か不幸か男性だけってことで、しっかり入浴させて頂きました。

ここでも入浴時の写真は控えましたが、三朝温泉の河原風呂よりもはるかに規模は大きく、開放感たっぷりのシチュエーションなので、違った楽しみ方をさせて頂きました。

ツーリングの最後を飾るにふさわしい素晴らしい聖地巡礼となったのですが、やはり泊りで来て美味しい料理やお酒なども頂きながら、ゆっくりしてみたいですね。

 

 

聖地巡礼はつづく

この後は、湯原温泉近くのICから米子自動車道に入り、一路、大阪へと戻りました。を目指します。ここから大阪までの距離は約210km、所要時間は約3時間でした。

 

さて今回のLike a wind聖地巡礼ツーリングは、1日半で以下の8か所の聖地を巡礼できました。

  • 床瀬そば(兵庫県豊岡市)
  • 燕趙園(鳥取県湯梨浜町)
  • 三朝温泉・河原風呂(鳥取県三朝町)
  • 美保関灯台(島根県松江市)
  • 味処まつや(島根県松江市)
  • 大山まきばミルクの里(鳥取県伯耆町)
  • 龍宮岩(岡山県真庭市)
  • 湯原温泉・砂湯(岡山県真庭市)

今回も効率的なルートを組めたし、それぞれの場所でいい時間を過ごせたのではないかと思います。

なお、大阪を出発してから帰宅するまでの総走行距離は798kmでした。

 

今回の聖地巡礼ツーリングは終わりましたが、すでに心は次へと向かっています。

聖地巡礼データベース(DB)があるおかげで、行く方面・エリアさえ決まれば、色々な組み合わせによって、色々な楽しみ方ができます。あとはスケジュールを確保するだけです。

DBを作ろうと思ってから完成まで相当な時間がかかったし、その後のアップデートも面倒くさい(笑)ですが、これは僕の宝物ですね。

暇さえあればこのDBを見て、次はどこへ行こうかと妄想を膨らまています。

 

 

ブログ後記

ということで、今までなら4~5回に分けて書いていたブログを前後編の2回にまとめてしまった関係上、一回の話がめっちゃ長くなりました。

いつもこんな長いブログを書いていますが、色んな方に読んでいただいているようで本当にありがとうございます。

先日は、ブログ読者の方から思いがけず有難いお申し出を頂いたりで、本当に嬉しい限りです。(このことは、いずれブログにしっかり書きたいと思います)

 

ということで、~「鳥取~岡山」Like a wind聖地巡礼ツーリング~はこれにて終わりです。

今回も最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました!

 

(おわり)

 

 

応援の”ポチッ”をして下さるとブログを書く励みになり、とても嬉しいです(^^)/

ありがとうございます!

フォローもお待ちしています🙏

 

 

 

この記事の目次

[:contents]