聖地巡礼のバイク旅

-Leave the destination to the wind-

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カブ主になりました!

先日、遂に長年の構想(妄想)だった「カブ主」になることができました。

購入したのは、「2021年 タイ・ホンダ製 スーパーカブ110(JA56)

(前回のブログでは、もしかしたらカブを買うかもしれないと書きましたが、実はその時点ではカブ主になることは決定していました)

今回のブログは、構想段階からカブ主になるまでの経緯について書いてみようと思います。

 

 

妄想のはじまり

セカンドバイクが欲しいという思いは以前からありました。それがさらに明確な欲望となったのは、今年の2月。つまりMT-09トレーサーを購入した時です。

CRF250Rallyからトレーサーに乗り換える時、たくさんのバイクショップを巡り、その過程で多くのバイクを見てきました。その時にふと思ったのが、「バイクでちょっと近所のコンビニまで」という“手軽さ”が欲しくなったということなのです。

それまでのCRF250Rallyに乗っていた時にはあまり感じなかったことが、大型バイクに乗り換えたことでセカンドバイクへの想いが沸き上がってきたようです。

  • 「以下はその時に書いたブログです」

junrei-rider.hatenablog.jp

 

そして、あれから約半年が過ぎましたが、そのセカンドバイクへの妄想は「カブ主になる」という形で実現することができました。

 

 

カブへのあこがれ

そもそも「カブ」に対する憧れはかなり以前から持っていました。

KEMEKOのH社長やそのお仲間のUさん達が週末に(コロナ前のことですよ)淀川キャンプを楽しんでいる姿を見てクロスカブが欲しいなと思ったのが最初だと思います。

その後も、カブへの憧れを膨らませるいくつかのきっかけがありました。

 

「俺も8耐走りたい」

これは僕が敬愛するサザキヒロシさん(シンガーソングライダー)が、カブの8耐レースに挑戦するというLike a windの企画です。

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この時の「カブを舐めたらアカン」「カブは奥が深い」などの酒井大作選手(鈴鹿8耐優勝ライダー)という発言は強烈に印象に残っています。

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このオンエアを観てから「スーパーカブ」というバイクが頭の片隅に残るようになりました。

カブ8耐走りたい!練習編【Like a wind】#634 - YouTube

 

「今から晴れるよ」

これは、映画「天気の子」での有名な陽菜のセリフです。この映画ではピンクのスーパーカブが登場したことで、バイクファンには一定の反響があったと思います。

そして、このセリフをLike a wind「カブ3姉妹ツーリング」のオンエアの中で“るんばさん”(きのせひかるさん)が再現してくれて、そのシーンが見事に映画とダブって見えたことで、自分の年齢も顧みず「ピンクのスーパーカブ」に対する好意的な想いが鮮明に残りました。

いま大人気のカブ3種類を乗り比べ!カブ3姉妹ツーリング② #CT125 #ハンターカブ #スーパーカブ #クロスカブ - YouTube

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※今回もLike a windオンエアからのキャプチャ画像を使わせていただきました。

 

 

沸き上がる妄想

今年(2021年)の2月、バイクをMT-09トレーサーに乗り換えたことは既に述べました。そして既に7,000kmくらい走りました。

それまで乗っていたCRF250Rallyでは限界を感じていた長距離ツーリングが苦にならなくなったことで、遠出することが増えたわけです。

トレーサーを買って大満足している一方、トレーサーの大きくて重い車体を取り回す際、やはり手軽に乗れるバイクが欲しいとの思いも募ってきていました。

そして、その想いが膨らんできた今年の夏、ある出来事がありました。

 

①仲間が増車した

先日、僕のバイク仲間でメンテナンス師匠のYO-CがPCXを購入しました。

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それまで彼が「アドレスV」を所有し、主に通勤用として使っていた時にはあまり羨ましさを感じなかったのですが、PCXを増車すると聞いてちょっと心が揺れました。

単純に「やっぱりこんなのが1台欲しいなあ」って思いが急激に募ってきたのです。

 

②「カブ部」のモトブログ

このことは前回のブログに書いたので詳細は割愛しますが、武庫川自動車学園のインストラクターさん達4名によるモトブログ「カブ部のチャンネル」が面白く、かなりの(相当な)影響を受けました。

  • 「以下は前回書いたブログです」

junrei-rider.hatenablog.jp

 

 

559ロードさんへカブを発注

こうなると、やはり手軽に乗れる「原付2種」レベルのバイクが欲しいという思いを抑えきれなくなり、適度な値段で買える良きバイクは無いかと近くのバイクショップを巡ることとしました。

そんな中、注目したのがヤマハのシグナスRAYというインドからの逆輸入のバイク。そのお店では乗り出し23万円くらいの値札が付いていました。

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逆輸入車にはさほど興味が無かったというか、全くノーマークだったのですが、上記の経緯もあり帰ってからグーバイクを検索し色々見ていると、知り合いのバイクショップも同じシグナスRAYを取り扱っていることに気付きました。

そのバイクショップとは、滋賀県草津市にある「559ロード」さん。(559はココクと読み、湖国つまり滋賀県を指します)

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このお店のオーナー・田村さんは、前述の「俺も8耐走りたい(Like a wind)」でサザキさんや酒井大作選手と一緒にチームを組んだ一人で、カブのエキスパートとして知られた人。

そして、僕は田村さんとは、以前からサザキヒロシさんを通じて仲良くさせて頂いている仲です。

その田村さんに電話をかけ「シグナスRAYは買いですか?」と質問してみたり、逆輸入車について色々と教えてもらっている内に

「今なら、ピンクのタイ・ホンダ製 2021年モデルのスーパーカブ110の在庫がある

乗り出し価格は24万円未満(自賠責1年の場合)」

と田村さんが教えてくれました。

いくら海外モデルとはいえ、この価格で新車のカブに乗れるとは思ってもいませんでしたから、その言葉にセカンドバイク(スーパーカブ)への欲望は最頂点に…

 

参考までに559ロードさんの連絡先をここに記しておきます。

海外モデルのバイクにご興味がある方はぜひ!

www.goobike.com

 

 

遂に念願のカブ主に

タイ・ホンダのスーパーカブの特長や特性については、カブ部のYouTubeチャンネルで十分理解できていたし、2021年モデルはエンジンが一新されたこと、ロングシートが装着されスタイリッシュになったこと、メーター周りの機能が刷新されたこと等、いいなあと思っていたのです。

ということで、9月4日(土) ピンクのモデルを発注することとなりました。

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田村さんはカブのエキスパートとして有名な方ですから、今後のメンテナンスでも頼りになります。

また、田村さんのお店から買えることで日頃のお付き合いへのお礼にもなるし、一石何鳥にもなりますね。

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ただ、僕は大阪在住で、お店は滋賀県。納車までの効率性など色々と相談した結果、ナンバー取得だけは自分でやることになりましたが、9月13日(月)に納車してもらうこととなりました。

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つまり発注してから9日目に納車してもらうという超スピード対応

田村さん、本当にありがとうございました。

 

 

面白い! 楽しい!

さて、9月13日(月)は仕事の都合も付いたのでお休みとさせてもらい、バイクを受け取りに滋賀県草津市まで行ってきました。

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559ロードさんの店舗はJR草津駅からほど近いところにあることは知っていましたが訪問するのはこれが最初。

店内事務所には、田村さんのツナギが飾ってあったり、レース車両が置いてあったり、ワクワクさせてくれる雰囲気に満ちていました。

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さて、初めて対面するピンクのスーパーカブ110 JA56。(ちなみに巡礼2号と名付けました)

国産の「天気の子バージョン」よりもさらに濃いピンク色で、かつメタリック塗装も施されているようです。

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加えて、田村さんがコーティングまでしてくれたようで、美しい色合いを醸し出しています。

 

まずは約60kmの慣らし運転

そして一通りの説明を受けて、自宅までの60kmの道のりを慣らし運転を兼ねて帰ることとなりました。

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学生の頃、近所の酒屋さんでアルバイトをさせてもらっていたので、その時にカブの運転は経験済。

カブ独特のギアチェンジに戸惑うことなく、無事に運転でき自宅までスムーズに帰ることができました。(ただ、途中で幻のクラッチレバーを何度も握りしめたことは内緒です、笑)

今後、乗り心地などについては改めてインプレを書こうと思いますが、一言で「面白くて楽しいバイク」ですよ。

 

エンジンもコーナリング性能も良し!

メーカーからは出力・トルクともに発表無しですが、エンジン性能はもう十分なレベルですし、コーナリングもひらひらと快適に曲がってくれます。

自宅まで1時間半ほどかかりましたが、トレーサーに乗っていて感じるお尻の痛みとさほど変わりません。

半世紀以上愛され、1億台以上売り上げた歴史と実績はダテじゃないと思える、ホントいいバイクです。

緊急事態宣言が終われば、仲間たちと原付ツーリングに行きたいし、近い未来に「しまなみ海道」をこのカブで渡ってみたいと思っています。

 

 

ブログ後記

「セカンドバイクを持つ」「カブ主になる」という二つの夢を同時に叶えることができ、今は本当に幸せな気分です。

早速カスタムに着手

次の週末は、早速カスタムに取り掛かろうと思っています。

逆輸入車だけに修理パーツが手に入りにくかったり、カスタムには不向きだという声があるようです。

でもそれを工夫しながら自分だけのカブを作り上げるのも楽しいことだろうと思いますし、幸いにも友人にYO-Cという頼れる存在がいます(今回のカブ購入に関しては、彼にも色々と相談に乗ってもらいました)。

早速、YO-Cが色々手伝ってくれる(実態を言うとほぼ全面的にお任せですが)こととなり、まずは電装系から始めて、ブレーキ強化、サスペンション、最後にマフラーへと進めていく予定です。

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また困ったときは田村さんにも助言を貰いながら、少しずつ自分なりのカブ(巡礼2号と名付けました)を作り上げていきたいと思っています。

そのカスタム日記もブログにアップしていこうと思いますし、今後、タイモデルのカブを購入される方の何らかの参考になればとも思っています。

 

お世話になった皆さんへ御礼

このようにして念願のカブ主ライフが始まりました。

このカブに乗ってツーリングに出かけることはもちろん、例えば「しまなみ海道」を走ってみたり、四国お遍路をこのカブで回ってみたいとも思っています。

 

末筆になりましたが、今回のカブ購入に際し、お世話になった方、直接的・間接的に影響を与えて下さった方にお礼を申し上げます。(順不同)

  • 559ロード・田村充さん
  • バイク情報番組・Like a windさん
  • サザキヒロシさん
  • きのせひかるさん
  • バイク仲間のYOCさん

本当にどうもありがとうございました!

 

(おわり)

 

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