こんにちは。今回もご訪問ありがとうございます。
今回のブログは、仲間が交通事故に遭い、その事故後の救急搬送について、ちょっと考えさせられたことがあったので、その事について書きたいと思います。
なお、今回のブログは文章しかありませんので、悪しからずご了承ください。
事故の概要
事故の状況については当事者ではないので、本来はここに書くことは差し控えたいと思いますが、簡単に言うと仲間(以降、A氏)はバイク、相手方はトラックで、そのトラックの左折時に巻き込まれて転倒し、A氏は、腹部打撲ならびに左手首の捻挫。そして乗っていたバイク(納車直後のPCX125)の前部等に擦れ傷など多数でした。
事故直後に本人と会いましたし、バイクも見ました.
本人は痛い思いをしたので気の毒ですが、この程度で済んで良かったと思っています。
なお過失の度合いは相手方の過失100%と聞いています。問題は、事故のあと、病院で診てもらうまでのことです。
事故後の発熱
事故直後、目撃者の方が警察に連絡して下さったらしい(この方はしっかり証言もして下さったらしい)のですが、肝心の救急車は彼が自分で呼んだそうです。
警察から「救急車は呼びますか?」と聞かれ、「はい」と答えたら、「では自分で呼んでください」という流れだったそうです。横の連携ってないのでしょうか。
今回のケースでは、A氏は軽傷で話せる状態だったから良かったものの、苦しんでたり、意識不明だったらどうするのでしょうか。
この事、知り合いの公務員(青い制服を着て白いバイクに乗って仕事している人)に聞いてみようかと思っています。
さて、彼が自分で手配した救急車もほどなく到着。
前述の通り、手首や腹部にけがを負っているということで、近くの病院に搬送すべく救急隊員の方が手配をしてくれたそうです。
しかし問題は、その怪我のことでは無く、その時の彼の体温でした。
この時、彼の体にどのような変化があったのかは知る由もありませんが、収縮期血圧が200mmHg、体温も37.5度まで上昇していたようです。
ストレスで発熱する
ネットなどで調べてみると、ストレスが発熱の要因になるようですね。
「ストレスによって自律神経が正常に働かなくなり、体温調節中枢の機能が低下してしまうことが原因だと考えられています。」だということです。
事故の直後はまさしくストレスが大きく増えている状態ですから、彼が発熱しても不思議ではありません。
ちなみに事故後の“むちうち”の症状が発熱を起こすことはよくあるそうで、中には事故直後に発熱することもあるようです。
発熱が救急搬送に影響
彼の場合、この体温がネックになり、3つの病院から受け入れを断られました。
彼曰く、交通事故での搬送受け入れ依頼は比較的すんなりといったらしいのですが、その後に体温を告げるとダメとなったそうです。
病院側からすると、「その発熱は、何が原因か分からない以上(時節柄、コロナで発熱した疑いがあるということでしょうか)、今はその患者を受け入れることはできない」ということのようです。4軒目にしてようやく受け入れ先が決まったようです。
衝撃的な事実
事故に遭い怪我をして、救急搬送が必要な状態になっているにも関わらず、(コロナに感染しているか否か、その事実に関係なく)一定以上の発熱があった場合は救急搬送してもらえないという事実は衝撃的です。
しっかりお断りをしとかないといけないのですが、これは病院を批判して書いているのでは決してありません。
それほど病院がひっ迫した状態にあり、センシティブになっているという事実を示す一つの事例ということなのでしょう。
新型コロナの感染拡大により、病床がひっ迫しているということは報道を通じて理解できていましたが、その間接的影響が交通事故による患者搬送にも及んでいるという事実は衝撃的であると言わざるを得ません。
リスク低減の行動を
今回のA氏の事例から、以下を考えさせられました。
- 事故に遭い怪我をしても発熱が原因で治療してもらえないことがあること。
- 同様に自分が加害者となって怪我をさせた場合に、相手が搬送されずに治療が受けられない場合もあること。
- そして、それが最終的には命の危機に直面するかもしれないこと。
僕は、技術を習得し、道路状況・交通状況をしっかり把握し、ルールを守って乗ればバイクは危険な乗り物ではないじゃないという考えに些かも変化はありません。
でも今のこの時期に関しては、病院の負担を減らし、かつ自分を守る(自分を危険に晒さない)という点では、(バイクに乗ることも含めて)少しでもリスクを減らす行動をとることが必要かなと思っています。
ブログ後記
僕は、コロナ禍においても他人との接触がない限りは自分が感染することもさせることも、他人に感染させることもないという考えから、府県の境を越える・越えないに関係なく個人でツーリングを楽しむくらいは良いじゃないかと思っていました。
この考え方には今でも変化はないのですが、今回のA氏の事故後の経緯を知ったことで、とにかく今は救急搬送されるような状況になることだけは絶対に避けなくてはならないと強く思っています。
末尾になりましたが、友人A氏が軽傷で済んだのは不幸中の幸いでした。彼の一日も早い快癒を願っています。
(おわり)
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