聖地巡礼のバイク旅

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「スーパーカブ110」キャストホイール&チューブレス化のカスタム完成!

今日もご訪問ありがとうございます。

さて今回のブログは、僕のバイク人生において最大のバイクカスタマイズとなる、タイ仕様スーパーカブ110の「キャストホイール&チューブレス化カスタム」を行った話です。

お金もかかりましたが(笑)、それ以上に労力と時間を要しました。

 

実際に作業をしてくれたのはバイク仲間のYO-Cで、職業メカニックではないとはいえ、出来ることの範囲は広く、腕前もプロ級の彼がいなかったら絶対に成功しなかったカスタムです。

この場をお借りしてYO-Cには心からのお礼を申し上げたいと思います。

 

 

 

ここまでに実施したカスタマイズ

以前からカブ主になる夢を叶えてくれたこのバイク「タイ仕様スーパーカブ110」ですが、カスタムをするということになると、やはり海外製というのは不利ですね。

国産カブ向けに出ているカスタム部品の殆どは合いません。「合うのを探すのが一苦労」というレベルではなく、悉く合わないと考えた方が正解だと思います。

 

これまでに実施したカスタムは、

  • ドライブレコーダー(Amazon)
  • USB電源(Amazon)
  • リアサスペンション(YSS)
  • フロントウインカーレンズ(キタコ)
  • グリップ&バーエンド(デイトナ)
  • 左右バックミラー(デイトナ)
  • フロントファッションバー(キタコ)
  • センターキャリア(タイホンダ製)

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他、タナックスのリアシートバッグやサイドバッグなどもありますが、カスタムらしいカスタムとなるとこんなものですね。

 

国産カスタム部品の多くは合わない

本音を言うと、モリワキのマフラー、SP武川のサスペンションを装着したかったですが、色々調べたところ適合しませんでした。

そしてミラーレンズもデイトナ製のクリアレンズに交換(球はオレンジのLED)に変えたとは言え、レンズと本体のビスの位置が合わないのでレンズは糊付けしてあります。

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スーパーカブ110と言えば、多くのメーカーから様々なカスタム部品が発売されていますが、その多くはそのままだと合わないのです。

そして、タイ仕様ということで、ショップによるカスタムを断られるケースもあると聞いています。

カスタムをする前提ならタイ仕様のスーパーカブ110は避けるべきバイクと言えます

 

 

パンクへの恐怖

こんな大前提の中、絶対に成し遂げたかったカスタム、それが今回行ったタイヤのチューブレス化なのです。

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実は、あるYouTube動画を観ていて、タイ仕様のスーパーカブ110がパンクしてしまい、その修理にほとほと困るというシーンに出合いました。

チューブタイヤの場合、パンクした時には走行不能になるというのは分かっていましたが、海外仕様ということで、修理を断られるケースもあると知って愕然としました。

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このスーパーカブ110を買って、「しまなみ海道ツーリング」に行ってきました。復路は四国からフェリーで帰阪しましたが、約500㎞を走行したロングツーリングでした。
この時は細かいことは考えませんでしたが、もし遠い四国の地でパンクしていたらどうなっていたか…想像すると恐ろしくなります。

今後はこのスーパーカブ110で、四国や九州、そして東の方にもロングツーリングに出かけていきたいのですが、そうなるとやはりパンク対策をしっかり施しておかなければなりません。

 

 

ホイール加工を検討するも…

このパンク対策とは、つまりチューブレス化となるわけですが、そもそもスーパーカブ110のホイールは普通のスポークホイールでチューブレス対応ではありません。

したがって、チューブレスタイヤ装着を考える前に「チューブレスタイヤに対応するホイール」を入手しなければなりません。

 

まず考えたのは、現行ホイールをチューブレス対応に改造してしまうということ。そのようなカスタム加工ができるという話を聞いたのです。

某メーカーから「チューブレスキット」なるものが発売されていて、これはスポークホイールの隙間にシーリングを施すことで、スポークホイールをチューブレス化できるというものです。

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早速、これを使ってカスタムをしてくれるバイク用品店に見積もりを依頼したところ、「スーパーカブ110のホイールは幅が狭いので、チューブレス加工しても空気が漏れる可能性がある。なのでお受けしていない」という回答が返ってきました。

これタイ仕様であろうが国産であろうが関係ないことなのでしょうが、まずはここで挫折です。

自分でやるという考えもあったのですが、YO-Cから「この方法はリスクがある」との助言もありやめることにしました。

 

 

キャストホイールに巡り合う

ただ諦めきれず、色々とネット検索で探した結果、多分これがベストマッチと見つけ出せたのが、RCB(Racing Boy)というメーカーのホイール。

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RCBとはマレーシアに本部があるメーカーのようです。

同社のHPを見てみると、ホイール、ブレーキ、サスペンションなどのカスタムパーツのメーカーのようで、日本では「ツイントレード」という会社が輸入しています。

 

他のメーカーも探ってみたけど、結局はこれ一択のようです。

ということですが、やはり高価なもの(税込み45,800円+送料)なので、ツイントレードさんに何度も確認させて頂きました。

親切に色々と教えてくれたので安心して買うことが出来ましたよ。

個人的にはツイントレードさんはおススメです。

www.twin-trade.com

 

ちなみに、タイヤは「ピレリ ディアブロ ロッソ スポーツ」(税込み13,460円+送料)にしました。(これもツイントレードさんで購入)

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このサイズ(70/80-17、80/90-17)のチューブレスって、そんなにたくさんは無いのです。ということで少ない選択肢の中から、このタイヤを選びました。

 

 

完成しました!

ということで、色々と紆余曲折はあったものの、チューブレス化が実現しました。

スーパーカブ110のカスタマイズには多くの方が取り組んでいますが、チューブレス化までやった人ってそんなに多くはないと思います。

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先日の大阪モーターサイクルショーで発表された2022年新型のスーパーカブ110(国産)は、キャストホイール・チューブレスタイヤ・ディスクブレーキが標準装備されているようですが、(決してジェラシーとかではなく)こっちの方がスタイリッシュでカッコいいと思ってますし、やはり独自性があると思うし満足感もめっちゃ高いです。

 

というわけで、どんな工程でカスタムをしてきたのか、
その作業の全ての模様はぜひYouTubeでご覧くださいませ。
(よろしければ、いいねボタンと、チャンネル登録もぜひお願いします!)


www.youtube.com

URLはコチラ→ https://youtu.be/Q2bSrJZURCE

 

 

ブログ後記

今回のカスタムでは、エアバルブが合わなかったり、ベアリングプーラーを買うことになったり、YO-Cもベアリング圧入器を買ってくれたりで、予定(想定)していなかった色んな事が起きましたが、それも楽しい思い出の一つです。

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残る大掛かりなカスタムとなると、キャンプ道具を積めるようなリアキャリアの装着をどうするか、そしてマフラーですね。

2022年新型のスーパーカブ110(国産)は、タイ仕様2021年モデルから搭載されたロングストロークエンジンと同じものを積んでるという噂もあるので、もしかすると国産カブ向けに今後開発されるカスタムマフラーが見事に適合するかもしれません。

それを待ちたいと思います。


さて、

冒頭に書いた通り、作業の殆ど99.999%はYO-Cにやってもらいました。

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彼は「バイクを触ることが好きだから」と言ってくれますが、のべ2日かけてやったので、時間も労力も使わせてしまいました。

 

YO-C、ホントにありがとう~!!


(おわり)

 

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ありがとうございました!

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