お疲れ様です。今日もご訪問ありがとうございます。
前回の終わりに「会いたい女の子がいる」と書きましたが、今回はその話からの再開です。
エピソード6(最終話)は、詰め込んだ感じの長編になってしまいましたが、最後ってことでよろしくお付き合いくださいませ。
"さんご"という名の娘
ドルフィンファームしまなみに到着したのは午後3時半ごろ。
さすがに10月ともなると午後3時半は夕方感が強いですね。
このドルフィンファームは「イルカたちと触れ合う事のできる日本最大級のふれあい施設」なのだそうで、詳しくは公式HPをご覧ください。
実際に行ってみると家族連れの方がウエットスーツを着て海に入り、スタッフさんの指導を受けながらイルカに触ったり一緒に泳いだりしていました。
さて僕のお目当ての女の子はここドルフィンファームにいます(いるはずです)。
その娘の名は”さんごちゃん”。
こんな女の子です。(右側の人間の女の子は、るんばさんです笑)
施設案内|しまなみ海道でキャンプ・観光なら|ドルフィンファームしまなみ
(そのシーンは3:25あたりから)
そう、ここドルフィンファームしまなみもLike a windでオンエアされた聖地で、るんばさんとさんごちゃんとのふれあいの時間を観ているだけでホントに癒され、でもさんごちゃんとのお別れのシーンでは迂闊にも涙したりで、しまなみ海道へ来たら必ずここに寄って、さんごちゃんは今でも元気にしているのかを確かめたかったのです。(オンエアから2年経ってます)
元気だったよ!
イルカを見るだけなら車やバイクは道の駅伯方SCパークの方に止めて、ドルフィンファームしまなみの入り口へと歩いていきます。(ドルフィンファームの目の前にもエントランスと駐車場があるのですが、ここはキャンプ場の入り口のようです)
ドルフィンファームの建物自体はこんな感じの小ぶりなもので、ここで見学料500円を支払って入場します。
そしてそのまま桟橋の方に歩いていくと、イルカたちと触れ合うことのできるプールがあります。このプールは海の中に設けられた柵のあるプールでここでイルカを間近で観たり、触れ合ったりできます。
ちょうどスタッフさんがいらっしゃったので、「さんごちゃんっています?」と聞いたら「いますよ~」って笑顔で教えて下さいました。
変なオッサンが「さんごちゃん、いますか?」って不審な感じもしたでしょうね(笑)
でも、僕自身はこの瞬間、大阪から一般道をトコトコ走ってきた疲れも吹っ飛び、達成感は最高潮に。
そして、この子が"さんごちゃん"です。
元気にプール内を泳ぎ回るさんごちゃんに会えてホントに感激。
同じプールでは、ももちゃんという別のイルカちゃんも泳いでいて、油断するとどっちがどっちか分からなくなる(まだ修行が足りません)ので、必死で彼女を追いかけた数分間でした。
るんばさん、さんごちゃんは元気にしてましたよ!!
見近島にも立ち寄る
無事にさんごちゃんに会えて、感激もひとしおの中ですが、時間も迫ってきているので次の島を目指します。
次の訪問地は、しまなみ海道ルートでは最後の島となる大島(今治市)にある「亀老山展望台」。
ここが今回のツーリングで訪問する最後の聖地となります。
ただ、その前に少しだけ寄っておきたいところがあります。それが「見近島」。
伯方島と大島の間にある小さな島で、ここには西瀬戸自動車道のICはありません。
つまりここに来るためには、原付・自転車・徒歩のいずれかの手段である必要があります。この見近島のことは全くノーマークだったのですがSNSフレンドから教えてもらって寄ってみることにしました。
島に下りてみると、そこは「カブの楽園とも言えるキャンプ地」でした。
重ねて言いますが、ここへは自動車や125ccを超える自動二輪車では来れませんから、ほぼ原付ライダーだけが楽しめる、いわば独立王国のような感じでしたよ。
キャンプ好きの原付ライダーさんにはおススメしたい穴場だと思います。
ラストの聖地へ
見近島という穴場スポットを体験した後は、いよいよしまなみ海道ルートの最南端の島・大島に渡ります。
伯方島と大島の間には、それぞれの島の名前を冠した橋が架かっていますが、この二つの橋の通行料金が50円でした。
さて、今回のしまなみ海道・聖地巡礼ツーリングの最後の訪問地は大島にある「亀老山展望台」。
ここから来島海峡そして来島海峡大橋を見下ろせるのですが、Like a windオンエアでは素晴らしい風景を紹介してくれました。
ここに来るまで、明石海峡大橋や瀬戸大橋を見て、しまなみ海道に入ってからも因島大橋・生口橋・多々羅大橋などの立派な橋を見て、そして渡ってきました。
次の亀老山展望台では、今回の「橋めぐりツーリング(笑)」の集大成ともいえる来島海峡大橋を見た後にその橋を渡り、それにてすべてがコンプリートとなります。
今回の僕のしまなみ海道ツーリングでもラストをしっかり飾ってくれる、そんな景色に巡り会えるのだろうと大きな期待を抱きながら、ラストの聖地へと向かいます。
聖地④ 亀老山展望台
見近島からは約15kmほどの距離で亀老山展望台に到着です。
最後は坂道を駆け上がっていくのですが、展望台に到着する直前にも素晴らしい景色に巡り会えます。バイクならこんな感じの来島海峡大橋とのツーショットが撮れますよ。
さらにもう少し上ると展望台があります。駐車場はそんなに大きくないような感じだったので、車で行く方は注意が必要ですよ。
そして、実際に展望台から撮った写真がこんな感じです。来島海峡大橋、その下に来島海峡があります。正面遠くに見えるのは本州でしょうか。
時間的に(16:40頃でした)ちょうどいい感じの夕焼けが見れました。
大阪と九州(北部)を結ぶフェリーは基本的にこの来島海峡を通るのですが、大阪からの往路でも、大阪への復路でも真夜中の通過となります。
なので真っ暗の中を航行すると思うのですが、今度さんふらわあで九州へ行くときはぜひ来島海峡大橋を通過する時に下からこの大きな橋を見上げてみたいものです。
ということで、これにて今回の聖地巡礼はここで終了。この素晴らしい景色を見ることが出来て、ここへ来て本当に良かったと感激した瞬間でした。
ウラ聖地巡礼
この後は、来島海峡大橋を渡って四国本土に上陸です。この来島海峡大橋は距離が長く、通行料金も破格の200円でした。その分、走りながら目に飛び込んでくる景色も素晴らしいものがありました。
そして、しまなみ海道を渡り終えたのが、午後5時過ぎ。
時間的には上手く行き過ぎた感もありますが、何より無事に渡り終えることが出来たことに安堵です。
さて、今回のツーリングの途中では色々な場所に訪問するたびにTwitterに投稿してきたのですが、その途中、こんなメッセージを頂きました。
しまなみ海道に掛かる橋もすべて趣向がちがい、それぞれの造形美に見とれちゃいますよ〜!
— きのせひかる(ぴかるんば) (@hikarukinose) October 9, 2021
聖地巡礼、ありがとうございます!!!
※お写真は、ロケ後に今治市で食べたご当地グルメ。重松飯店、略して重飯!!! pic.twitter.com/paaqfkHk4X
なんと、るんばさんからのリプだったわけですが、これって「聖地巡礼が終わったらここにも寄って来いよ」という天使の囁きにしか見えませんでした。
時間は少し夕食に早い時間帯ですが、帰りの船(帰路は、東予港からオレンジフェリーで大阪へ帰ります)の出航までには絶対にお腹も空くだろうからちょうどいい感じです。
てなことで、「重松飯店」に寄って、ご当地グルメの焼き豚卵飯を食べてきました。
純粋に普通にとても美味しかったです。
そんなに特殊で難しい料理にも見えないので、大阪でも(王将とかで)メニュー化してくれないかな~と思うくらいです。
ところで、これも聖地巡礼に数えていいかな?
いや、オンエアされてないから「ウラ聖地巡礼」なのかも(笑)
るんばさん、いい店を教えてくれてありがとう。
お店の名前も「しげはん」ってことで、Like a wind的オチにはピッタリですね!
ブログ後記
このあと、愛媛県・東予港までさらに走り、午後10時出航のオレンジフェリーで帰阪の途に就きました。
数年前にできた新造船のようで、船内は奇麗でお部屋も広くて快適で、何より大浴場に入った後のビールが最高でした。
なんやかんやで帰宅は翌日の午前7時。
出発してから帰宅するまで約40時間・走行距離は500kmの旅でした。
さて、全6話に亘って書いてきたブログ「しまなみ海道ツーリング」もようやく終わりの時を迎えました。
全てお読みくださった皆さんも、パートパートで読んでくださった方も、本当にありがとうございました。
最後に所感を書いてブログを締め括りたいと思います。
ホントに120点の旅だった
出発の日(10/8)も、メインとなったその翌日(10/9)も全て最高の天気と気温に恵まれたことはホントにラッキーでした。
そのおかげで、美しい景色をさらに美しく楽しめました。
グルメでは、加古川かつ飯、瀬戸内レモン鍋、はっさく大福、焼き豚玉子飯を楽しみましたが、どれも美味しかったし出来ることなら再訪したいお店ばかり。
途中、スニーカーのソールが剥がれるというアクシデントにも遭遇したものの、それを差し引いでも120点の旅だったと言えるでしょう。
時間配分が課題
一つ課題を挙げるとすれば時間の使い方です。
お昼過ぎに尾道市を通過し、最終的にしまなみ海道を渡り終えたのは午後5時過ぎ。
訪問しようと思っていた4つの聖地に行けたし、それぞれの訪問地で過ごす時間も予定通りだったのですが、逆に言うとこの4件が限界だったと思います。
しまなみ海道の島々をゆっくり堪能するためにはやはり丸1日は必要ですね。
次回またここへ来ることがあったら、前日までに尾道市入りし、翌朝からしまなみ海道を渡ろうと思ってます。
神様が繋いでくれた縁
帰宅してからライクアウインドのスタッフさんから教えてもらったのですが、2019年10月9日~10日、つまり僕がしまなみ海道を渡ったちょうど2年前が番組のロケの日だったそうです。2年前の同じ日にるんばさんやスタッフの皆さんが渡った通りに僕がその後を辿ったということです。
これって神様が繋いでくれた縁としか思いようが無いと思うのですがどうでしょうか。
僕自身、そのポジティブサプライズに驚きを隠せまんでしたし、これからもLike a wind聖地巡礼を続けていくことのモチベーションが沸き上がってきました。
そうそう、今日(10月20日)は、Like a windスタッフのたはらかすみさんのお誕生日です。おめでとうございます!
これからも魅力的な聖地をたくさん紹介して下さいね~
さて、明日(10月21日)から"フェリーさんふらわあ"に乗って九州ツーリングに行ってきます。
その出発までに何とか書き終えたいと思い、本来は2回に分けるつもりだった最終話がこんなに長くなってしまいました。
24日の朝に帰宅するので、その次の日から今度はさらに長編の「九州ツーリング2021」が始まる予定なので、またその時はよろしくお願いいたします。
最後までお付き合い頂き本当にありがとうございました。
(おわり)
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